社民党 京都府連合 野崎靖仁 副主席語録
社会民主党 中央規律委員 野崎靖仁、55歳。
日々の思いを綴ります。
 



今から十数年前、まだ大学生の頃、
所属していたサークル(立命館大学雄弁会)の企画で、
松下政経塾に一泊二日で体験入塾したことがあります。

塾内の施設を見学し、早朝のランニングや掃除など、
塾生と同じスケジュールの生活を体験しました。

今でも記憶に残っている点を二つ。

まず、食堂で食事をいただいたのですが、
素人目にもわかるほど、ヘルシーで美味しい味付けでした。
食事に気を使うところが「侮りがたい」印象を残しました。

次に、松下幸之助の肖像画が飾ってあったのですが、
顔は笑っていても、目が笑っていません。
写真を見ても同じ印象なのですが、笑顔の写真でも、
松下幸之助の目は、全然笑っていません。

これが松下幸之助の本質ではないか、と感じました。
そして、政経塾の本質も、そうではないかと。

十数年前は、早稲田大学雄弁会出身者が一大勢力でした。
今では、松下政経塾出身者が一大勢力になりつつあります。

これは個人的なイメージなのですが、
政経塾は「好青年の営業マン」を入塾させているようです。

「好青年の営業マン」と「松下幸之助の笑わない目」。

両者は結びつかないようですが、
人間に対する「ある種の割り切り」という点では、
どこか結びついているような気がします。

うまく表現できませんが、
人間性のどこかが「修羅」に喰われてしまった、
という感じです。

東大卒でも二世議員でもない人間が世に出るためには、
尋常ではない「何か」が必要なのでしょう。

そして、それを身につける場としては、
松下政経塾は最適の場所なのでしょう。

私とは縁遠い場所でしょうけれども。

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サンテレビの「外国テレビ映画」枠で放映されている
『V.I.P』を見ています。

アクション・コメディ・お色気の三拍子そろった
アメリカのテレビシリーズで、
主演のパメラ・アンダーソンが製作総指揮の一人です。

ホットドッグ店の店員、ヴァレリー・アイアンズは、
偶然、暴漢に襲われた映画スターを助け、
ボディガードと間違えられて、一躍「時の人」になります。

それに目をつけたセレブ専門の警備会社が、
彼女を「客寄せ」社長にスカウト。
社名を「V.I.P」(Vallery Irons Protection)
に変更します。

ヴァレリーは名前だけの社長と思いきや、
依頼された事件に巻き込まれての大活躍。
お気楽に楽しめる作品です。

主演のパメラ・アンダーソンは、カナダ出身のモデル・女優で、
『PLAYBOY』誌の表紙を6回も飾った元プレイメイトです。
ブロンドの髪とグラマラスなボディで、
男女を問わずファンを魅了しています。

そのパメラ・アンダーソンが、
離婚に向けて協議中との報道がなされました。

最初の結婚では、夫の暴力により離婚。
考えてみれば、深刻な話です。
今回の結婚も、4ヶ月ほどで破局。

スターといえども、私生活はドラマのように
「お気楽」にはいかないようです。

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先日、梅田の古本屋で購入した、
『アルベルト・フジモリ、テロと闘う』
(アルベルト・フジモリ 岸田秀 訳 中公新書ラクレ)
を読みました。

フジモリ大統領が就任した当時、
ペルーにはセンデロ・ルミノソとMRTAという、
二大テログループが存在していました。

従来、国軍や警察は無差別に弾圧を加え、
先住民をテロリストと間違えて虐殺しました。
不当な弾圧は、かえってテロリズムに
正当性を与えてしまう結果になったのです。

フジモリ大統領は、全く別の対策を実施します。
まず、貧困地域に資材と人員を投入、
道路や学校、上下水道などのインフラを整備しました。
そして、大統領が直接現地に赴き、
貧困・テロとの対決姿勢を明らかにしたのです。

