脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

紅花の里やきもの展

2023-09-07 | 紅花釉/釉薬
開催中です。

紅花の里やきもの展


日本の紅をつくる町、白鷹町で、山形県在住の陶芸家7人のグループ展を開催致します。
このグループは2008年に「のどか村やきもの四人展」として結成し、折々に仲間を増やしながら活動をしてきました。
この度、コロナ禍を経て久々に集まりました。

今回、紅花灰で新しい釉薬を作りました。
まだ、改良点がありますが、作品をご覧になって頂けたら幸いです。

#紅花
#べにばな
#しらたかレッド








YouTube動画をご覧になってください。
展示会の初日の様子。

新しいシン紅花釉づくりの様子





















コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅花まつりに出店致します。

2019-07-12 | 紅花釉/釉薬
しらたか紅花まつりに出店致します。
紅花を燃やして作った焼き物カップを販売します。
 
そして、陶芸体験ブースもあります。
通常1500円のところ、紅花まつり特別価格1200円です。
 
まつりは二日間ですが、
初日13日土曜日のみ出店致します。
どうぞよろしくお願い致します。
 
 
開催日 
令和1713日(土)・14日(日)
10:00~16:00 
メイン会場 
滝野交流館(国道348号沿い旧滝野小学校)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅花を刈取る 、集める、燃やす。

2016-08-10 | 紅花釉/釉薬
今朝5時50分から紅花を刈取りして、
9時半から、こぶしの家の皆さんに手伝って頂いて、紅花を集めました。

一か月前は、盛んに花摘みしていた紅花は、カラカラになってます。
ちなみに、今年一回だけやった紅花摘みの写真。




そして刈り払い機登場。




風が吹いていて、
近年まれな、涼しい紅花集めになりました。


皆さんありがとうございます。


また次の日の早朝に野焼き。




これは、燃やして灰にして、
紅花釉を作ります。
テスト


そして、紅花の灰の回収。




深山焼 深山工房つち団子
金田利之

〒992-0776
山形県西置賜郡白鷹町深山2530

TEL090-2955-1939

陶芸体験、陶芸教室の詳細は、
こちらHPから。
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

ブログ
blog.goo.ne.jp/noborigamaaruyo

◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。

◯深山焼をもっと深く知るには
「仕事旅行」をご検索してみて下さい。
「陶芸家になる旅」です。


◎伐採した木、お引き受けします。
・深山工房まで運搬願います。
・赤松が希望。
・広葉樹OK。杉はNG。
枝先や葉はいりません。直径5cm以上、腕の太さくらいまで。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅花灰の釉薬づくり/水簸の動画

2015-08-14 | 紅花釉/釉薬
紅花灰の釉薬づくり/水簸/その1




紅花灰の釉薬づくり/水簸/その2


陶芸体験、陶芸教室の詳細は、
こちらHPから。
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

ブログ
blog.goo.ne.jp/noborigamaaruyo

TEL090-2955-1939
深山工房つち団子 金田利之

◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。

◯深山焼をもっと深く知るには
「仕事旅行」をご検索してみて下さい。
「里山で陶芸家になる旅」です。


◎伐採した木、お引き受けします。
・深山工房まで運搬願います。
・赤松が希望。
・広葉樹OK。杉はNG。
枝先や葉はいりません。直径5cm以上、腕の太さくらいまで。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅花の灰を水簸

2015-08-10 | 紅花釉/釉薬
燃やした紅花の灰。

袋に入れて工房へ運ぶ。



桶に入れて水簸(すいひ)。


水道水を入れます。





水簸とは、
水中での沈降速度に差があることを利用して、粒子の大きさ別に分ける方法で、
粘土づくりを行う場合にも使えます。

今回の水簸は、燃え残りや土石を取り除き、灰だけを取り出すのです。

何回も水を入れ替えて、あく抜き、アルカリ分を抜いていきます。

目安は、指パッチン。
指先を入れて、ヌルヌルしなくなるまで。

この水は、強いアルカリ性なので、素手だと、手の皮がボロボロになるので注意が必要です。


3日間放置。
水の色は、ウイスキーのような、
茶色になってます。




キッチンザルで漉す。




液を、右から左の桶に漉しながら移す。
そして、メッシュの目を細かいフルイに替えて再び行う。

余談になりますが、

山菜のわらび。
美味いですよね~。

わらびのアク抜きに、
この灰を使います。
(重曹って手もありますが)

