nosokoのうまうまグルメ日記

・・・すっかり旅行ブログになってしまったけど・・・
 

NO.3 準備2・トレッキングルート

2009-06-26 | アメリカ国立公園の旅3

2009年6月8日

【どこをトレッキングするか?】
今回の旅行の最大の目的は「本格的なトレッキングに挑戦する」ことである。数時間程度の短いトレッキングは各国立公園で実施する予定だ。その中でも、日帰りできないような長距離のトレッキングコースを1つ歩いてみることにした。日帰りできないということは、必然的にテントか、トレッキングコースの先にある山小屋等(あればの話だが)で泊まることになる。できれば、より自然を満喫できるテント泊をしてみたい。

それでは、本格的なトレッキングはどこにするか?
色々調べた結果、2つのコースをピックアップした。

候補1:グランドキャニオン スパイ村往復
候補2:グランドキャニオンの谷底まで降りる

トイレ、水道等の設備が整っていて、ある程度メジャーなコースであり、魅力的な大自然が楽しめるコースということで探した結果、グランドキャニオンのトレッキングコースが候補に上がった。

<候補1:グランドキャニオン スパイ村>
ここは、広いグランドキャニオンの中で最も
メジャーなサウスリムの西側、ウェストリムと呼ばれる地域のハバスキャニオンのインディアンが暮らす小さな村だ。(説明が長い)
渓谷の中に滝があり、その滝つぼはターコイズブルーの水をたたえている。以前、この滝の写真を見て一瞬で魅了されてしまった。グランドキャニオンの乾燥した大地に忽然と現れるオアシスといった感じだ。いつかはターコイズブルーの滝つぼで泳いでみたいと心底思うのである!!
スパイ村までは、Hilltopというゴーストタウンに近い(らしい)町からトレッキングを開始し、片道13Km 標高差960mほどである。
世界中から観光客が集まるグランドキャニオンだけあって、キャンプサイトの予約は非常に難しい。さらに電話でしか予約が出来ない。
「英語がしゃべれなきゃ予約とれないじゃないかー!!」 
でも、なんとしても行ってみたいので電話しました。 ・・・・が、残念ながら予約は取れませんでした。
理由は・・・・ 4月末に電話したので、既に予約で一杯だったためか? 英語が良く聞き取れなくて理由は不明だが、後日、ハバス村の事務所からメールが来て、5月は閉鎖になり、6月から再開することになったとのこと。もしかしたら、私が電話した頃は予約を受け付けていなかったのかもしれない。ハバス村はまたのお楽しみということにしよう。

<候補2:グランドキャニオン 谷底まで降りる>
アメリカ国立公園の旅1」でグランドキャニオンを訪れた際に、グランドキャニオンを谷底まで降りることが出来ることを知った。「アメリカ国立公園の旅1」でも述べているが、展望台から景色を見るだけでは、グランドキャニオンはあまりにも規模が大きすぎるために、一枚の絵を見ているようで、その雄大さを実感できなかった。その時から谷底まで降りて自分の体でグランドキャニオンの大きさを実感してみたいと思っていた。
しかし、当初は普段これといった運動もしていない体で、テントを担いで日陰のない炎天下の中を谷底(標高差約1500m)まで降りて、翌日また登ってくるなんて、とてもじゃないが無理。と考えていた。そのため、丁度中間地点のインディアンガーデンという場所まで降りて、そこでテントを張り、翌日戻ってくる。というプランを練った。インディアンガーデンのサイト数は僅か15サイトしかない。(世界中のトレッカーの憧れの地というのに・・・少なすぎる。) 駄目もとで予約をしてみることにした。
ところが、予約は"FAX"で申込書を送付する必要があり、FAXがない我が家では予約すら出来ないということが判明!!
コンビニから送るか?海外に送れるのか? ネットで調べに調べた結果、BIGLOBEで海外へFAXしてくれるサービスを発見。

<グランドキャニオン Campground予約までの道のり>
1.BIGLOBEのコンテンツコースに入会する(入会費/月会費無料)
  https://signup.sso.biglobe.ne.jp/cgi-bin/np/page.cgi/introduction/cont?scode=BPS053
2.グランドキャニオンのCampground予約申請書を印刷する。
  http://www.nps.gov/grca/planyourvisit/upload/permit-request.pdf
3.必要事項を記入する。
4.プリンタで印刷する。(クレジット番号は手書きでしか書けないため)
5.「4」をスキャナでスキャンし、bmpやjpeg等のイメージファイルに変換する。
6.MY BIGLOBEにログインし、「ウェブリメール」で「5」を添付しメール送信する。
  (コンテンツコースの場合は、「ウェブリメール」からしか送信できません。)
  送信先は、001-010-国番号-市外局番-相手先電話番号@fax.biglobe.ne.jp とする。
  今回の場合は下記の通り(2009年4月現在)
  001-010-1-928-638-2125@fax.biglobe.ne.jp


  詳しい送信方法は、こちら↓
  http://email.biglobe.ne.jp/fax/use.html

7.正しく送信されていることを祈る。

予約申請書には第3希望までキャンプ地を記入することが出来る。また、キャンプ期間も何日~何日の間でどこか1泊、というように申請することが出来る。
そこで、下記のように申請した。
第1希望:Indian Gardens Campground(中間地点のキャンプ場)
第2希望:Phantom Ranch(谷底のロッジ→テント、食料は持って行く必要なし!!)
第3希望:Bright Angel Campground(谷底のキャンプ場)
期間は、6月22日~24日のどこかで1泊。

FAXを送信して1週間をすぎた頃、ほとんど諦めかけていたときに、なんとAir Mailがポストに入っているではないか!!!!!
中を見ると、Backcountry Permit(入山許可証のようなもの)が入っており、許可書には第3希望で申請したBright Angel Campground/6月23日の文字が!!!
予約が取れたんだー、っと喜んだのだが、この瞬間、谷底までテント、食糧をすべて担いで下りることが決定されてしまったのだった。(想定していた中で最も過酷なトレッキングとなる)
日ごろ運動もしていないのに、1500mを降りて、翌日また昇ってくることが出来るだろうか。しかも、日本の山のように木が生えていないので太陽の光がまともあたる、...らしい。

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