もちろん、テロリストの犯罪行為には、
断固とした処置を取ります。

その結果、テロリストの最高幹部のほとんどが
刑務所に収監され、組織は壊滅しました。

アメリカの「テロとの戦い」路線により、
「テロ支援国家」はなくなるかもしれません。

しかし、本当の意味での「テロとの闘い」とは、
貧困・抑圧などの「構造的暴力」との闘いでは
ないでしょうか。

「積極的平和」とは、単に戦争のない状態ではなく、
「構造的暴力」のない状態を意味します。

毛沢東は、
「戦争とは血を流す政治であり、
 政治とは血を流さない戦争である」と述べました。

「テロとの闘い」とは、テロリズムとの
「血を流さない戦争」なのかもしれません。

ついでに・・・
テレビで「太閤記」を見たのですが、
織田信長を村上弘明、足利義昭を京本政樹が演じていました。
「必殺仕事人」で共演していたシーンを思い出しました。

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大河ドラマ『功名が辻』で、
山内家による一領具足の粛清が描かれました。

原作でも山内一豊の暗部として登場しており、
どのように描写するかを楽しみにしていました。
主役の否定的なエピソードは省略されるのが普通ですが、
きちんと描写した点は評価できます。

一領具足とは、土佐の半農半兵の兵士のことで、
平時は農作業に従事し、戦時には直ちに召集に応じます。
土佐の大名だった長宗我部家の旧臣であり、
新しい領主の山内家に対し、反抗を繰り返していました。

そこで相撲の試合を名目に一領具足を呼び集め、
鉄砲隊で一気に粛清したのです。

もちろん、一領具足が皆殺しにされたわけではなく、
後に、山内家家臣である「上士」の下に位置する
「郷士」として土佐藩に取り込まれました。
幕末の志士、坂本竜馬や武市半平太は郷士出身です。

粛清によって体制を固めることは歴史の常ですが、
「刺客」を放って反対派を切り捨て、
後で反対派を取り込み、体制の安定化を図る。
どこかで聞いたような話です。

最近、行政のさまざまな問題が明るみになっていますが、
必要なのは「粛清」ではなく「粛正」です。

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このブログには、一日約40~50のアクセスがあります。
友人・知人ばかりかと思いきや、
コメントやトラックバックにあるように、
見知らぬ方にもご覧いただいております。

議員を目指して活動しているわけでもなく、
高邁な政策論を展開しているわけでもない、
どこまで影響力があるのかわからないブログですが、
よろしくお付き合いください。

さて、このブログは、
社民党福岡県連青少年局長で、田川市議選予定候補の
佐々木允(ささき・まこと)さんのブログを
ひそかなライバルとしています。

佐々木さんを一言で表現するならば、
「王道」です。

学生時代から各種選挙で選対事務局を担当。
大学院では地方自治を研究。
現在、社会福祉法人で働きながら、地域で活動中。

着実に王道を歩んでいる印象です。

一方、社民党の「異端」児を名乗るのが、
東京都杉並区で活動中の
青砥功英(あおと・こうえい)さんです。

彼のウェブサイトをご覧になると、
「異端」どころか、
しごく真っ当な姿勢で貫かれていることが理解できます。
「若者らしい」「さわやかな」路線ではなく、
内面的な苦悩を素直に表現しているところが、
「異端」を自称する所以なのでしょう。

人物評をするつもりはありませんが、
私なりの思いを書いてみました。

俗人は、ついつい「自分はこういう人を知っている」と
言いたくなってしまう、妙な癖があるのです。

<佐々木まことの日進月歩>
http://sdpyouth-sasaki.blog.ocn.ne.jp/

<『静かなる闘志』 あおと功英 ブログ>
http://aotokoei.com/blog/

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早いもので、今年もあと一ヶ月ほど。
年末といえば「忠臣蔵」と「第9」が有名です。

忠臣蔵といえば、片岡千恵蔵主演の、
なぜか前編だけで終わってしまった
「ギャング忠臣蔵」が傑作なのですが、
その話は別の機会に。

「第9」の合唱を聞くと思い浮かぶのが、
「新世紀エヴァンゲリオン」第弐拾四話、
「最後のシ者」です。

「歓喜の歌」のメロディをハミングする
謎の美少年・渚カヲル(CV・石田彰)が登場。
本編のBGMとして、
第4楽章が効果的に使われています。

渚カヲルの
「そうか、そういうことか、リリン」
というセリフは、たまに口にします。

ちなみに「歓喜の歌」は
欧州連合の歌になっています。

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昨日、京都会館第一ホールで行われた、
「中等教育実施、京都民族教育
 60周年記念公演」を見に行きました。

