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ジイジと北斗連載終了にあたって 五次元世界について考える

2022-12-08 | ジイジと北斗(新スケール号の冒険)

半年の間、「ジイジと北斗」を連載してまいりましたが、いかがでしたでしょうか

スケール号が活躍する舞台は五次元思考によって認識される宇宙空間です。

その世界観は、物語の中でもありますように、スケールの世界を想像しながら観る宇宙の姿なのです。

しかしもちろん、その実在の真偽を語っているのではありません。

真偽を言いだせば、分からないというほかはありません。

突き詰めて言えば、科学に基づく認識世界でさえ、その真偽は分かりません。

ニュートンの万有引力を例にとるまでもなく、科学が真とすることは、今の知識と現実との適応を考えて、とりあえず真であるらしいという程度の意味なのです。

実際それが我々人間の持つ認識の限界であり宿命なのですから、いかんともしがたい訳ですね。

つまり、逆に言うと私達は世界に対する認識の真偽を問うても無駄だし、その必要はない。

ただ己の認識を受け入れるしかないということになるのです。

 

話はここから始まるのですが、

いつの頃からか、私達は己を知ります。

この自己認識というのは、私のまわりに世界を認めることから始まります。

自己認識を最も単純化すると、私と私でないものという理解ですね。

世界は私と私でないもので出来ている。それが世界観になるわけです。

問題は、私でないものに対する認識の方法なのですね。

今ある私たちの認識世界は、四次元と言われています。

それは三次元の空間に、私がいて、その周りに私でないものが存在する世界のことです。

それが絶え間なく動いています。つまり変化を認識するための、時間の概念による世界観ですね。

三次元+時間=四次元。これが私たちの認識世界です。

ここで詳しいことは言えませんが、

ほとんど100%の苦悩は時間の概念が生み出しているのです。

 

この四次元は何を見て世界を認識しているのかと言えば、物質です。

変化する物質の姿を見て、思い描く世界観が四次元思考なのですね。

 

では五次元は何を見て世界を認識するのか、物語でも再三出てきますが、それが空間なのです。

五次元とは空間を認識する世界観です。

空間は見えないだろうと言われるかもしれません。

その通りなのですが、詳しい話は別にするとして、実は空間はスケールによって認識できるのです。

簡単に言えば空間は波動。波動はスケール(波長)で認識できます。

三次元+時間+スケール=五次元

これが五次元思考の認識世界なのです。

ちなみに五次元といっても、

数学や物理学で使われる次元の話やスピリチュアルな多次元論とは、似ていて非なるものです。

まったく違います。

五次元とは単純な認識論であり、人間の普通の、論理的な思考空間の話なのです。

次元というのは、世界を認識するときに使用する物差しと考えていいでしょう。

世界を知る物差しが増えるにつれて、認識される世界はどんどん増えて行く。

つまり五次元というのは、今よりさらに大きな世界を思い描くことが出来る。

その意味でこれは思考を進化させる可能性を語っている訳なのです。

 

変化する物質の姿を見て思い描く世界観が四次元思考だとすると、

その物質を包む空を主体にして思い描く世界観が五次元思考だというのです。

 

次元が一つ違うと、思い描く世界観に大きな違いが生まれます。

つまり四次元思考と五次元思考では全く違った認識世界が見えるのです。

何度も言いますが、思考によって世界が変わるのではなく、同じものをただ見方を変えるということです。

見方を変えると、世界は全く違って見えます。

「ジイジと北斗」にもありますが、

私達は自分の内側には、無限に続くスケール(極小)の世界、

自分の外側にはスケール(極大)の世界を思い浮かべることが出来ます。

そのとき、空間に意識を向けると、

空間はたった一つの存在であることが分かります。

空間を二つに分けることは不可能なのです。

絶対に不可能です。

様々なスケールを受け入れて存在するのが空間なのですから。

 

するとこんなイメージを思い浮かべることが出来ます

 

上図のように時間は自分の左右に横に伸びる時間軸をイメージしますが、

スケールの世界は、自分を真っ直ぐに貫くスケール軸が想定されるのです。

自分の身体を空間のない密の存在と思っていた四次元思考は、

五次元思考によって覆され、素粒子の宇宙空間になるのですから。

その上、空間を認識すると、このスケール軸そのものが自分自身だと認識する事も可能となります。

なぜなら空間を自分と考えたら、その空間に他は存在しないからです。

これが五次元宇宙と呼んでいる世界なのです。

 

上図の赤い軸が時間とスケールの作る心のXY座標です。

あらゆる心が

この座標面に現わすことが出来るのです。

 

瞑想とは

図の縦軸に

意識を集めることだと

容易に想像がつくと思います。

五次元は、より具体的に彼岸を思い浮かべることが出来るのです。

 

物語に出てくる宇宙語ですが、

神を信じるものも信じないものも、おそらく共感できるであろう科学的ニュアンスをこめたもので、

例えば物理学で言われる統一理論や、般若心経の空観なども

イメージとして宇宙語と言えるでしょう。

空間に意識を向けると

私達の身体は、空間の中に浮かんだ素粒子の大集合です。

五次元思考でそれははっきり認識できるのですが、重要なことは、生命としてのこの肉体のことです。

無数の素粒子が、身体を正確に作るために役割をはたしています。

素粒子はなぜ自分の役割を知るのか。

それが宇宙語なのです。

 

もちろんそれを神と呼んでもいいし、統一理論的な科学的追及をしてもいい。

どこから見ても、五次元で眺めたら、空というただ一つの存在に気付くのです。

人間の認識はまだまだ進化する可能性があると思えます。

戦争の絶えない世界を思えば

進化しなければならないと

強く思います。

 

五次元思考

そして宇宙語

興味を持っていただけたらうれしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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