情熱の薔薇

天幕旅団主宰:渡辺望が傾ける様々な情熱。

「無心にクッキング」の情熱

2012-10-21 22:49:05 | つれづれに
天幕旅団♯5「弔いの鐘は祝祭の如く」、稽古始まっております。

稽古場では色々と実験をし、PCの前ではあれこれ思いを巡らせて。
ふわふわとした空気のようなものの中から、
化学変化で出来上がる鉱石のようなものを取り上げる、みたいな作業。

今回は、クリスマス・キャロルがモチーフ。
原作は、読めば読むほどに不思議な作品だという気がしています。
行間というか、隙間というか、空白が多いような気がするのです。
そこに潜り込んで、物語を広げていく。
長い長い、トンネルのようなものです。

煮詰まったら、台所に立つ。
最近の気分転換は、料理。
ボーっとしながら手を動かしていると、なんだかふわっと浮かんでくることも。

ホワイトシチューと混ぜご飯をワンプレートで。


次の日のお弁当も勢いで作ってしまったり。



さて、チケット予約、開始しております。
天幕旅団クリスマス興行、今年の締めに是非是非。
ご予約はこちらから!
PC→https://ticket.corich.jp/apply/40202/002/
携帯→http://ticket.corich.jp/apply/40202/002/

「ふわふわした探検」の情熱

2012-10-18 23:11:41 | 稽古場から・劇場から
さて、天幕旅団♯5「弔いの鐘は祝祭の如く」、稽古始まっています。

まだまだ、ふわふわとしたイメージの中を手探りで進んでいく感じ。
演出の方向性を稽古で色々と試し。
自宅ではPCに向かって、物語の行く先を探っております。

今回は、「クリスマス・キャロル」が題材。
18世紀~19世紀のロンドンが舞台。
90年に亘る長いスパンの物語を、ぎゅっと90分に凝縮して描きます。

当時の空気というか、時代感にどうにか浸れないだろうかと、あれこれ想像して。
想像するだけしかできないのだけれど。

ヒントにならないだろうかと、iPodの中からイギリスっぽいものを探してみたり。
なんだか、改めて聞くとすごく懐かしい。

これとか。
Boo Radleys Wake Up Boo!


これも。
Blur - Song 2 (HD Official Video)


あと、Oasisとかも。
当時は、かなり聞いてたなあ。


チケット発売は、今週土曜日から!
10/20 10:00~

天幕旅団♯5
「弔いの鐘は祝祭の如く」
2012年12月20(木)~24日(祝)

ご予約はこちらから!
PC→https://ticket.corich.jp/apply/40202/002/
携帯→http://ticket.corich.jp/apply/40202/002/



「またひとつ終わって、その次」の情熱

2012-10-11 17:54:19 | 稽古場から・劇場から
というわけで、七月末から稽古していた芝居がようやく終わり。
ご来場頂いたお客さま、ありがとうございました。

不思議の国のアリスをモチーフにした、オムニバス。
ウサギを追いかける主人公を演じた、ゆりえ嬢。



あ、衣装の写真がないや。
稽古後にご飯食べてるとこだ。

絵本の中のアリスを演じた、千智嬢。


あ、これも衣装ぢゃないや。
りほ嬢とみその嬢も打ち上げ中。

、、、芝居中の写真は取り忘れました。
かわいい衣装だったのに、残念。

さて、
ダンス教室の発表公演を芝居とコラボしたい、ということで企画を頂き、一本作ることになりました。
第一回目の打ち合わせは震災前だったので、結構時間をかけて実現した作品だったのです。

二十人の大人数芝居を演出するのは初めてで、よい経験でした。
人数の醸し出す迫力というのは、それだけでわくわくする。
天幕の芝居が少人数に向かっているのと真逆で、これはこれでアリだなと思ったのです。

普段、ダンスをやってる子たちなので、舞台上でセリフを言うのは学芸会以来という子も結構居て。
慣れないながらも一生懸命やってくれました。
でも、彼女たちが吐くセリフは、役者には吐けないような、素直な響きを纏っていて。とても素敵だと思ったのです。
ダンサーが言葉を操ることができるようになったら、きっと役者は太刀打ち出来ないだろうなあ、と考えたり。

ウエストエンドスタジオは、ホント久しぶり。ヤマト魂の西遊記の時以来なので、実に四年ぶり。
なんというか、小劇場の色がより濃いというか。懐かしかったです。

役者として出てないのも、ものすごく久しぶりで、自分が演出した芝居を客席から見るというのはかなりレアでした。
舞台上に自分がいないので、芝居が停滞し始めても何もできなかったりして、もどかしくもあり。
けど、作品を冷静に見られるので、よかったです。

気づけば、今年もあと二ヶ月半ほど。
天幕の年末興行の稽古も今週末から始まります。
天幕版「クリスマスキャロル」。
お金と約束の物語です。

お楽しみに。

!外部演出情報!(10/8まで固定)

2012-10-08 00:00:00 | お知らせ


【脚本・演出】
Growth with Laugh プロデユース
Celluar Storys

2012年10月6日(土) 14:00~/19:00~
       7日(日) 13:00~/18:00~

at:ウエストエンドスタジオ
(西武新宿線 新井薬師前駅 徒歩10分/JR中央線 中野駅 徒歩15分)

前売 2000円/当日 2500円 (全席自由)

↓チケットのご予約は、こちら↓
tenmaku-ryodan★hotmail.co.jp (★を@に変えて送信して下さい。)
お名前・ご来場日時・枚数・メールアドレスをお送り下さい。

例えば、不思議の国のアリスみたいに。
ウサギの穴に飛び込んだり、鏡の中を通り抜けたり、
なんだかもやもやしているこの日常を、飛び出してみたいと思う。
たぶん、誰でも、そんな風に考えてみたことがある。

ある日、スクランブル交差点の真ん中に、携帯電話が落ちていた。
規則的に響く無機的な電子音。
周りの誰も気がつかないけれど、アタシには確かに聞こえた。
拾い上げると、受話器の向こうからは慌てた様子の声。

「もしもし、ウサギです。早く来てよ、アリス。君の事、待ってるから。」

不思議の国に迷い込む、携帯電話にまつわる6つのお話。


外部の団体にお呼ばれしまして、脚本・演出を担当しています。
ダンサーさん達とのコラボレーション。天幕では見られない、大人数芝居。
天幕旅団からは、加藤晃子も参戦!!