２００８年を振り返る

大晦日なので、２００８年を回顧します。

①　雑誌でブログが紹介される

雑誌『サイゾー』で、このブログが紹介されました。
記事の内容はこちらでご覧ください。

＜オタクネタ満載の社民党員ブログ、“中の人”はオタクじゃない？＞
（日刊サイゾー）

左翼の政治系ブログとしては異色の部類に入りますが、
まだまだメジャーへの道は遠いですね。

②　京都で衆議院候補を擁立

衆議院京都２区（京都市左京区・東山区・山科区）の
予定候補として、藤田たかかげさんを決定しました。

京都での議席獲得をめざして活動中です。
みなさまのご支持・ご支援をお願いします。

③　第３回青年議員・青年党員合宿交流会が延期

総選挙の時期が不明確なため、香川で予定されていた
第３回青年議員・青年党員合宿交流会が延期になりました。

全国の同志と会えないのは残念ですが、
来年こそ必ず再会したいものです。

④　京都府連合の大会も延期

京都府連合の定期大会を開く予定でしたが、
総選挙の時期が確定しないために延期となりました。

今期限りで副代表を退き、後進に譲りたかったのですが…

私の府連合での仕事は、
１）常任幹事会の記録係
２）イベントの司会
３）府連ＨＰの管理人　の３つです。

これだけなら、副代表でなくてもいいですよね。

副代表を辞めればブログのタイトルも変わりますが、
どう変わるかは、その時までのお楽しみ。

実は、副幹事長時代にブログを開設した時のタイトルが、
「社民党　京都府連合　副官房職　野崎靖仁　語録」でした。

それとは違うタイトルにします。

⑤　あいかわらず非正規雇用

去年でスーパーを辞めるつもりだったのですが、
現在は週１日のペースでパートをしています。

数年前までは、朝のパート～昼（夜）の講義という
スケジュールでも平気でした。

ブログを始めてから深夜まで起きていることが多くなり、
早朝の仕事がつらくなりました。

もっと働いてお金を貯めるべきなのですが。

⑥　「縦読み」が話題に

「期待の新人声優・蒼月昇」という記事に「縦読み」を仕込みました。

行の最初の文字を縦につなげて読むと、文が隠れているというもの。
蒼月さんの「正体は○○○」というものです。

出典も示さずに「２ちゃんねる」のスレに投稿されていたり、
「縦読み」を知らずにコメントする人がいたりで、
作った当人としては楽しませていただきました。


今年もいろいろありましたが、
まあまあ無事に一年を締めくくることができたので、
よしとしておきます。

宝くじ、当たらないかな…

社民党、雇用基金創設を提唱

社民党の福島党首は、政府に対し、大分県に
「緊急雇用安定基金（仮称）」を創設するよう要請しました。

＜大分に雇用基金創設を　社民、政府に要請＞
（ＭＳＮ産経ニュース　2008.12.29 15:52）

雇用基金創設求め官房長官に申し入れ｜労働政策提言


申し入れの内容はこちらでご覧ください。

＜緊急雇用安定基金（仮称）創設の申し入れ＞
（社民党公式サイト）

社民党は「働く者の党」として、必用な手立ての実行を求めます。

国会議員が現場へ飛び、現場の声を聞き、必要な政策を訴える。
その姿を、まずご覧ください。それが、社民党です。

しかし、野党の立場では限界があります。

速やかに解散総選挙を行い、政権交代を実現して、
現場の汗が報われるようにしなければなりません。

微力ながら、ネット上で社民党への支持を訴えさせていただきます。

社民ユース近畿・尼崎で街宣

社民党近畿ブロック青年委員会（社民ユース近畿）の
２００８年最後の活動として、
兵庫県尼崎市のＪＲ尼崎駅前で街宣を行いました。

兵庫８区の予定候補「市来ばん子」さんを中心に、
近畿の青年党員が集まりました。



京都からは、私と佐藤大さんが参加。
すっかり髭に白いものが多くなっていますね。



大阪府高槻市からは、川口洋一市議が参加。
大きな体で力強く訴えます。



京都のホープ、佐藤大さんも演説。
選挙の経験者は、話し方が違います。



私も「麻生さんの３つの読み間違い」と題して、
１０分ほど話をしました。



最後は市来ばん子さんからのメッセージ。
道行く人に積極的に訴えます。

その他にも多くの青年党員が街宣に参加しました。
みなさん、お疲れ様でした。

そして、街宣の後は忘年会。ビールの味は格別です。



社民ユース近畿は、２００９年も活動を続けます。
若人よ、来たれ！　社民党へ！

１０３週間のアクセス状況

ここ４週間のアクセス状況を報告します。

１１月３０日～１２月　６日　閲覧数　　５５０７　訪問者数　２２０３
１２月　７日～１２月１３日　閲覧数　　４３３４　訪問者数　２１９６
１２月１４日～１２月２０日　閲覧数　　４６４３　訪問者数　１８５１
１２月２１日～１２月２７日　閲覧数　　４２３５　訪問者数　１８２２