朝鮮学校の在校生、卒業生による
合唱や民族舞踊、器楽の演奏など、
レベルの高い内容に、感銘を受けました。

チョゴリの女性たちの美しさもさることながら、
民族衣装を着た幼稚班の園児たちのかわいいこと!
途中で泣き出す園児がいたのは、ご愛嬌ということで。

ロビーでは、京都における民族教育の歴史を紹介する
パネルが展示されており、
要点を変わりやすく理解することができました。

「日本の民族文化」と言うと、
「羽織袴の老ナショナリスト」をイメージしますが、
そのココロは「和して同ぜず」。

「他者との調和を重んじるが、画一化はしない」。

「アジアの中の日本」の前に、
「日本の中のアジア」を大切にしたい。
それこそ、「大和魂」だと考えます。

今度は、神戸の南京町に出かけましょうか。

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12月の中旬から、
私が講師を務める公務員試験予備校で、
「社会政策」のビデオ収録が始まります。
今、講義レジュメの構想中です。

「社会政策」とは、大きく分けて
□ 労働経済(労働保険、雇用問題など)
□ 社会保障(年金、医療、介護など)
の2つの分野を含み、
憲法の「社会権」に属する内容を扱います。

雇用や失業の動向、少子高齢化対策、
社会保険制度(年金・医療・介護)など、
興味深いテーマが満載なので、正直困っています。

あくまでも試験対策なので、
制度やデータの内容を理解させればよいのですが、
どうしても、野崎個人の価値判断を含む議論を
展開したくなるのです。

たとえば、「障害者自立支援法」について。
まず「介護保険制度」を図表で説明し、
次に障害者自立支援法の内容を解説します。

介護保険の説明で使用した図表と、
障害者自立支援法の図表を似せることで、
「将来的に両者を一元化するのではないか」
と推測させるようにしています。
(講義でも実際にそう言っていますが・・・)

社民党関係の勉強会であれば、
もっと踏み込んだ物言いができるのですが、
受講生のみなさんは、
私の政策論を聞きたいわけではありません。

その意味では、プロに徹する必要があります。

さて、党の学習会でも使えそうな、
わかりやすいレジュメを考えましょうか。

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伝説のFM番組
「ワールド・オブ・エレガンス」で有名な
アパレル大手のワールド(本社・神戸市)が、
販売業務に携わるパート等6000人のうち、
約5000人を子会社の正社員としたことが
明らかになりました。

パート・アルバイト・契約社員などの、
いわゆる非正規雇用が増えている現在、
あえて正社員の雇用を増やす決断は、
評価してよいと思います。

ただ、正社員になることで、
労働条件が厳しいものになるとすれば、
本末転倒な話です。

映画『七人の侍』では、
野武士に悩まされた農民が、侍たちを雇い、
用無しになれば、村から放り出しています。

「勝ったのは百姓たちだ」

労働者が侍のように死ぬまで戦わされ、
企業は黙々と営利の追求を続ける。

それが、現実というものでしょうか。

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青年党員のみなさんのブログを見ると、
沖縄県知事選の結果について、
それぞれの思いが語られていました。

毎日新聞の出口調査によると、
「投票で最も重視したこと」の回答として、
「経済振興」と「基地問題」が、
それぞれ30%でトップを分け合いました。

「経済振興の仲井真」と「基地問題の糸数」の
一騎打ちとなったのが今回の選挙とのこと。

一方、共同通信社の出口調査では、
無党派層の6割を糸数さんが取り込んだそうです。

普天間飛行場移設の日米両政府案に反対する人のうち、
3割は仲井真氏に投票しているので、
反対票をまとめ切れなかったのが敗因なのでしょうか。

やはり、経済振興策でも切り込むことができれば、
勝つことができたのでは、と考えてしまいます。

社会党時代から「経済に弱い」と言われていますが、
経済政策の目玉を用意しなければなりませんね。
それが一番難しいのですが。

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沖縄県知事選挙の結果が出ました。

当 仲井真 弘多  34万7303票
   糸数 けい子   30万9985票
   屋良  朝助      6220票

約3万7000票の差での敗北。

与党候補の仲井真氏が早々と体制を整える中、
糸数さんが野党統一候補に決まるまでは、
紆余曲折がありました。
その出遅れが敗因との分析があります。

仲井真氏の勝因は、
「移設問題の解決と経済振興をセットにして
現実的な対応を訴えた」
(毎日新聞 11月20日 電子版)
点にあるとのことですが、
基地問題の一点突破ではなく、
平和・環境・福祉・雇用をトータルで論じる
政策作りが必要だったのかもしれません。

