今朝、高木河辺支所長から連絡を頂きました。
入院治療中の向井猛氏が、昨夜お亡くなりになられたとのこと。
ご冥福をお祈りします。
向井氏は、河辺の生き字引的存在で、河辺の一時代を築かれた人で、長く村政に大きな影響力の有る方でしたので、ご指導やご叱咤を頂きました。
昭和18年、昭和の大合併で、旧河辺村は旧肱川村と合併しました。
終戦後向井氏などが復員され、この合併は河辺にとって益なしとのことで、向井氏等が先頭に立たれて、分村運動が行われました。
村を二分した運動で、親戚間でも敵味方に分かれる大変な運動だったそうですが、県議会の議事堂で、村議会を開催するなどの経過を見て、昭和26年に肱川村と河辺村に分村されました。
分村は全国的にも例を見ないことなので、大変注目されたようです。
その後、村議会議員を長く務められ、村長選挙も二度挑戦されましたが、惜敗されておられます。
惜敗後も、村議に返り咲かれ、弁では右に出る者無く、森林組合長などあらゆる要職を歴任され、数年前に叙勲も受賞されました。
向井氏より依頼され、受賞祝賀会の事務局を務めさせて頂いたのが、ついこの間のようです。
巨星落ちるです。
葬儀は、14日午前10時 ルミエールたいき