わらびの細胞壁を、手がボロボロになるほどの強力なアルカリ分で破壊して、アク抜きするみたいです。

この、
わらびのアクとは、カリウムなどの苦味えぐみの事。
灰汁(アク)と混同しないように。








陶芸体験、陶芸教室の詳細は、
こちらHPから。
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

ブログ
blog.goo.ne.jp/noborigamaaruyo

TEL090-2955-1939
深山工房つち団子 金田利之

◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。

◯深山焼をもっと深く知るには
「仕事旅行」をご検索してみて下さい。
「里山で陶芸家になる旅」です。


◎伐採した木、お引き受けします。
・深山工房まで運搬願います。
・赤松が希望。
・広葉樹OK。杉はNG。
枝先や葉はいりません。直径5cm以上、腕の太さくらいまで。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炎天下に紅花燃ゆ

2015-08-07 | 紅花釉/釉薬
猛暑の本日、
この暑さに輪をかける諸行を行なっておりました。

紅花を刈り集めて野焼き。

これは、深山焼の紅花釉薬の原料となる
紅花の灰を採るという、私にとって大事な作業なんです。

先月の7月26日まで、花摘みを行なっていた紅花畑。
(26日つち団子ブログをご覧ください)
紅花は、すっかり茶色に枯れてしまって、安部さんは、もう来年のために種取りを行なっておりました。

紅花を燃やす作業。

年々、大変に思えてくるのは、寄る年波で、致し方ないのでしょうが、
今年の夏は、特別!かなり暑いです。
今日も暑かった。

全国で1000人以上が
救急搬送された今日。

その例にもれず私、ただ今、
身体が不調をきたしております。
これが熱中症なんでしょう。

頭痛が痛いし、

「火照るわ~」
(山田花子)

いいえ、真面目にそうです。
頭が、ボーッとします。

朝5時半から作業を始めて午前中と、
シエスタをはさんで4時から再び、
燃やす作業をいたしました。

7時過ぎには既に暑くなって、
汗は粒になって、額から頰を伝いアゴから、ボタボタ落ちていくのです。
塗った日焼け止めなど、全く意味を成さない。


スポーツドリンク。スイカにたっぷりな塩。昼には、味噌をつけたモロキュウで塩分を補給。
色々飲み過ぎの感も無きにしも非ず。


毎年の事なんですが、
こぶしの家の皆さん8名にも、お手伝い頂きました。
やはり、過去には熱中症の発生がありました。

そんななか、本当に助かります。

途中、畑近くのナンバさんに、スイカの差し入れを頂き、
畑の持ち主の安部さんといい
この辺りの方には、お世話になってばかり、足を向けては寝れません。





刈り取りした紅花はまだ残っているので、また明日早朝に焼きに来なければなりません。

紅花釉薬/紅花を刈り取り、燃やして灰を採る。

陶芸体験、陶芸教室の詳細は、
こちらHPから。
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

ブログ
blog.goo.ne.jp/noborigamaaruyo

TEL090-2955-1939
深山工房つち団子 金田利之

◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。

◯深山焼をもっと深く知るには
「仕事旅行」をご検索してみて下さい。
「里山で陶芸家になる旅」です。


◎伐採した木、お引き受けします。
・深山工房まで運搬願います。
・赤松が希望。
・広葉樹OK。杉はNG。
枝先や葉はいりません。直径5cm以上、腕の太さくらいまで。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅花摘み/紅花釉の原料になる畑

