ノーザンホームビジョン 木の家に暮らす

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迂回コースの恐怖

2008年02月05日 | インポート

愛知大のスキー合宿で学生さんが2人雪崩に遭遇し、たいへん傷ましい事故が起きてしまいました。現場は長野県栂池高原スキー場。スキーヤーなら一度は訪れてみたいスキー場の一つではないでしょうか。

で、事故が起こった「林間コース」「迂回コース」に以前から思っていたこと。

秋田県内のスキー場でも上記表現のあるコースはかなり危険。コース幅員が異様に狭い、初心者が曲がれるか疑問の急なカーブの連続、すぐそばの立木。初心者が多く集中してしまう。斜度もそこそこある。林間なので周囲は急斜面で雪崩による事故も有り得る。が毎回の印象です。

先導者の心理として初級者がいれば迂回コースを通すのは当然。急斜面で暴走され怪我をされるのが一番怖い。しかし今回の事故は結果残念なことに。スキー場の管理態勢・引率者の非が問われるのでしょうか?被害者の非があったかどうかはわかりませんが初心者のため状況把握(ネットや警告の看板見落としなど)が困難で訳も分からずに・・・ということかもしれません。

「迂回」「林間」コースは初心者用ではないことを覚えておかなければならないと感じます。この事故によってますますスキー離れに拍車がかかるのでしょうか。なんともやりきれません。自然相手でその変化を楽しむスポーツですが時として牙をむかれるということを思い知らされます。

先週土曜日は鳥海高原矢島スキー場ナイターへ。リフト下滑降禁止のネットがあるにもかかわらず進入してパウダーを滑るスキーヤーがいました。姿から同年代のようでしたが、なんとも悪い見本です。本人はかなり気持ちいいでしょうがはっきり言って「カッコワルッ!」でしょう。

132_3256 *山菜のシドケ。今年は雪もそれなりに降っているので期待できそうです。