情熱の薔薇

天幕旅団主宰:渡辺望が傾ける様々な情熱。

「まるで日記」の情熱

2010-03-10 12:26:46 | Weblog
日曜日。
やはり期間中にもう一度見ておかねば、と、「上海バンスキング」の当日券に並ぶ。
休日だし、後一週間で終わっちゃうし、ということで以前とは比べものにならないほど長い列。
立見券の見づらい場所もなんのその。ぼろぼろ泣いてしまう。
勢いで復刻版のサントラを買う。
自分のipodからデコさんの歌声が。これまた泣く。

次回作の参考になるかしら、と、「恋に落ちたシェイクスピア」を借りて来て見る。
付け髭だけで気付かなくなる程変装できるのか?と散々ツッコミを入れてみるが、そもそもシェイクスピア劇ってそういうのが多いよなあと思う。
いかにツッコミながら演出するか、作品との距離感が大事だなあと思う。


月曜日。
敬愛するヒゲ先輩と会う。
なんだか久しぶりで、色んな事を話す。
次回作のアイデアとか、やりたいこととか聞いてもらい、悩み相談までしてしまう。
先輩は、ちゃんと聞いてくれて、ちゃんと考えを返してくれる。
自分の中で悶々と考えていることが、すっきりしてくる。


火曜日。
雪の中、まさかの傘不携帯という失態を悔やみながら渋谷。
まりえちゃんの出演するライブを見る。
歌い手さんのライブの構成を担当していて、まりえちゃん自身もダンサーとして参加していた。
最初に彼女の作品を見たのが数年前だが、その時に見たダンスに一番近い気がして、振付をお願いしたい、と最初に思ったきっかけがこれだったなあとなんとなく思いだす。


水曜日。
芸劇の「農業少女」の当日券に並んでみる。入れるか微妙な位置。
最近、観劇がとにかく楽しい。
良いものも悪いものも、勉強になる。

やはり自分は、演技者ではないんだなという思いが濃くなっている。演出机のあちら側とこちら側は、居心地がまるで違うのだ。

「演劇研究所のご案内」の情熱

2010-03-07 01:03:13 | Weblog
「ヘッジホッグマジックラボ」というのを開きます。

ラボ=研究所でして、演劇の訓練をする場です。

役者たるもの、普段から舞台に立つ為の鍛練をしているべきであるという考えのもと、本番のための稽古がない期間に、体力作りや発声などの基礎稽古をするのが目的です。

ヤマト魂の基礎稽古として、劇団員や近しい人々だけで週一でやってたのですが、ちょっと実験的に、3月中は渡辺の個人レーベルの研究所として、外部の人も参加可能にしてみようかなと、思った次第です。

内容的には、肉練やら身体訓練やら、鍛える系のメニューが中心です。
WSのような、楽しむ事を目的としたメニューではなく、体育会系です。
言うなれば、道場みたいなものかもしれません。

体を動かす機会がなくて悶々としてる方など、ご興味ありましたらご参加くださいませ。


【日程】
3/10(水)祖師ヶ谷大蔵
3/16(火)高井戸
3/25(木)千歳船橋
3/30(火)高井戸

全日 18:30~22:00

※内容は連続ではありません。各回ごとに参加可能です。

【費用】
500円/一回

参加希望の方は直でご連絡下さいませ。

「後回しを片付ける」の情熱

2010-03-04 19:07:55 | Weblog
床屋に行く。
前髪で目が隠れて限界を感じていたのでようやく行く。


で、勢いがついて、銀行の手続きをしたり、カード会社に電話したり、前々からやろうと思いつつ後回しにしてた事を一気に片付ける。

着手してしまえばすぐなのに、とりかかるまでが長いのだ。
根っからの怠け癖だ。


で、午後は有楽町に芝居を見に。
シアタークリエで「The 39Steps」。
これも、今日で千秋楽。
見ようと思ってたのに先伸ばしになってたのだ。
どの作品で見ても、浅野さんはホントに素敵だ。


んで、新宿でタワレコに。
やっと手に入れた「富田靖子ゴールデンベスト」。

これも、買おう買おうと思ってたのだ。
永遠のアイドルだ。
いいぢゃないか。
誰が何と言おうと、好きなのだ。


さて、夜はもう一本観劇。

「かいじゅうたち」の情熱

2010-03-03 11:06:55 | Weblog
普段あまり行かない街、吉祥寺。

「かいじゅうたちのいるところ」がレイトショーでまだやっているのを見つけ、滑り込む。

レイトショーだというのに意外と混んでいる不思議。


新宿ででかいポスターを見かけて依頼、妙に気になっていた本作。

絵本の思い出がものすごく強く、子供の頃に繰り返し読んだ記憶がある。

絵本の内容とはなんだか違う感じの映画になっていたけれど、かいじゅうたちが動いてしゃべってる姿は、なんだかとても素敵だ。


お話としては、世界観というか、物語世界の中での価値観というかルール、がすんなりと納得できず、登場人物たちが何を問題にしてるのかがわかりにくかったのが残念。

でも、主人公の男の子がとにかくかわいくて。あの子が泣いたり笑ったりしてるだけできゅんとする。

それだけでも見てよかったなあと思ったり。