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***田毎との月***

  高速道路の姨捨SAにはかならずと言って良いほど、立ち寄りますが、その近くにある「田毎の月」と知られる場所があります。 寄り道をしてそこに行って見ることにしました。   長野県千曲市八幡地籍 通称「姨捨」地区の棚田は、冠着山(おばすて伝説のモデルとなった姨捨山)から続く斜面に、大小、不揃いな形の田んぼが並びます。 月夜にはそれぞれの田毎に名月が浮かび上がることから「田毎の月」として、松尾芭蕉や小林一茶など、多くの俳人の句の題材にもなった、「名月の里」として知られた景勝地です。

 

 綺麗に稲刈りされていました。  一枚一枚に水をはった田に月がうつったら綺麗だろうと思います。  一度見にきたいと思います。

 

 高速道路の「姨捨SA」です

姨捨山のお話はよくご存じかと思いますが、信濃の国更級の里(戸倉上山田温泉)に一人の若者が住んでいました。 若者は養ってくれた伯母を母のように慕い、大切にしていました。 ところがこの国の殿様は年寄りが大嫌いで、六十歳以上になった者は山奥に捨てよ、とのおふれを出しました。 伯母も七十歳になってしまい、若者は泣く泣く背負って、姨捨山に捨てたのでした。 けれども、後ろ髪がひかれ一人で帰る気になれません。

若者はそっと引き返し、老婆を背負って帰途につきましたが、道がわからなくなってしまいました。 すると老婆は「おまえが道に迷わないように、小枝を折ってあるからそれを目当てに歩きなさい。」と教えてくれましたので、 無事帰ることができました。 そして地下室に隠しておきましたが、殿様に知れてしまいました。 殿様は「もし灰の縄をもってくれば許す。」とのことです。困った若者が老婆に相談するとすぐ教えてくれました。 それを持っていくと殿様はたいそう感心し、経験のありがたいこと、大切なことがわかり、 それから老人を大事にする国振りにかわったということです。今ではとても考えられませんが、もう私も捨てられる歳ですので、考えさせられます。

お歳よりを 大切にしましょう???

 

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