2015-07-26 | 紅花釉/釉薬
あゆーむで開催しておりました
紅花カラーズが本日で終了。



紅花摘みシーズンもほぼ終わります。
雨に濡れると花が赤くなってしまう。

こんな花も。



紅花摘み猫の手応援隊。十王八卦地区






達者なご婦人、
朝5時から2時間ほどで、2kg近かったかな。





私も、微力ながら猫の手に。
7つ道具。長袖、長ズボン着用、
スーパーのレジ袋、
手差しも有ればなお良い。

この作業、1gを1円に換算して謝礼金を頂けます。自分は時給、370円。
花の最盛期ならもっといけると思います。
ちなみに下の動画は、撮影のため片手で摘んでおります。
ちゃんと左手で押さえて、右手で花を摘んだ方が良い。

紅花摘み




安部さんの貴重な紅餅つくり。
秘伝の技なので、一般公開はやめときます。

紅餅づくり。


こちらは、乱花。
ビニールハウスで乾燥してます。



深山焼の紅花釉の原料の灰は、
この畑のものです。
来月に、刈り取って燃やします。
暑くて大変な作業。


この写真は、2013年。


この写真は、2012年
毎年、こぶしの家のみなさんにお手伝い頂いてます。




陶芸体験、陶芸教室の詳細は、
こちらHPから。
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

ブログ
blog.goo.ne.jp/noborigamaaruyo

TEL090-2955-1939
深山工房つち団子 金田利之

◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。

◯深山焼をもっと深く知るには
「仕事旅行」をご検索してみて下さい。
「里山で陶芸家になる旅」です。


◎伐採した木、お引き受けします。
・深山工房まで運搬願います。
・赤松が希望。
・広葉樹OK。杉はNG。
枝先や葉はいりません。直径5cm以上、腕の太さくらいまで。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅花について、紅花釉の器について。

2015-07-12 | 紅花釉/釉薬
白鷹紅花まつり

ありがとうございました。
大抵1日は雨になる「白鷹紅花まつり」なのに、好天に恵まれた2日間でした。

というより
「暑かった~」

(写真は好評の、鮎塩焼き箸置き)


 山形県内の3カ所で紅花祭りが開催されておりましたが、
なぜ山形県で、紅花が栽培されたのでしょうか?

諸説ある中で、私が信じているのは、
ここ地元、米沢藩の戦国武将 愛のカブトで知られる直江兼続が、移封の際に新潟から持ち込んだという説です。青麻もそうです。
(写真は、私が制作する愛の兜、陶器です)

 気候・土壌が栽培に適していたということもありますが、
他の地域でも生産されてもおり、それだけではなさそうです。

 むしろ、最上川の舟運で山形と上方、京都や大阪が深く結びつき、紅花商人たちにより、産地の拡大に繋がったと考えたほうがいいかもしれません。

工房から車で5分ほどの、最上川にかかる黒滝橋。
かつてここには滝があり、舟を通すために、上方商人が17000両の私財を投じて開削し、そして独占的に商いを行ないました。
1両は、今の10~12万円くらいなので20億円になります。
渇水期にも舟運できるよう岩盤を削り舟道も作られたのです。(川の中央)




 紅花商人たちは、山形から紅餅を京へ出荷し、京からの帰り荷として日用品を持ち帰り、行きで儲かり、帰りでも儲かるとのことで、この商売は「ノコギリ商売」と呼ばれたということです。

江戸時代には、「紅一匁(もんめ)金一匁」と言われ、同じ重量の金と交換できるほど高価なものであったため、紅はごく一部の裕福な人々しか使用できませんでした。
(下の写真は、白鷹町の小松織物さんの紅花染めの着物)


