脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

田んぼアート 田植え

2015-06-08 | 田んぼアート
蚕桑駅前 夢プロジェクトの田んぼアート。

私は今回、手伝えませんでしたが、
田植えが昨日終わったようです。

模様は、今は何なのかわからないですが、苗が成長するに従って、お蚕姫が姿を見せてくれます。
(今年は、お蚕姫の娘、繭美)

今朝、水面の朝日がまぶしい。






山形鉄道フラワー長井線 蚕桑駅。


蚕と桑で、こぐわ。
上杉鷹山が奨励していたため昭和の初め頃まで養蚕が
盛んに行われていた地域です。
蚕を食べるネズミを退治する猫は、大変重宝されていました。

ただ2~3年前、町に養蚕農家が無くなってしまった事に、白鷹紬の織元さんが嘆いておりました。
地元の蚕桑小学校が唯一、今でも授業で蚕を飼育しております。

地方のローカル線の例にもれず、
フラワー長井線も存続が危ぶまれております。
手をこまねいているんだか、ずっと静観している輩が多いなか、

「何とか、しんなねんねがー」と

駅前の元気な団塊世代が、
手に酒のコップを持ちながら立ち上がりました。

その姿を見て、
目を丸くしている周囲の若い衆の事などは、お構いなし。
置き去りにされそうな勢いのまま、7年目となりました。

そんな訳で、創作民話のお蚕姫の物語が生まれたのですが、
民話創作担当のT先生の、発想は豊富。
時には、
大きな蛾が飛んで来て、お蚕姫が蚕桑駅から銀河鉄道777に乗って月へと帰るなど、
私達は、そこでも置き去りにされそうになります。

絵も、他の地域の田んぼアート並に、もうちょっとレベルを上げて、少々面倒でも遠近法で描いたらと思うのですが、
そこでも、
「人間には頭の中で変換する能力が備わってある。そこまでの精度は (大変だから) いらない」
と納得させられてしまうのあります。

助成金を当てにせず、
反省会のビールだけを楽しみに続けているこのプロジェクトは、本物だと思います。




陶芸教室の詳細は、こちらHPから。
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。

◯深山焼をもっと深く知るには
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「里山で陶芸家になる旅」です。


◎伐採した木、お引き受けします。
・深山工房まで運搬願います。
・赤松が希望。
・広葉樹OK。杉はNG。
枝先や葉はいりません。直径5cm以上、腕の太さくらいまで。

連絡先
090-2955-1939
深山工房つち団子 金田利之






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