今日は多良間島に渡る日。 朝早くから平良港に行ったら、”欠航”でした。 そんなに風は強くないのになあと思い、海運会社の人に聞いたら「外海の高さは4m以上です」との返事。 金曜日は朝から用事がありますので、多良間行きは土曜日となりました。
会社の2階からぼーっと外を見たら、隣の家の脇にピンク色の花をつけた木が。 内地だったら完全に”梅の木”と思います。
が、沖縄では”桜の木”です。 近づきましょう。
桜です。 これは”緋寒(ひかん)桜”で1~2月に開花する沖縄ではポピュラーな桜。 沖縄で桜と言えば緋寒桜のことを指します。 当然内地のお花見用桜”ソメイヨシノ”とは違う種類です。 ”名護の桜祭り”は1月中旬頃、八重岳を中心に咲く緋寒桜で有名ですが、その後沖縄県地方を緋寒桜前線が南下して、旧正月(今年は2月10日)頃がピークとなります。 もっとアップ。
ですから、入試合格電報の代名詞”桜咲く”は、沖縄では”志望校に4月入学”をイメージするものではありません。
その横には”ヤングパパイヤの木”があります。 よく見ると、花がついています。
何となく、春らしい感じがします。 しかし、調べてみますと、パパイヤは平均気温が15℃以下となると休眠状態で成長が止まりますが、平均気温が20℃以上を保てば、年中開花結実するそうです(35℃以上になると結実しにくくなるそうです)
つまり、パパイヤの花が咲いていても決して春らしい兆しではないとのことです。 もっとも、冬と言っても一桁気温にならないじゃないか、と言われればそれまでですが・・・・・・・
もうちょっと、春は先ですね。 楽しみに待ちましょう。