今日は11時過ぎにミサキちゃんがネパールを出国してバンコクに行ってしまう。
1階のロビーで、それまでの時間をつぶしていると、宿に昨日の両替商のヒゲのおっちゃんがやってきた。彼が言うには「レシートにサインをしてもらうのを忘れたので来てくれ」とのことだが、まぁ昨日の0.65は間違えで0.605だったから金を返せというものだろう。
おっちゃんについていくがあるところで彼の両替所とは違うところに向かおうとする。あやしいので、違うだろと彼を止めると、しかたないという顔で両替所にむかう。おそらくボスがいる事務所に向かうつもりだったのだろう。
店につくなりレシートにサインしろという。0.605という数字が描いてあるので、サインを断る。ヒゲのおっちゃんはもう一人の若い男と相談し、若い男が店を出て行く。
しばらくしてスクーターの男が現れる。どうやらボスらしい。彼はまだまともに英語ができるようだ。はじめから怒った御顔で金を返せという。その態度が気に食わないので、ここで絶対に返さないと決めた。今日のレートを見せろと言うとしぶしぶ紙をだす。0.613になっている。昨日より(日本円にとって)レートが良くなっている。これで言い訳が出来た。昨日各両替屋をまわり1円=0.604~0.606だった。そこでレートが悪いので諦めようと思っていたら、ここは0.65といったので交換したんだ。もしそうでなかったら、昨日は交換せずレートが上がるのを待ったんだ・・・と、そう伝えるがなかなか聞かない。それは今日のレートを知っているから言えるんだと正論を言われるが、ここで引き下がるのは馬鹿馬鹿しい。少なくともここの0.65ではなく0.606の両替屋で交換したいので、そのうち彼は「オレには時間が無いんだ」と逆切れ。冷静に対応していた自分がバカバカしくなってきて「こっちも時間が無いんだ。今日友達がカトマンズを出国するんだ!それを逃したんだぞ!これはお前らのミスだろ!!」と大声でどなると相手は譲歩しだした。
昨日0.65だが0.606でどうだと電卓を強く叩いて見せてくる、「アホか!」。何度も同じことを紙にまで書いて説明し、最後はT/Cを他の店行って交換してきてやると豪語してみせると(というかサイン済はおそらく他の店では替えてくれないだろうが)、0.61というレートを提示してきた。本当は全く返すつもりは無かったが、人のよさそうなヒゲのおっちゃんが途中何度もボスに怒られ、泣きそうになっているのを見てかわいそうになってきた。400RPを返し交渉成立。
宿に帰ると12:00PM。案の定10分前にミサキちゃんは出て行ってしまった。
4人でボーシーズのバカ写真を撮りたかったのにぃ。
サンポ氏はSada氏と一緒に日本料理の店「おふくろの味」へ。ここは昔「味のシルクロード(通称 味シル)」であったところだ。お好み焼き(90RP)と揚げだし豆腐を注文(70RP)。やはりお好み焼きは敦煌のYingYingCAFEには及ばない。
今日、金曜日は日本酒サービスデイ(店の人はネパールでつくっている地酒といっていた)。Sada氏はガンガン飲みまくる。自分は合計おちょこ二杯分くらい飲んだかな。
宿に帰るとロビーにタカがいて少しの間だけおしゃべりするが、さっきのお酒のせいで睡魔が襲い、部屋で熟睡。目が覚めると4:00PM、やばい一日が終わってしまう・・・。もったいない。あわてて外へ出かける。
南へ歩いて行き、ニューロードでmaxellのCD-R(40RP)を4枚購入。
ビッシャルバザールのつまらない4階建のデパートを見た後、ダルバール広場へ。「地球の歩き方」には外国人は通常200RPを払わなければいけないと書いてあったが、ニューロードから入ったが、それらしい徴収所がなくスルー。
市場が開かれていて活気がある。
シヴァ寺院の上に登り、かなりの時間 上から人間観察。
しばらくすると日が暮れ、上から夜景写真をたくさん撮った。
インドラ・チョークへ向かう途中の屋台でジャガイモにカレーをかけたものとパリパリに揚げた皮にジャガイモを入れてさらに液体につけてひとつづつ食べさせてくれるものを食べた。お金を触った手でそのままつくる(液体に指が浸る)ので衛生状態が良いわけない。もう真っ暗だがカトマンズの町を歩くのはまったく怖いとは思わない。
ある家の奥から 太鼓などの音楽が聞こえてきたので、その入口から覗いていると、中に入ってこいとおっちゃんにジェスチャー。中庭に数人が パレードかなにかの予行演習をしていた。しばらく その様子を見ていたり、近くの子供を撮ったりして過ごす。
ネットを一時間やった後、宿に戻る。大量の蚊が発生し、ほとんど寝られなかった・・・。
['05ネパール旅行記]
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