時計の針は確実に時を刻み
陽が昇っては暮れる。
今日が何日だか何曜日だか
あれから何日が過ぎたのか
静けさの中の、
吹き抜ける風音や打ち付ける雨音は、
表面に出せない私の気持ちそのものだ。
抜け殻になっている妹の横で、
平常心を保ちながら、
たわいもない話をしている。
お線香の煙の向こうでは
ちょっとはにかんだ甥っ子がこちらを見ている。
ゆらゆらと漂う匂いは、
現実と夢の境を彷徨っている妹を包んでいる。
やらなくてはいけないことを
1つずつこなして行く。
そうする事でこの世からいなくなってしまったことを
確認して行くのだ。
独りになってしまった妹を
この先支えていけるだろうか...
なる様にしかならない。
悲しみも受け入れて、ただ生きるのみ。
陽が昇っては暮れる。
今日が何日だか何曜日だか
あれから何日が過ぎたのか
静けさの中の、
吹き抜ける風音や打ち付ける雨音は、
表面に出せない私の気持ちそのものだ。
抜け殻になっている妹の横で、
平常心を保ちながら、
たわいもない話をしている。
お線香の煙の向こうでは
ちょっとはにかんだ甥っ子がこちらを見ている。
ゆらゆらと漂う匂いは、
現実と夢の境を彷徨っている妹を包んでいる。
やらなくてはいけないことを
1つずつこなして行く。
そうする事でこの世からいなくなってしまったことを
確認して行くのだ。
独りになってしまった妹を
この先支えていけるだろうか...
なる様にしかならない。
悲しみも受け入れて、ただ生きるのみ。