脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

「登山陶芸」朝日連峰 夏山開き

2015-06-23 | 登山陶芸

夏山シーズンとなりました。朝日連峰の夏山開き、毎年6月の第3日曜日と決まっているようです。

 

先日、6月21日に鳥原山の朝日嶽神社でシーズン開幕のお祝いと登山者の安全祈願を行ったようです。

私は、ひと足早く登ってまいりました。
友人と二人で
朝日鉱泉ナチュラリストの家の駐車場に車を止め、いよいよ登ろうかとした時、「バキッ」と枝の折れる音が山の斜面から聞こえてきます。

黒い影。
足は短い。

カモシカは、見慣れているので分かります。
明らかに違う。

「熊じゃね?」

映像だと小さくて見えづらいんですが、
上へ移動する影がわかると思います。
パソコンだとわかります。画面中央の右寄り




登りだして、
山の中腹で、朝日川を渡ろうとした時、

「ガーオー」

ゴジラの叫び声のような雄叫びが、
山間に響き渡ります。

「何これ⁈」

顔を見合わせ、
何かわからないけど、こんな雄叫びは、
ヤツ以外に考えられない!

熊!

今、熊鈴を
チリンチリン
鳴らしたとて、何の意味もない。

こんな時の、
マニュアルって聞いたことが無く、
自分達の存在を知らせるために
こちらも負けじと、

「オー!」「オー!」

しばらくすると、また雄叫び、
「ガーオー」

こっちも、負けじと、
「オー!」

「ガーオー」

「オー!」

「ガーオー」

「オー!」

ある日森の中 くまさんに 
出会った🎵


花咲く森の道 くまさんに 
出会った🎵


スタコラ サッササノサ~🎵

 
スタコラ サッササノサ~🎵

文字にすると、まるで童謡の
森の熊さんですが、
そんな、
呑気な状況ではありません。


しばらく大声と、指笛を発し続け、
登るかを躊躇しておりましたが、

やがて叫び声は、
川下に移動して行き、
ホッとして登山を続ける事ができました。







今回これは「登山陶芸」。
山登りして、陶芸するのです。


鳥原小屋で
眼下に見える頭殿山を、手びねりで作ってみました。
稜線、重なって見えますか?
陶箱または香炉にします。


頭殿山は毎日、工房から見てる山、
稜線が何とも美しいんです。
1203m。

その山を裏側から見るのも一味ありますね。

こちらは、深山からの頭殿山。

鳥原小屋からの頭殿山。



朝日鉱泉登山口の吊橋



山で採ってきた月山竹。ザックが重くて大変でしたが、美味しくいただきました!




追加投稿。頭殿山陶箱

陶芸体験、陶芸教室のご依頼は、
こちらHPから。


http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。



◯深山焼をもっと深く知るには
「仕事旅行」をご検索してみて下さい。
「里山で陶芸家になる旅」です。




◎伐採した木、お引き受けします。
・深山工房まで運搬願います。
・赤松が希望。
・広葉樹OK。杉はNG。
枝先や葉はいりません。直径5cm以上、腕の太さくらいまで。



連絡先
090-2955-1939
深山工房つち団子 金田利之





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