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脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

道智道を歩いて/白鷹から出羽三山 湯殿山へ

2017-07-11 | イベント
9日、町の歴史好きが集まるグループ
史談会が主催する山歩きに参加しました。

山形新聞に掲載。
タイトル「道智道を歩いて」
サブタイトル「置賜から出羽三山への参詣道」



道智道とは、
白鷹町黒鴨 - 茎の峯峠 - 朝日町ぶな峠(茎の峯峠) - 大江町古寺(千眼寺南光院) - 地蔵峠 - 西川町大井沢(大日寺)までのルート。
少なくとも、もう30年は誰も通っていない。

簡単に言えば、
荒れた山道20kmを一日中、歩くということ。

写真の一番左背中を向けているのが、私です。
いちおう笠を被りました。





スタートの黒鴨は、工房がある深山の奥で、
今はどん詰まりの集落。

ずっと、不思議でした。
この辺鄙な土地に、なぜ深山観音堂などの立派なお堂があるのか?

黒鴨温泉など宿屋が今も残る黒鴨は、
「昔、出羽三山への近道だったんだ」と
師匠に、聞いてはおりましたが、

どうしても信じがたく、、、、

工房から頭殿山を眺め、
「この方向に山を越えて行けば出羽三山がある」と古の道に思いを馳せておりました。

いつか機会があれば、確かめてみたいと思っておりました。


好機到来!ってことで、

朝6時に黒鴨の蔵髙院出発。
道智道の起点に当たる蔵髙院には、光明海上人の即身仏(ミイラ)が安置されている。
この方は、出羽三山から来られたお坊さん。


黒鴨分校跡地を過ぎて、分岐して細い道へ。

ここには建物が建っていた土台が残る。
日影の石塔。





ここは日影の。
先ほどの即身仏が地中におられた場所。





朝日町と白鷹町の境界。ブナ峠歩道の看板、
「この看板が間違いだ」と言ってました。
ここは、茎の峰峠だそうです。


道中には杉の巨木が20本以上ある。
これが道しるべになっており、
草やぶだった道智道を、見つけ出し整備したんです。
史談会の丸川さん伊藤さん達のご苦労に頭が下がります。本当に素晴らしい事です。

水場


タバネ沢の美しい渓谷。

この日、地上の気温は35度の猛暑だったらしいです。
でもここは涼しい〜。


茅野 集落に到着。
と言っても湯殿山と庚申塔の石碑があるくらい。

庚申塔


朝日町 立木



もののけっぽい大木。



ここは木川沢(朝日川支流)
吊り橋が壊れてる。

2時に到着。木川ダムの発電所(朝日川第二発電所)。

朝日川、今回はここまで。


出羽三山へは、ここから三時間ほど歩き、西川町大井沢の宿に泊まり、
もう1日で、湯殿山に到達するとの事です。

高速使って1時間36分の、くの字の道を
真っ直ぐ歩くって事です。

いつか行ってみます。

赤いマーカーが湯殿山。
そこから青いラインを下に、曲がらず緑の山中に道がある。
その道の先が、西川町大井沢になります。
(この先、大朝日岳登山口の古寺鉱泉に至る)




湯殿山

このルートを行った当時の15歳男子は、偉いです。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
深山焼 深山工房つち団子
金田利之

〒992-0776
山形県西置賜郡白鷹町深山2530

TEL090-2955-1939
携帯メールdango.01@i.softbank.jp

陶芸体験、陶芸教室の詳細は、
こちらHPから。
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

ブログ
blog.goo.ne.jp/noborigamaaruyo

◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。

◯深山焼をもっと深く知るには
「仕事旅行」をご検索してみて下さい。
「陶芸家になる旅」です。


◎伐採した木、お引き受けします。
・深山工房まで運搬願います。
・赤松が希望。
・広葉樹OK。杉はNG。
枝先や葉はいりません。直径5cm以上、腕の太さくらいまで。


