野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

来迎寺の石仏(6)

2020-03-08 | いろいろな石仏

飯田市の来迎寺の石仏です。

前回に続いての五輪塔の話です。

来迎寺の石仏の造立などに関することは

飯田市教育委員会発行の「飯田市の石造文化財」を

参考にして記載しています。

その中に赤垣源蔵の父母の五輪塔があると記載されています。

これがそうです。

赤垣源蔵は赤穂浪士四十七士の一人です。

以前にこのブログでも触れましたが、

源蔵の生誕の地と言われる場所が飯田市にあります。

飯田藩主の脇坂氏は、

寛文十二年(1672)に龍野藩主として転封しています。

寛文九年(1669)に生まれた源蔵は龍野に行き、

龍野脇坂藩から赤穂浅野藩に移ったと言われています。

歴史としては詳細は不明にようですが。

五輪塔に戻すと、

寛文四年、寛永十七年と刻まれているようで、

寛文九年の生誕年より前の年号が刻まれており、

詳しくはわかりません。

五輪塔の横にあった

天和三年(1683)の名号塔です。

 


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