広い通りから覗くと 奥に山門と鐘楼が見えます。
専照寺です。単に歩いているだけでは気が付きません。
細くて奥まった参道の先に静かに山門が建っています。
慶長九年(1604)に飯田長姫城主により移転してきたお寺です。
この門は飯田市三穂の小笠原屋敷から明治五年(1872)に移築されました。
上の鐘楼の鬼瓦は「白」の文字
おそらく移転のとき「白龍山専照寺」となったので
その「白」だと思われます。
下の山門の鬼瓦は「五つの竜胆車」ではないかと思います。
「竜胆」は源氏が用いた家紋のようですが。
山門を潜ると正面の大きな釈迦牟尼仏の坐像です。
頭上には枝垂れ桜です。
樹齢400年お寺の移転の時に植えられたと言われています。
春に来るべきでした。
ほかにも六地蔵があります。