１１月３０日～１２月２７日　閲覧数　１８７１９　訪問者数　８０７２

ちなみに、ここ１０３週間のアクセス状況は、以下の通りです。

２００７年　１月　７日～　２００８年１２月２７日
　
閲覧数　２９２５２６　訪問者数　１１７９９２

これからも、よろしくお願いします。

吾輩は非正規雇用である

吾輩は非正規雇用である。定職はまだない。

吾輩は運動をしないから別段痩せもしないが、
まずまず健康で病気にもならずにその日その日を暮している。

年収は３００万円もないが、欲をいっても際限がないから
生涯この党で無名の党員で終るつもりだ。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

私の３０代は、スーパーのパートと予備校講師で過ぎました。
いわゆる非正規労働者ですね。

自分では「インテリゲンチア」だと思っていますが。

今年の年末も、連日早朝からスーパーのパートです。
早起きは苦手ですが、仕事があるだけありがたいものです。

私は年末年始を家で過ごすことができますが、
解雇のため住む場所のない人もいます。

社民党は、関係閣僚に申し入れをしています。
（いずれも社民党公式サイトより）

＜非正規労働者支援の緊急申し入れ－年末年始を目前に－＞

＜緊急雇用対策のための自治体支援についての申し入れ＞

＜年末年始における相談窓口等に関する緊急申し入れ＞

また、京都府は年末相談窓口を開設しています。

＜年末緊急相談窓口の開設について＞
（京都ジョブパークＨＰ）

社民党は非正規雇用の問題について、以前から取り組んできました。

社民党の労働政策集をお読みください。

私たち、日本共産党の味方です。

日本共産党の元幹部・筆坂秀世さんと、
民族派「一水会」顧問・鈴木邦男さんの対談本、
『私たち、日本共産党の味方です。』（情報センター出版局）
を読む。



去年、東京都連青少年局（社民ユース東京）の企画で、
鈴木邦男講演会が行われました。



虚心坦懐に「右翼」の意見に耳を傾けることは、
「左翼」にとっても大切なことです。

その鈴木さんと筆坂さんが共産党への思いを語ったのが、
この本の内容です。

共産党への罵詈雑言にあふれていても不思議ではないのですが、
むしろ温かいアドバイスに徹しているところに、
二人の「オトナの対応」を見る思いがします。

この本で共産党の問題として指摘されている、
「党員の高齢化」「組織拡大（機関紙と党員の拡大）の限界」は、
社民党も抱える共通の課題です。

良くも悪くも「議員党的体質」が社会党時代からの特徴なので、
議員ないし議員候補がいないと、
地域での党活動が盛り上がらないという問題があります。

それにしても、
『私たち、社民党の味方です。』という本は出ませんね。

「社民党をどうすべきか」については、
私がこのブログで語るべき問題なのでしょうけれども。

京都ハリストス正教会

京都にはカトリック、プロテスタントの教会がありますが、
東方正教会の教会堂もあります。

ちなみに「正教会」とはギリシア、東欧、ロシアのキリスト教で、
各国ごとにロシア正教会、ギリシャ正教会などがあり、
日本にも「日本正教会」があります。

東方正教会については、
高橋保行　『ギリシャ正教』（講談社学術文庫）がおススメです。



京都市中京区にある正教会の教会が、
京都ハリストス正教会です。



正面に見えるのが「生神女福音聖堂」。
「生神女」とはカトリックでいう「聖母マリア」のこと。

イエス・キリストは「イイスス・ハリストス」といいます。
「ハリストス正教会」の「ハリストス」は、
