脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

梅の花/干支うし

2021-04-04 | 干支シリーズ/縁起物

工房前の梅の花が咲きました!
スイセンのビビッドな黄色も咲きました。

長かった冬の名残りは、母屋の日陰だけになりました。

私はと言うと、
相変わらず、ウシ達に囲まれた生活のなか
花粉で目鼻が辛いです。


干支づくりは、
東北芸術工科大の学生さんに、時々手伝いに来てもらってます。
分業で、各パーツを作ってもらって
私が組み立てる方式です。



ひとつの事なら、経験や熟練度は、
それほど高くなくできる
日本産業のお家芸を採用しました。 

胴体


模様になる赤土を載せて、
布を掛けて
麺棒で延ばします。











こちらは、ウシのオッパイ。
これだけずっと作ってもらいます。

 




こんな感じ


こちら、
顔のパーツ







ちょっと乾かして、
あとは、発泡スチロール箱に入れて置く。


私が手直してから
接着、組み立てします。


接着剤は泥。

合体



角、耳、目。



そして、ゆっくりと乾燥させます。

早いとヒビが入ります。
ホントです。

急がば回れです。


窯詰め。


ウシが不安げ
「これから何されるんだ?」


焼きます( ̄^ ̄)ゞ





本焼きです。
火を着けます。



ゆっくり温度を上げていかないと
ウシが爆発します。 

ホントです。
木っ端微塵のコナゴナです。



窯焚きのコツは、
「初めちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣いてもフタ取るな」です。


ホントです。

決して、フタをとってはいけません。
消防車を呼ぶ事になります。

温度もうちょい上げます。

火止め。

中1日冷まして窯出し、
点検、梱包、伝票書いて、、、、などなど様々あって、
やっと発送。




干支制作は、
まだまだ6月まで続くのです。
ホントです。

「1年の半分過ぎてまうやろ!」 (汗)



深山焼 深山工房つち団子
090-2955-1939

深山工房つち団子公式ウェブサイト

○深山焼謹製2021縁起物干支うし「丑」
2021年の注文受付けは終了致しました。







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