これは、私が作った紅餅です。自分で育てた紅花ですよ。

この紅餅、深山和紙などの和紙で梱包されて、
最上川は小型の、小鵜飼舟やヒラタ舟で運び、酒田からは大型の北前船で日本海を西廻り航路で運ばれたのです。




そして下の写真は酒田に入港した、復元された北前船と私です。
船の内部まで入れて感動しました。帰り荷に石灯篭などもあったそうで、バランスのとれるよう船底に積んだよう。
鎖国中なので、海外まで行けないように、帆は一枚と決められていました。



これは、私が制作した北前船の陶箱です。
紅花釉を強還元焼成して出した緑色です。


 現在でも、最上川流域の市町村には、紅花商人たちによって京から持ち帰られた雛人形が残っております。
先日、天皇皇后両陛下が訪れた河北町谷地の雛祭りは有名です。




私が毎年出店している、宮城県の村田「蔵の陶器市」の蔵は、紅花商人の蔵です。仙南地方で栽培された紅花は、なんと笹谷峠を越えて、山形と同じルートで運んでおりました。
そのため、村田町でも、雛祭りを大々的に開催しております。



そして、驚愕なのが最上川の帰り路。
舟が川を遡上する方法です。

どうしていたと思いますか?

それが、人力!なんですよ。
ヒラタ舟にロープを付けて、岸から人力で引っ張っていたのです。
各部落に、人夫がいてリレーして運んでおりました。


 明治になると中国からの輸入が盛んになり、また化学染料が普及したことにより、紅花生産は大きな打撃をうけ、急速に衰退し、明治10年頃には殆ど壊滅したと言われています。


山形県では1982年に紅花を「県の花」と制定し、観光振興のため1997年まで「紅花の山形路」と銘打った観光誘客キャンペーンを行ないました。
インパクトがあり記憶に残っております。今のDCなんてもんじゃないですね。



この頃、「紅花の山形路」といっても名ばかりで紅花畑はほとんど見ることができなかったそうです。
このギャップに違和感を覚えた人物がおりました。
その頃、Uターンして白鷹町に帰って来られた若き日の、「紅花の館」オーナーの今野さんです。
(たぶんフルネームでも問題ない)

彼無くして、今日の山形県内3カ所の紅花祭りなど、なかったと言っても過言では無いのです。

そして、私に紅花灰の釉薬を作ることを勧めてくださったのも、今野さんでありました。
今野さんの紅花畑からの紅花と、既に燃やした灰を頂いたと覚えております。

プラスチックの桶に、「2006年紅花」と油性マジックの文字があるのが一番古い釉なので、2005年頃にはその動きをしていたと思われます。
10年前なんですね。

ただ、私の師の梅村先生、そしてたぶん山辺焼のかたが焼かれた紅花釉の焼物が既にあったのですが、乳白濁した色をしております。
私の紅花釉は黄色。
そして、スタジオジブリ「思いでぽろぽろ」の舞台、山形市の高瀬地区にある「高瀬焼」さんの紅花釉も黄色です。(下の写真)


これは、配合割合の違いなのです。
白濁する紅花釉は、紅花灰の割合は30%くらい、他に長石や土灰を調合します。
いろんな原料を使用することで、安定した釉薬になり、失敗も少なくなります。

安定とは、温度にあまり影響されず同じ色が出て、釉薬が溶け(焼け)なかったり、溶けすぎて流れてしまったりが無い事です。

私の紅花釉の作品の器は、土と紅花灰だけです。一般的な陶芸の常識から離れた焼物なんです。
そのため、不安定で扱いづらいですが、紅花灰の特徴がより出るといえます。

黒色のは、新作の「黒紅花釉」です。



花摘みが終わる盛夏の8月、紅花を刈り集め、燃やして灰をつくります。大量の紅花でもほんの少しの灰しかとれません。
腕が、紅花のトゲで赤くミミズ腫れになりなから、そして熱中症の危うさの中での作業が、これから始まります。

(写真は、昨年の鮎茶屋の紅花畑)





