「入会山和解之碑」の近くから極楽峠までの間に、
三十三観音が点在して安置されています。
その一番目の観音が如意輪観音です。
一面六臂になって、頬を指さしているようなしぐさの観音様です。
「西国一番」と彫られ、造立年はありませんが、
施主は屋号で「大橋」「大開土」とあります。
大きな看板の左側に小さく見えています。
この写真の右側には、御岳神社関係の碑がありました。
見慣れない3つの霊神でした。
「入会山和解之碑」の近くから極楽峠までの間に、
三十三観音が点在して安置されています。
その一番目の観音が如意輪観音です。
一面六臂になって、頬を指さしているようなしぐさの観音様です。
「西国一番」と彫られ、造立年はありませんが、
施主は屋号で「大橋」「大開土」とあります。
大きな看板の左側に小さく見えています。
この写真の右側には、御岳神社関係の碑がありました。
見慣れない3つの霊神でした。
牧野内生活センター横の石造物です。
石灯篭が1基。
弘化二年巳八月日(1845年)に造立されたもの。
そしてお堂にあるのが
如意輪観音と青面金剛像です。地元でも大切にしているのでしょう。
2基ともに造立などの刻印はないようです。
やさしい顔立ちをしています。
また薄くお腹のあたりに彩色があります。
こちらは彫りが弱くてわかりにくいのですが、
日月、猿、鶏があり一面四臂のように見えます。
こちらには彩色はありません。
天竜川の東側には彩色した石仏が多いのですが。
愛宕坂の石仏の4回目。最後になります。
今回は如意輪観音です。
拡大すると
造立は不明です。
台石には「朝念講中」、横にも文字が彫られていますが不明です。
何か考えているような感じがする顔をしています。
頭の冠(?)は特徴があります。初めて見る様式です。
如意輪は女性ですので、朝に念仏をする女性の集まりが造立したのでしょうか。
台石の文字が読めれば、いろいな情報が出てくると思いますが。
ちょっと残念です。
御射鹿池の横を通る笹原街道には
多くの石仏が点在しています。
如意輪観音ですが、手の甲で顔を支えていますが、
一般的には手のひらで頬杖をついていると思っていますが。
これは如意輪観音とありますが、聖観音の座像だと思いますが。
それから、御射鹿池の道路を挟んで山側にある石仏2体です。
この辺りには温泉が多いので、
それぞれの温泉で道案内として石仏を立てたのでしょうか。
野生のシカが近くにいました。御射鹿池ですね。
写真の中央にいますがわかりますか?
お尻が白いのがわかるかと思います。
飯田市の来迎寺の石仏です。
引き続き如意輪観音の紹介です。
延宝とあり1670年代の観音です。
赤く色彩された感じが残っています。
何も刻まれていません。
ふくよかな感じを受ける如意輪です。
天明四年(1784)の像です。
正面に講中と刻まれており、
横には桜町拾二人女人講とあります。
じっと考えているような像です。