野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

一番の如意輪

2020-12-05 | やさしい如意輪

「入会山和解之碑」の近くから極楽峠までの間に、

三十三観音が点在して安置されています。

その一番目の観音が如意輪観音です。

一面六臂になって、頬を指さしているようなしぐさの観音様です。

「西国一番」と彫られ、造立年はありませんが、

施主は屋号で「大橋」「大開土」とあります。

大きな看板の左側に小さく見えています。

この写真の右側には、御岳神社関係の碑がありました。

見慣れない3つの霊神でした。

 

 

 

 

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集会所横の石仏たち(1)

2020-11-07 | やさしい如意輪

牧野内生活センター横の石造物です。

石灯篭が1基。

弘化二年巳八月日(1845年)に造立されたもの。

そしてお堂にあるのが

如意輪観音と青面金剛像です。地元でも大切にしているのでしょう。

2基ともに造立などの刻印はないようです。

やさしい顔立ちをしています。

また薄くお腹のあたりに彩色があります。

こちらは彫りが弱くてわかりにくいのですが、

日月、猿、鶏があり一面四臂のように見えます。

こちらには彩色はありません。

天竜川の東側には彩色した石仏が多いのですが。

 

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愛宕坂の石仏(4)

2020-10-17 | やさしい如意輪

愛宕坂の石仏の4回目。最後になります。

今回は如意輪観音です。

拡大すると

造立は不明です。

台石には「朝念講中」、横にも文字が彫られていますが不明です。

何か考えているような感じがする顔をしています。

頭の冠(?)は特徴があります。初めて見る様式です。

如意輪は女性ですので、朝に念仏をする女性の集まりが造立したのでしょうか。

台石の文字が読めれば、いろいな情報が出てくると思いますが。

ちょっと残念です。

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街道の如意輪

2020-09-27 | やさしい如意輪

御射鹿池の横を通る笹原街道には

多くの石仏が点在しています。

如意輪観音ですが、手の甲で顔を支えていますが、

一般的には手のひらで頬杖をついていると思っていますが。

これは如意輪観音とありますが、聖観音の座像だと思いますが。

それから、御射鹿池の道路を挟んで山側にある石仏2体です。

この辺りには温泉が多いので、

それぞれの温泉で道案内として石仏を立てたのでしょうか。

野生のシカが近くにいました。御射鹿池ですね。

写真の中央にいますがわかりますか?

お尻が白いのがわかるかと思います。

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来迎寺の石仏(4)

2020-03-02 | やさしい如意輪

飯田市の来迎寺の石仏です。

引き続き如意輪観音の紹介です。

延宝とあり1670年代の観音です。

赤く色彩された感じが残っています。

何も刻まれていません。

ふくよかな感じを受ける如意輪です。

天明四年(1784)の像です。

正面に講中と刻まれており、

横には桜町拾二人女人講とあります。

じっと考えているような像です。

 

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