陶芸体験、陶芸教室の詳細は、
こちらHPから。
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

ブログ
blog.goo.ne.jp/noborigamaaruyo

TEL090-2955-1939
深山工房つち団子 金田利之

◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。

◯深山焼をもっと深く知るには
「仕事旅行」をご検索してみて下さい。
「里山で陶芸家になる旅」です。


◎伐採した木、お引き受けします。
・深山工房まで運搬願います。
・赤松が希望。
・広葉樹OK。杉はNG。
枝先や葉はいりません。直径5cm以上、腕の太さくらいまで。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「白鷹紅花まつり」深山焼出店します。

2015-07-11 | 紅花釉/釉薬
今日、行なわれる「白鷹紅花まつり」で手作り雑貨いちが開催されます。

私、深山焼深山工房つち団子も
出店します。

丁寧に作られた商品、陶器や、おいしいパンが並びます。
紅花と一緒に手づくり雑貨いちも
楽しんでくださいね。

日にち 7月11日(土)12日(日)
時間  10:00~16:00
場所  滝野交流館

詳しくはこちら
http://www1.shirataka.or.jp/kanko/natu_benibana/benibana_maturi.html
お待ちしてまーーーす^^


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅花を燃やす

2012-11-05 | 紅花釉/釉薬

Resize0683今日は、一日中ずーっと紅花を燃やしておりました。おかげで体中がイブ臭くなってしまってます。釉薬に使う紅花の灰を採るためであります。刈り取ったのは猛暑のお盆前。こぶしの家の皆さんにお手伝いを頂き、まだ青々と威勢が良い紅花は葉っぱの棘とげが痛いんです。それをトラックに山積みして工房に運ぶ事、数回。あの大量の紅花でも燃やしてしまえばこんな量なんです。ここからまた嵩は減ってしまいます。もう半分ほど残ってますが明日は雨模様ですから様子を見ます。

Resize0680

Resize0681

Resize0682

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅花

2012-08-30 | 紅花釉/釉薬

Resize0652Resize0647

Resize0648_2

Resize0649

まだまだ残暑厳しいさ中、21日に紅花の刈り取りを終え、今は燃やして灰にする作業に入ってます。

草刈り機で最後の一列を倒す時には、思いがけず熱いものが胸に込み上げてきました。熱中症の症状?いえ違います。

幾度となく暑さに、そして時折の孤独に苛まれながらも、

「我ながら良くやった、自分で自分を褒めてあげたい」

自分に”金メダル”そんな気持ちなのです。

もちろん!計5回お手伝い頂いた、こぶしの家の皆さんのご協力の賜物でもあります。

ひとりで始めた早朝からの紅花の野焼き。刈り取って集め燃やす。そんな孤独な作業も、陽が昇るにつれてあがる上からと下からの熱気に「ひとりでは無理~」と急遽、こぶしの家に助けを求めたりしました。

そしてまた、途中で「全部は、刈らなくていいべハ~」と弱気に。いやそれでは、畑の持ち主のアベさんに悪い。紅花を残した所は、蕎麦の種を蒔けなかったんだから・・・・。

お盆前の紅花はまだ青々としていて、乾燥させるため、トラックに山積みし深山に運びましたが、お盆過ぎの紅花はもう立ち枯れ状態であります。

アベさんに「なにもここで燃やしたらイイべ」「役場さ聞いてみろ」という事になったのです。

Resize0653



Resize0654

Resize0657


Resize0656

Resize0658Resize0655

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅花

2011-08-16 | 紅花釉/釉薬

Resize0520Resize0521 Resize0527 Resize0528 こぶしの家の皆さんにご 協力いただいて集めた今シーズンの紅花を燃やし始めました。

深山の午前中は、裏山から木々を抜け冷気が吹き降りて来るんです。

その気流で、煙たいし目が痛いしと悩まさられながら、

今日は4時間、おかげで体中が燻製になってます。

これが数日かかります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする