ヘビの制作中です。
十二支の中で一番人気のない動物はヘビ。
これは、ゆるぎないと思います。
とぐろを巻くヘビは、基本的に気持ち悪いんです。
太古からの人類のDNAに、これは危険と叩き込まれているんだと思います。
ただ、昔のかやぶきの屋根に棲むヘビは家の護り神といわれ大事にされていたり、白蛇は神様の使いともいわれております。そして金運ももたらすといわれ、脱皮した皮を財布に入れたり、寿の文字を描いて飾ったりと、人々の生活に密接していた動物でもあります。
ヘビのデザインは、単純過ぎてむずかしい。
よく見るパターンの胴の短いヘビにはしたくない。大きく作ると、本物と同サイズになり、リアルでこれまたNG。
そんな、
試行錯誤の中から、生まれてきたのが下のヘビ君達であります。
「ねえみんな、トグロくるくるって巻いてる?」(HiHi)
トグロに果敢に挑んだ力作!
もう、私は気持ち悪いなんて言いません。
愛おしいヘビ君であります。
制作は来年1月10日の山形市初市まで。
並行して、飯豊分校の記念品も同じく1月半ばまでの制作になります。
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YouTube: docomo メール翻訳コンシェル「メアリー先生」
"メアリー先生 "
"僕はあなたの事が大好きです"
"あなたの美しいブロンドの髪を僕は永遠に忘れません"
"10年後に同じ言葉を聞かせて"
最近この映像を iphoneでよく見ております。
この撮影に使われた校舎は、置賜農業高校飯豊分校。
1948年に造られた趣のある校舎。啄木鳥の穴が開いている外壁の真ん中の校章は漆喰による鏝絵のよう。
その下の中二階にはモダンなテラス。石油ストーブと煙突、きしむ廊下にはレトロな味わいがあります。
ロケハンにきた女性監督が一目惚れしてすぐに決めた校舎なのです。
私は5年程前から陶芸教室で伺っている学校なのですが、
今年度限りで閉校になってしまいます。
とても残念です。
県内でも特殊な位置付けにあった学校で、校風と、生徒、先生の距離が現在では貴重だなと思えるんです。
閉校記念品として、この校舎のミニチュアの置物の注文を受けて
造っている真最中です。
結構な数を造っているため、集中し続けるにも限界がきます。
そんな時にこの映像を見ると、フッと気持ちを切り替える事ができるのです。
youtubeでは削除されてしまったのですが、
教頭先生がチラッと出演している、
倍の1分バージョンも実はあります。
ローラーに寄りかかりメールを打つシーンと自転車のシーンは
分校でなく本校での撮影。メアリー先生が帰国の途、メールするシーンは山形空港ロビー。
撮影は、テスト期間中に行われ、生徒は撮影現場を見ていないらしいです。
夏8月に、オンエアされたこのCMは、誰もが経験する青春ノスタルジックを、清々しく見せてくれてます。どこかの白い犬がしゃべるのとは雲泥の差と言えるでしょう。
ヘビーローテーションとまでいかなくても、
回数を見ているうちにセリフも覚えてしまい、
近頃ではメアリー先生の横顔とブロンドの髪が
脳裏に焼き付いてしまい、
まるで、
I will never forget your beautiful blond hair
な気持ちで作陶を続けております。
ちなみに、私の高校時代の担任も
美しい長い黒髪の女教師でありました。(独身)
あだ名は”ベラ”。
妖怪人間ベラからきております。
校舎と、上の棚に体育館。
テレビCM docomo メール翻訳コンシェル「メアリー先生」編でyoutubeで検索してご覧ください。