野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

専照寺山門の鬼瓦

2016-12-01 | 見上げれば鬼瓦

広い通りから覗くと 奥に山門と鐘楼が見えます。

専照寺です。単に歩いているだけでは気が付きません。

細くて奥まった参道の先に静かに山門が建っています。

 

慶長九年(1604)に飯田長姫城主により移転してきたお寺です。

この門は飯田市三穂の小笠原屋敷から明治五年(1872)に移築されました。

上の鐘楼の鬼瓦は「白」の文字

おそらく移転のとき「白龍山専照寺」となったので

その「白」だと思われます。

下の山門の鬼瓦は「五つの竜胆車」ではないかと思います。

「竜胆」は源氏が用いた家紋のようですが。

山門を潜ると正面の大きな釈迦牟尼仏の坐像です。

頭上には枝垂れ桜です。

樹齢400年お寺の移転の時に植えられたと言われています。

春に来るべきでした。

ほかにも六地蔵があります。

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