大田昌秀 元知事が、保守勢力による
「県政不況」のネガティブ・キャンペーンに
敗れたことを思うと、忸怩たる思いがします。

いまどきの選挙は、
大手広告代理店の力を借りなければ、
ダメなのでしょうかね。

大手広告代理店といえば、
昼間は大手広告代理店の窓際係長、
裏の顔は「特命係長」として活躍する、
高橋克典主演のドラマ「特命係長 只野仁」が、
2007年1月から金曜深夜に帰ってきます。

そのくらいしか、楽しみはないのでしょうか・・・

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1946年、
京都七条朝聯学院
(現 京都朝鮮第一初級学校)
の創立を機に、
京都での民族教育が本格的に始まりました。

11月23日(木曜日・祝日)、
京都会館第一ホールにて、
「中等教育実施 京都民族教育
 60周年 記念公演」が開催されます。

朝鮮学校生徒、卒業生による合唱、
民族楽器などの器楽演奏、
朝鮮舞踊など、
多彩なプログラムが予定されています。

午後1時30分開場、2時開演です。
チャリティー入場チケットは1000円です。

朝鮮学校生徒への嫌がらせが報じられる中、
たくさんの日本人が声援を送ることで、
生徒たちを励ましたいと考えています。

ぜひ、ご来場ください。

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明日19日は、沖縄県知事選挙の投票日です。

社民党は、革新統一候補として、
民主党、共産党、沖縄社会大衆党(社大党)、
自由連合、国民新党、新党日本とともに
(政党そうぞうは支持)、
社大党の糸数けい子さんを推薦しています。

沖縄社会大衆党(社大党)は、
「沖縄の平和と自立を目指し奮闘する土着政党」
(社大党公式HPより)です。
4名の県議を擁し、革新統一の要として、
ユニークな役割を果たしています。

独自性の追求と、他党との共闘、そして勝利。
この難しい課題を、社大党は実践しています。

社大党が政界再編の波に飲み込まれることなく、
土着政党として活躍することを期待します。

社民党は?
もちろん、中道左派の中核として、
活躍するに決まっているじゃないですか!

ともあれ、
糸数けい子候補の勝利を望みます。

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昨日は大阪で遅くまで飲んでしまい、
終電に間に合わなくなりました。

京都駅まで戻ることはできたので、
タクシーを利用して帰ることにしました。

お金はかかりますが、タクシーは楽です。
この年になると、一分一秒でも早く帰ることが
第一になります。

それにしても、客待ちのタクシーの多いこと。
延々と続くタクシーの列を見ると、
業界の厳しさを感じます。

愚父は若い頃、タクシードライバーをしていました。
結婚を前に就職したので廃業しましたが、
40年前は十分に「儲かる商売」だったようです。

景気が上向きになったとはいえ、
タクシードライバーが
「儲かる商売」とは言えない現状です。

一所懸命働いても、十分な収入を得られない
「ワーキング・プア」の存在が指摘されています。

規制緩和によって、
料金やサービスが改善されるのはよいのですが、
現場で働く方々の生活あってこその業界です。

とはいえ、
いつもタクシーを利用できるほど、
懐が暖かいわけではないので、
売り上げに協力できないのですが。

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サンテレビの「時代劇アワー」枠で、
中村敦夫主演の『水滸伝』が放映されています。

『水滸伝』の前は『翔べ!必殺うらごろし』、
KBS京都では『必殺仕業人』が放送されていたので、
ここ最近は「中村敦夫まつり」の状態です。

中村敦夫といえば、
NHKの英会話で有名なマーシャ・クラッカワーと
『中村敦夫の地球発22時』
という情報番組の司会をしていたり、
参議院議員としても活動していました。

『おさな妻』も記憶に残っています。(古い・・・)

『水滸伝』を通しで見るのは初めてなので、
ビデオに録画しています。
昼間の時間帯なので、
リアルタイムで見られないこともあるのですが。

『水滸伝』の後番組が、
『おしどり右京捕物車』ならば、祭りは続きます。

カルトな時代劇にハマリそうです。


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