宮台真司さんと福山哲郎さんの対談本
『民主主義が一度もなかった国・日本』(幻冬舎新書)を読む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/86/4e375aeb851fa46e555d2525b16fdd63.jpg)
宮台さんと福山さんって、飲み友達だったのか…
という交友関係に驚き。
ロビー活動も行う社会学者・宮台さんと
与野党を問わず若手政治家との間に交友があるのは当然、
と思っていましたが、具体的に福山さんの名前が出てくると
「そうだったのか」という感じです。
参議院議員に当選する前から福山さんを存じ上げていたので、
「知り合いが有名人と対談してる…」と感慨にふけってしまいます。
ミーハーな感覚ではありますが。
宮台さんが辛口の時事批判を開陳し、
福山さんが合いの手を入れるような形で
対談が進んでいきます。
過激なトークは宮台さんの独壇場。
福山さんは落ち着いた感じでのコメント。
「民主主義のコストは時間と手続き」なので
早急に結果を求めず4年というスパンで評価すべき、
との福山さんの発言に納得。
この本の出版当時は外務副大臣だった福山さんは、
内閣官房副長官として官邸入りしています。
大臣・副大臣・政務官のチームで
各省のトップ・マネジメントを行う立場から、
総合調整の要としての内閣官房へ。
今の時点での対談本を出してほしいものですが、
難しいでしょうね…
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