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2011年01月17日 | インポート

本日は、阪神・淡路大震災より16年目。

犠牲者、遺族の方、被災した皆様の心からの安らぎをお祈りいたします。

さて、先週土曜日は木造住宅の耐震化のシンポ。

冒頭よりアクシデント。基調講演講師の坂本功東京大学名誉教授が大雪による交通障害のためいらっしゃることができませんでした。

で、ビデオ放映。阪神・淡路大震災の被災直後画像や日本海中部地震被災の様子。気持ちを新たにしたわけです。

そして急遽の講演。県立大学木造高度加工研究所飯島泰男教授。

内容では、M7.3 最大震度7の阪神淡路大震災とM7.7 最大震度5の日本海中部地震の数値差ではなんと約10倍だそうです。

耐震診断および耐震改修が低迷している本県の県民意識は、震度5で家壊れねがったから、大丈夫だべ。です。

仮に秋田県が、阪神・淡路大震災の直下型で被災した場合、記憶に残る日本海中部地震の10倍で力が入りますから、想像に難くないです。

だから、「大丈夫ではない」。のです。

就寝している室へは背の高い家具を置かない。家具を金物等で固定する。など身の回りで比較的安価にて対策することもできます。住宅耐震への補強はコスト高。それだけです。障害は。

そして、建築基準法が新耐震基準で改正の昭和56年以前に建てられた住宅にお住まいでいらっしゃったら早急に対処が必要です。

いつ来るかわからない地震。

阪神・淡路大震災以前の被災地での意識はやはり現状の秋田県のようだったと聞きます。

意識改革から尊い命が救われます。


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