幸せに思う事

終活ちょいなか暮らし

絆はバームクーヘンのように何層も

2017-06-21 | 日記
お父さんから買ってもらったバームクーヘン、
お昼たくさん食べたからか、
お腹が空かなかったので夕食代わりでいただいた。

食べながら、ふと思い起こす。
偽両親と知り合って、そろそろ20年近くになる。
タイ専門の衣料雑貨店を経営していた頃、
ホテル催事で私イチオシの象のコーヒーカップ(セラドン焼き)を
たいそう気に入って買って頂いたのがご縁の始まり。

チェンマイでの手術後、病状を気にしてお見舞いにワザワザ
2泊3日で来てくださった時は、もう驚きと感激だった。
すでに両親を亡くしているので、身内のように接してくれて本当に心強かった。
私の思いつきで案内した「さくらプロジェクト」の子供達に
"ホテルビュッフェ大盤振る舞い"が10年続き、
その集大成がミニバスのプレゼントに繋がった。

お母さんを慕ってるタイ人の(裕福な)偽娘の一人が「お母さんの為に」と
バスをポ〜ンと気前よく寄付してくれたのだ。
「タンブン(功徳)」の使い方が流石タイ人!である。
お二人の人柄が、色んな事に繋がっているのが形になった。
素晴らしい出来事に触れられて、私もなんだか嬉しい。

一つ一つの出来事が、年輪のように重なって、
「美味しく幸せにしてくれるバームクーヘンと同じだな」
そう思いながら、口いっぱいに頬張ってニヤニヤしてる私がいる。

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