NOBODY LOVES YOU

世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

これは事件です。。。 やはり、皆さん「本当のこと」を知りたいのでしょうねぇ。。

2014-04-16 | 民間外交・論調・出張報告

皆様、こんにちは。原田武夫です。

今、成田空港のラウンジなんですが。。。
今回はソウル経由でアルマトイまで飛びます。
その最中にちょっとチェック。

むむむ!!!
なんと、このヤフーニュースコラム、いいね!が1500にもなってるじゃないですか!!

これは事件です。。。
やはり、皆さん「本当のこと」を知りたいのでしょうねぇ。。

では。行ってまいります!!

http://bylines.news.yahoo.co.jp/haradatakeo/20140317-00033597/

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/645019808902577?stream_ref=10


うわっ(汗) 1000人以上の方が見てる。。。すごい人気ですね!! 原田武夫@仁川空港


今、アルマトイなのですが(@カザフスタン)・・・うわっ!!!!昨日に続いてみたらば、この書き込み、なんと2400名近い方が見てますね。びっくり。。。すごい。。。(原田武夫)



なぜ今「ロスチャイルド家と徳川家」なのか? 明治維新の真相とそれが導く明日の世界

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/dbaa961b164c44716767f6608a1eff8a


週末にアップロードして頂いた講談社の現代ビジネス、「大反響」です!

2014-04-16 | 民間外交・論調・出張報告

皆様、おはようございます。原田武夫です。

満月で月食である今日=15日。
ふふふ・・・★
なにかが始まりそうですね。。。3月末から大きく変わり始めた「何か」が。。。

週末にアップロードして頂いた講談社の現代ビジネス、「大反響」です!
いいね!がもうちょっとで1000ですね。
これは「トリチウム汚染水無害化」の並の反響です。

やはり皆さん、無理やり英語教育、に苦しまれてるのだなぁと実感。
それと同時に「日本人であって何が悪いの?」と思われてるのでしょうね。
まったくもってその通りです。

日本人は・・・一部を除いて、awayはダメなんです。
一部の人間にawayをやらせておいて、日本に引き込んでくる。これによって外国人たちをawayにすることで、必ず勝つ、そういう構図が出来上がります。

まだご覧になっていませんか?
是非、ご覧になってください。そして「真実」を知って下さい!
・・・そして・・・現代ビジネスさんの画面上で「いいね!」を押して頂くか、ツイートして頂ければ幸いです★

では。
今日から実は・・・Eurasia Business Forumで基調演説のため、カザフスタン、アルマトイです(^^)/
シルクロードへ・・・行ってまいります!!

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38899

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/644854988919059?stream_ref=10


 

中途半端なグローバル教育に煽られて幼年期に英語を教えるよりも、しっかりとした「日本語脳」を育てるべきだ

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/07d62459f50fcbf244d9e0906139f985


民間外交・・・がんばります!

2014-04-16 | 民間外交・論調・出張報告

こんばんは。原田武夫です。

4月は穏やかに過ごそうと思っていたのですが。。。
invitationが来ました。
どうやら・・・Almatyに行かねばならぬようです。
シルクロードのど真ん中の場所。。。

基調演説をしてくれ、とのことでした☆

http://kazakh-tv.kz/en/view/news_kazakhstan/page_40638_

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/10202935168563260


 

皆様、こんばんは。原田武夫です。

5月にロシアのサンクト・ペテルブルクにて「サンクト・ペテルブルク経済フォーラム2014」が開催されます。

我が国の外務省経由(なぜか。。。??笑)で、私宛の招請状が来ました。
パネリストとして出席せよ、とのことです。
テーマは「オープン・データの重要性」について。
正にOpen source intelligenceを日々こなしている私としては願ったりのテーマです♪国際的にIISIAの認められ始めました。ちなみにGoogleのロシア代表と一緒に議論します。

4月はカザフスタン・アルマトイで行われるEurasia Economic ForumでKey note speakerとして出席することになっています(基調演説)。

民間外交・・・がんばります!

http://www.forumspb.com/en/2014/sections/28/materials/219

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/10203130904176528?stream_ref=10


追い込められるのは・・・サウジアラビアです

2014-04-16 | グローバル・マクロ

おはようございます。原田武夫です。
今朝は巡礼の旅、奈良に続き、京都からのスタートです。そろそろ自宅に帰らないと、怒られます(笑)

そのような中、米国とイランが「アル・カーイダ掃討作戦」を名目に、なんと軍事協力を始めたとの情報が!