キリストのことなのです。



生神女福音聖堂はロシア・ビザンティン様式の建築物で、
京都市の指定文化財でもあります。



古い建物のせいか、近寄ると塗装がはげ落ちているのが気になります。



聖堂の上に十字架がありますが、ちょっと形が…



これは「八端十字架」といって、
ロシア正教会などスラブ系の正教会で使われる十字架です。

日本にはロシアから正教が伝えられたので、その影響でしょう。



門前にて記念写真を。

できれば、聖堂の中を見学したいものです。

イブの日は京都をぶらり

夜、同志社大学で講義があるため、
早目に家を出て河原町カトリック教会に行く。

夜の仕事がなければ、
桃山カトリック教会で神父様の祝福を受けるのですが。



聖堂に入り、しばし祈りを捧げる。
他にも数名、祈りをささげる人が。

河原町教会を出て、河原町通りを上がり、御池から富小路へ。
京都府連合の事務所の前を通る。



そのまま富小路を上がると、前方に建物が。



これが、今日の目的地、京都ハリストス正教会です。
東方正教会の建物で、ロシア・ビザンティン建築によるものです。



門前で写真を一枚。
クリスマス・イブなので、赤いベストを着てみました。

将来は、サンタさんになれるかな？



京都地裁の前を通り、京都御苑へ。



ここが蛤御門。「蛤御門の変」で有名ですね。



蛤御門を出ると、ＫＢＳ京都が見えます。



烏丸通りを上がって、今出川へ。
同志社大学新町キャンパスに着きました。

河原町三条から烏丸今出川まで、ちょっとしたお散歩。
年の瀬に、ゆったりした時間を過ごしました。

小沢一郎の人物像

平野貞夫 著
『虚像に囚われた政治家 小沢一郎の真実』（講談社＋α文庫）を読む。



小沢氏の側近・平野氏の目から見た「小沢一郎」像。

この場合の「虚像」は「壊し屋」「傲慢」という、
メディアで固定化された小沢氏のイメージです。

小沢氏の実像は原理原則を重んじて情に篤く、
誤解があっても弁解しない朴訥な人柄だそうです。

あくまで側近の弁なので、若干の欲目があるかもしれません。

そこで、政治評論家の浅川博忠さんの書いた、
『小沢一郎　独走す』（東洋経済新報社）も読みました。



こちらは、「独走」という表現に見られるように、
良くも悪くも「独断で走り出す」小沢氏の
行動の軌跡を追っています。

これは私の感想ですが、
小沢さんの著書や論文を読む限り、
賛否は別にして主義主張は明確です。

ただ、政局での動きになると、
「何を考えているのか、わからない」のです。

意図的に「小泉劇場」のような「わかりやすさ」を
否定しているようですが…

本来ならば、小沢さんは幹事長なり副総理として、
誰かを支える方が適任だと思います。

かつて師と仰いだ田中角栄のように。

大連立のゆくえ

日本でも自民党と民主党の「大連立」が話題になりましたが、
３年前に大連立政権が誕生したドイツでは、1年後の総選挙に向け、
与党間の駆け引きが行われているようです。

＜きしむドイツ大連立政権、１年後の総選挙へ独自色＞
（2008年12月21日22時23分 読売新聞）

ドイツの場合、キリスト教民主/社会同盟（CDU・CSU)と
社会民主党（SPD)の組み合わせでしか、
連邦議会の過半数にならないので、
大連立を組んでいるという事情があります。

ちなみに、ドイツ連邦議会の議席は以下の通りです。

ＣＤＵ・ＣＳＵ　２２３議席（改選後２２６議席）
社　民　党　　２２２議席
自　民　党　　　６１議席　　　　　
左　派　党　　　５３議席（改選後５４議席）
緑　の　党　　　５１議席

