情熱の薔薇

天幕旅団主宰:渡辺望が傾ける様々な情熱。

「1Q84」の情熱

2009-05-31 15:00:59 | Weblog
遂に出た!

春樹の新刊「1Q84」。

7月興行が終わるまでは、手にとるまいと決めていたのだ。

今読み始めたら止まらないと思っていたのだ。

書店の前を通りかかると、平積みだ。

ちょっとだけ、ちょっと冒頭だけ立ち読みしよう。。。

チーン。

気がついたら、ブックカバーに包まれた本が手の中に。

財布からは千円札が消えていた。

買っただけ。だけ。

読むのは後で・・・


「粘る」の情熱

2009-05-27 23:45:33 | Weblog
極度の味覚音痴なので、おいしいとかまずいとかがわからない。
なので、食についてあれこれ言うのはちょっと気が引ける気もするのだけれど。

納豆が好きだ。

粘るモノ、が好きなのだけれど、納豆はその代表格だ。
気がつけば、家で食事をするときには大抵納豆が食卓にある。

何にでも納豆を載せる。

みそ汁、オムレツ、カレー。
ミートソースにも合う。

もちろんそのままでも食す。


で、こんなものがあった。

願ったり叶ったり。


「感触」の情熱

2009-05-25 23:37:05 | Weblog
「ドラえもん 緑の巨人伝」をやっと見る。

最近は映画館に見に行けなくて、DVDでの観賞になることが多い。

声が変わってからのドラえもんを敬遠する声もあるのだけれど、僕はわりと肯定派だったり。

というか、なんかもう、別物なのだ。

感触の違いは声では決してなくて。
演出が今どきな感じ、というか。敢えて表現するなら、子供向けに作ってないというか。

映画は、特にその感じが強い。

もしかしたらそれが逆に、ドラえもんとしての良さを消しているのかもしれないけれど。


ラストで、のび太が冒険を終えて帰宅する。

久し振りに会ったママに泣きながら飛び付き、ママは照れながらものび太を抱き締めて「おかえり」と言ってあげる。

従来のドラえもんならここで終わり。

だが、新しいドラえもんでは、その二人をちょっと羨ましそうに眺めるドラえもんが写る。

傍らにパパ。

パパは、ドラえもんに、「おいで」と微笑む。

泣きながらパパに飛び付くドラえもん。

で、幕。


なんか、ものすごく泣けてしまった。

こういう描写、前はなかったなあ。

「麺も膨らむ」の情熱

2009-05-23 23:49:56 | Weblog
今回振り付けをしてくれる、まりえちゃんが稽古場に来てくれる。

自分で作・演出とかもやったりする子なんだけど、僕は彼女の振り付けがとても好きで。

今回、是非に、と振り付けをお願いし。

打ち合わせがてら中華屋でしゃべる。

なんだか、シーンが色々膨らんで行きそうで、わくわくする。

気が付けば、しゃべるのに夢中で、食べるのを忘れる。

まりえちゃんのラーメンが伸び伸びに。

ごめん。。。

「世話焼きの優しきマザー」の情熱

2009-05-21 23:25:03 | Weblog
なんだかとてもミーハーな感じがするけれど、
YUKIはやっぱりいいなあと思う。

携帯の着メロは未だに「JOY」だったりする。
曲も、アートワークもPVも、なんかかっこいいなあと思うのだ。


で。
ちょっと前の曲だけど、「スタンドアップ!シスター」という曲があって。
それのPVを最近見直して、やっぱりきゅんとしてしまう。

YUKIが歌いながら踊っていて。
で、よく見ると、唾とか涎とかが細かくいっぱい飛んでいる。
それが地面に落ちると、花が咲いていくのだ。
それはやがて木になり森になり、世界を作っていく。
そんなPV。


今度再演する「Heavens」。
そう言えば、この「スタンドアップ!シスター」を聞きながら書いていたなあと思い出す。

台本読み返してみたら、結構意識してるなあと気づく。

「稽古開始」の情熱

2009-05-19 23:48:36 | Weblog
いよいよ、稽古が始まりました。

今回は、初参加は一人だけ。

後はみんな前回からの続投組。

稽古場に皆が「おはよ-ございます」と行ってばらばらと入って来る。

なんかみんな、心持ち照れたような笑みを浮かべている。

みんな、わくわくしているのだ。

嬉しくなる。


初日は、ストレッチから始めて、徐々に身体を使うワークへと。

皆、久し振りに身体動かしました、みたいな感じにちょっとぎこちない。

若干不安になる。

今回は、めっちゃ動く芝居だよ。


ともかくも、始まりました。

これから二か月、楽しみです。


稽古中ははしゃいでて写真取り忘れる。

代わりに、飲み会写真。


「再燃」の情熱

2009-05-17 19:31:46 | Weblog
ピスタチオ演劇について、憧れが再燃している。

先日、本家を目の当たりにしたことも大きい。

また、たまたま昨日見た芝居も、ピスタチオをリスペクトしたと思われる芝居だった。

でも、一時期に比べると、そういう芝居は減った。

僕自身も、ちょっと違う方向へと目が向いていた気がする。

けれど、今度再演する「Heavens」。
思い返せばこれは、ピスタチオ演劇へのリスペクトに溢れた芝居だったのだ。

改めて演出プランを考えていて、やはり、それをやりたくなっている自分がいる。

再燃している。

「もうすぐ」の情熱

2009-05-15 23:22:19 | Weblog
まもなく稽古が始まる。

いよいよ、夏興行の稽古開始。

ふと考えれば、半年振りに演出という立場で稽古場に行くのだ。

その間、色んな現場行って色々思う事あり。

だけど、今度は自分が稽古仕切ったりするんだわ、と思ったら、なんか緊張してしまったり。

でも、わくわくしているのだ。


いよいよ、来週から。

「電話を待つ」の情熱

2009-05-13 21:18:24 | Weblog
村上春樹にハマっている。

なんだか、久し振りに読み返したら止まらなくなった。

「風の歌を聴け」から読み始めて、「ダンス・ダンス・ダンス」まで来た。

この文章の美しさと言ったら、なんかもう、ため息が出る。

「ダンス~」なんて、学生時代に読んで以来だったので、なんか大半忘れていて、とても新鮮だ。

にしても、度々出て来る「電話」の描写に時代を感じる。


『ドライブに行こうよ。』
『今日は、五反田君から電話がかかって来るから、家に居なきゃいけないんだ。』


みたいな。

この物語自体、家で誰かから電話がかかってくるのを待つみたいな話だからなあ。

その時間の流れに面白さがある気がするのだ。

なんかちょっと、いい時代だったんだなあ、と思ったりして。

「天狗様」の情熱

2009-05-11 23:55:26 | Weblog




ちょっと前だけど。
高尾山に登った。

久々に、だったはずだが、以前はいつ登ったかは全然記憶にない。

多分、小学生の頃だったと思う。

というか、登山自体も、かなり久々だ。

中学高校では、毎年一回、遠足、という名の登山、という名の修行があり、逃げ出したくなるような高い山に登った。

それ以来だと考えれば、もう相当昔だ。


ちょうど天気もよく、気候もいい感じで、登山にはとても適した一日だった。

山道なので道端が狭く、また、シーズンということもあり、結構登山客がいて、列を成してあるいていたので、だらだら登る感じにならなかったのだが、やはり歩くのは気持ちがいい。

中学の時の遠足で、引率の先生が、「僕らは普段、コンクリートの上を歩かされてる」と言っていたのを思い出す。

土を踏む感覚。
素敵だ。


帰りがけに麓で、とろろそばを食す。
美味。