「脱サラ陶芸家の干支ワールド」
山形放送news evelyニュースエブリー
2016年1月4日放送


NHK山形放送局
「被災した窯を後世に」
NHK やまがた6時
2015年11月20日放送









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サクランボと陶芸/山形県

2017-07-08 | イベント

サクランボ園のお手伝い。
6月4日


食べてみる。ダメだこりゃ。

6月7日
ハウスにビニールをかける作業。


ビニールをかけないと、サクランボが雨に当って
実割れしてしまう。
それと、鳥に食べられてしまう。

けっこう、ビビってしまう位の高さなんです。

パイプの上の作業で、腕力も必要な危険付き重労働。
まるで、腕力を競うテレビ番組のサスケ。

「誰が、ビニールを被せるなんて考えたンダ!」
とボヤくのが、
「サクランボ農家あるある」らしいです。

満身創痍の感じですが、果樹農家の仕事ってー、

それこそ、畑ちがいの仕事って、

何だか、しーんせーん(新鮮)で楽しい。



パッカーという留め具で、
ビニールを固定します。




日差しが強いので、こんな姿でやってます。


側面には、防鳥ネット。
それと、園にはスピーカーからも鳥避けの音か定期的に流れる。
「ギャーギャーギャー」
鳥の警戒時の鳴き声だそうだ。
それと、打撃音と言うのか、ゴリラが胸を叩いているような音と、園主オーナーさんが言っておりました。
こちらは、熊よけ。


そして、地面に「銀紙」とよんでた反射シートを敷く。サクランボの実の下の方も赤く色付けるため。ちょっとサクランボ、過保護すぎだなー。




まだ、やっと赤い色がつき始めたくらい。


6月22日
葉っぱを取る作業です。
実に葉っぱが被さってたりすると、そこが色付かないで黄色いままになる。
りんごにシールを貼って字を書く原理。
黄色いと甘くないのだ。

ちょっとサクランボ、過保護すぎだなー。




6月26日、
いよいよサクランボの収穫。
佐藤錦の収穫です。

サクランボの色が見えるようになる朝4時30分頃から始める。
なので、私は3時半起きです。

毎日、早朝4時に寄るファミマのおじさんとは
顔見知りになることに。


腰にハケゴを巻いて

脚立に登って

立つ。けっこうな高さ。


上の方は日に当たるから、いい色です。




めんこいクルマに収穫したサクランボを載せる。






選果場。


こ、れ、が、佐藤錦!


一週間ちょっと収穫は続き、

7月4日
次は紅秀峰(べにしゅうほう)


恐るべし!紅秀峰の収穫。

写真では判らないと思うけど、すごくデカイんです。

そして、
木の上の方になってる実は、
より大きくて、
見とれてしまうほどに輝くルビー色。
「きれいだー」
凛とした美しい佇まいに圧倒されてしまう。

果物を美しいと感じたことは、生まれて初めてである。

木の上で写真を撮ってるなんて暇は無かったので、
インターネットからイメージがあうのを拝借。

デカイ


一番出回っている品種の佐藤錦は、
市場の8割を凌駕しており
紅秀峰は、
山形県の試験場が開発した新しい品種で、
まだ10パーセント強ほど。

実る時期が遅い紅秀峰は、
先行する佐藤錦が出回ってしまった後なので、
サクランボの旬から遅れた感じになってしまうみたいです。


でも、皮が厚くて歯応えがしっかりしてる紅秀峰は、サクランボの最高峰だと思う。

この紅秀峰、娘にプレゼントする事にしました。




選果してはじかれたサクランボを頂いてきます。
家に持ち帰り、母親がまた選果します。
食べるのと、ジャム作り用に。




自家製ヨーグルトに乗せてみたら
どえりゃ〜美味いです。

そんな日々を過ごして、
帰り道の風景に、見惚れてしまったりー。



そんな日々を過ごして、
焼きもので、サクランボを作ることに。


本物のサクランボの葉っぱで型押しした皿。

焼けました。

一番上に乗ってるのが、焼き物サクランボ。
あとは全部本物のサクランボ。
どう?
区別つかないでしょう。(写真ならなおさら)

本日開催の「紅花まつり」で販売開始。


お客さんの高評価に気分上々です。


こちら、地域おこし協力隊の澤邊さんが撮影。
本物みたいでしょー

お香立てバージョンもあります。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
深山焼 深山工房つち団子
金田利之

〒992-0776
山形県西置賜郡白鷹町深山2530

TEL090-2955-1939

陶芸体験、陶芸教室の詳細は、
こちらHPから。
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

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