野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

来迎寺の石仏(3)

2020-02-29 | やさしい如意輪

飯田市にある来迎寺の石仏です。

本堂の横に如意輪観音が6体安置されていました。

享保廿年(1735)に建てられた像です。

二世安楽と刻まれた、少し面長のような顔の像です。

延享三年(1746)の像で、

丸顔の童子のような雰囲気です。

像立は不明ですが、吉兵衛、安兵衛と彫られています。

髪型がくっきりとした大人の女性の印象があり、

足の指が5本くっきりと彫られていました。

女性のために建てたような雰囲気を感じます。

 

 

 

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耕雲庵の如意輪

2018-11-17 | やさしい如意輪

久々に如意輪観音に出会えました。

善光寺の西側で、信州大学教育学部の裏にあるお寺です。

天満社と隣り合わせのお寺です。

入り口には「庚申塔」と「万霊塔」が置かれています。

この入り口のすぐ左側に「六地蔵」「六観音」が安置されていました。

前列に「六地蔵」後列に「六観音」です。

花が置かれている奥に如意輪観音があります。

造立年はわかりませんが、

善光寺のお膝元だけあって上品さを感じる如意輪観音です。

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お堂の裏の如意輪

2018-05-12 | やさしい如意輪

下條村の遊林寺のお堂の裏にある如意輪観音像です。

小さなお堂のお寺ですが

名前に魅かれて立ち寄ってみました。

臨済宗の東光山遊林寺で伊那坂東三十三番札所の

十番目の札所です。

石仏が並んで安置されている中にありました。

造立は宝暦三癸酉天五月吉日(1753)

苔生していますが やさしい顔に彫られています。

ほかも丁寧に彫られたいい石仏が並んでいます。

 

この石仏は高さ30cmほどですが魅力的です。

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佐原の如意輪

2017-04-06 | やさしい如意輪

豊丘村の佐原にある諏訪神社前の石仏です。

13番の千手観音  大きな松の木の根本にあります。

この奥に石仏群があり 中央に如意輪がありました。

ほかの石仏と同様にかなり磨滅していますが

全体の雰囲気からは優しさを感じます。

青面金剛像ですがかなり磨滅しています。

足元には 鶏と猿が彫られています。

文化十四年(1817)、天保七年(1836)の供養塔や

文久三年(1863)の金毘羅大権現などの石仏が並んでいます。

どれも同じ年代の石仏に比べて風化が進んでいる感じです。

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南天に添う如意輪

2017-02-12 | やさしい如意輪

法運寺の如意輪観音です。

お寺の入り口 カーブミラーの横にありました。

台座とコンクリートの狭いところに生えた南天。

その成長をずっと見守っていたのでしょうか。

そんな表情をアップにしてみました。

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