全議員数　　　６１２議席（改選後は６１４議席）

シュレーダー政権で連立を組んでいた
社民党＋緑の党で２７３議席。

コール政権で連立を組んでいた
ＣＤＵ／ＣＳＵ＋自民党で２８７議席。

どちらも過半数には達しません。

第１党のＣＤＵ／ＣＳＵが緑の党との交渉に失敗したため、
（自民党と緑の党が加われば３３８議席で過半数）
社民党との大連立になりました。

日本でも来年には総選挙が行われますが、
選挙結果によっては、
自民・民主の大連立政権が誕生する可能性があります。

そうなると衆参各院で、
与党の議席が３分の２を占める可能性もあります。
憲法改正も含めて「何でもあり」です。

社民党は、あくまで自公政権に終止符を打つことを求め、
大連立を許さない世論を盛り上げていかねばなりません。

女性用ふんどし、人気上昇中

女性用のふんどしが、支持を集めているようです。

＜少し恥ずかし、でも心地いい！女性用ふんどし意外な人気＞
（asahi.com 2008年12月17日）

記事によると、「越中ふんどし」と同じもののようです。

祖父が越中ふんどしをしていたので、
越中ふんどしの実物を見たことがあります。

ふんどしといえば男性の下着とばかり思っていましたが…
今は違うようですね。

医療用の下着であるＴ字帯と同じものですから、
男女関係なく使用できるはずです。

合理性を追求すれば、越中ふんどしが一番なのでしょうか。

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX III

１２月２１日は、
「ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX Ⅲ」の発売日です。



セブンアンドワイで予約していたものを受け取りました。

これで「ケータイ刑事」シリーズ本編のＤＶＤは揃えました。
ついに全部揃えましたね…

「冬舞台完全版」は本編を見てから購入する予定です。

「海３rd」でのバディ（相棒）は、松山進刑事（松崎しげる）。
以下の１３話が収録されています。

第27話「噂の刑事、ついに登場!～日焼け書道家殺人事件」
第28話「吸われる魂!～血を吸うカメラ殺人事件」
第29話「ザバーンザバーンは異国の香り!～プリンセス殺人計画」
第30話「松山刑事、最大の危機!～会社社長誘拐殺人事件」
第31話「川渕浩探検隊シリーズ!～海底洞窟の謎を追え!殺人事件」
第32話「時を越えた指紋!?～タイムスリップ殺人事件」
第33話「BS初!ついにやるのかフィギュア劇!?～銭形海、世界を駆ける!」
第34話「タキシード刑事来日!～ムータコ殺人事件」
第35話「女子高生刑事はケータイ電話の夢を見るか～銭形海の悪夢」
第36話「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海!
　　　 ～超豪華客船キングアンドリウII世号殺人事件【事件編】」
第37話「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海!
　　　 ～超豪華客船キングアンドリウII世号殺人事件 【捜査編】」
第38話「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海!
　　　 ～超豪華客船キングアンドリウII世号殺人事件 【解決編】」
第39話「さらば松山刑事!愛のメモリーは聞こえるか?」

第３５話まではＭＢＳ地上波の放送で見ています。
残りのエピソードは年末年始のお楽しみ、
ということにしておきましょうか。

夕刊フジの大胆予測

夕刊フジ（１２月１９日）が、総選挙の結果予測を発表しました。
政治評論家の小林吉弥氏によるものです。

＜麻生自民１３０減“歴史的”惨敗…総選挙議席予測＞
（ZAKZAK 2008/12/19）

詳細は記事をご覧いただきたいのですが、
自公合わせても２００議席にしか達しません。
民主党は２４７議席で、単独過半数を獲得するとのことです。

わが社民党は……７議席（小選挙区２・比例５）で現状維持。
最大で１０議席、最小で４議席の予想です。

どうしても目先の政局に興味が移りがちですが、
政界再編において社民党が主軸となるように、
政策・理念を充実させねばなりませんね。

社会党に騙された！

『社民党”崩壊記念”社会党に騙された!―
”平和””人権”を貪った面々の裏面史』（宝島社）を読む。



内容は、よくある「社会党批判」の集大成です。

曰く、
＜社会党は自民党と裏でなれ合っていた＞
＜社会党はソ連・中国・北朝鮮の手先＞
＜社会党は労組などの支持団体の利益を優先させた＞etc.

それぞれの批判が的を射ているかは別にして
（単なる「疑惑」でしかないものもあるので）、
こうした点に反駁できなければ、
社会党の後継たる社民党にも明日はないでしょう。
（すでにないという意見もありますが…）

少なくとも、私の知り得る社民党員には、
こうした批判に該当する人物はいません。

だからこそ、私は社民党員として活動しているのです。

もし社民党内に虚偽、愚行、怯惰が存在するのであれば、
４年半かけても闘争すべきと考えています。
（私自身が闘争の対象になるかもしれませんが）

ところで、私は党内で、どう思われているのでしょう？

「変わった人」というのが、最大公約数でしょうか。
わざわざこんな本を紹介するくらいですからね。

ともあれ、みなさまもご一読を。
（ちなみに、私はブックオフの１０５円コーナーで買いました）

イルミネイション（近畿大学）

近畿大学で公務員講座の政治学を講義。

門をくぐると、イルミネーションが。



近畿大学も、昔に比べればずいぶんオシャレになりました。



近鉄長瀬駅からの道筋に残っている、
昔の野暮ったい感じも好きだったのですが。
時代とともに変わるものですね。



大学生時代、近大で行われた弁論大会に出場したことがあります。

３年連続で出場して、結局優勝はできませんでしたが、
学生時代の成果と言えるでしょうか。

イルミネーションを楽しむ間もなく、帰路につきました。