全く新しい現実、そして全く新しい世界秩序が今、目の前で創られ始めています。分かりますか??
追い込められるのは・・・サウジアラビアです。

http://www.youtube.com/watch?v=53yHqyxA4Qg

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/591699997567892?stream_ref=10


 

 


 

Who’s Bad? Poor Saudis!


サウジアラビアにおいて反米派の王子が情報長官より退任

2014-04-16 | 米欧・枠組み・金融資本主義

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「サウジアラビアにおいて反米派の王子が情報長官より退任」です。


⇒その理由は……:

 ─今、米欧の統治エリートたちが試みていること。
  それは太陽活動の異変をベースに生じる気候変動に対応することです。

 ─無論それは最終的に彼ら自らにとって有利な展開になる必要があります。
  したがって多くの「ノーブル・ライ」がその発言には見られます。

 ─巻き込まれるのは米欧以外の諸国です。
  その統治エリートたちは「ノーブル・ライ」を逃れようと必死なのです。

 ─とりわけ焦点は長年にわたるライバルであるアラブ。
  過去30年以上の「友好」は米欧による罠だったわけです。

 ─そのことに気づいたアラブの統治エリートたちが一斉に動き出して
  います。
  問題はいかにして巧みに動き、米欧の先を行くかなのです。

サウジアラビアのバンダル王子が情報長官より更迭されました。
あらかじめ公開情報ベースでリークされたラインでの展開です。

「反米派」である同王子は同時に「反露派」でもありました。
ソチ・オリンピックでのテロの可能性、と流したのはサウジアラビアです。

結局、米ロが結託していることを見抜いていた、というわけなのです。
その中でどのように切り抜けていくのか、アラブは懸命の努力をしています。

しかし「押す」だけではないのです。
あえて「引く」ことを通じて、米欧を混乱させようともしています。

それが今回の更迭人事の真意です。
最終的には国家としての領土保全が出来るか否か、なのです。

いずれにせよ、米欧の統治エリートからの静かな攻撃が続いています。
それをどのようにはじき返し、次のフェーズを迎えられるのか。

多くの諸国による暗闘が・・・続きます。

 

(メールマガジン 2014年4月16日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


民主党都議連が「都知事には細川護熙・元首相が最有力」と確認

2014-04-16 | パックス・ジャポニカ

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「民主党都議連が『都知事には細川護熙・元首相が最有力』と確認」


⇒その理由は……:

 ─米欧のエスタブリッシュメントたちが常に意識していること。
  それは「上げと下げ」のコントロールです。

 ─すなわち「上げは下げのためであり、下げは上げのため」という復元力
  の原則です。彼らが意識しているのはこのことだけです。

 ─しかし悲しいかな、徹底することが出来ないのです。
  そうではなくて「上げ」「拡大」だけに専心するようになっています。

 ─これに対して我が国は違います。
  我が国の中核は「下げ」と「上げ」を使い分けてきています。

 ─したがって米欧とは同じゲームのルールのように見えて、実は異なって
  いるのです。これが世界史と我が国を巡る根幹にある問題です。

 ─そして一見すると我が国は何も動かないように見えます。ところが
  だからこそ「一撃必打」で動き始めた時の勢いは凄まじいのです。

東京都知事選が思わぬ展開を見せています。
総理大臣経験者が立候補する構えを見せているのです。

それが一体何を意味するのかが、一般には理解されていません。
一言でいうならばそれは「1990年からの展開の総決算」です。

要するに「下げ」を誰よりも先に演じてきた我が国がいよいよ自らの「本当」
の意思を明らかにするのです。やがて国民全員がそれに気づくことに
なります。

動きは「本当の我が国の中心」から始まります。
表層的なところにとらわれてはならず、かつとらわれた者の運命は悲惨です。

なぜならばこれからは「過去に囚われている者たちが落ちるフェーズ」だから
です。1990年から形成された大きなうねりの中で全てが崩落していきます。

それに巻き込まれる日本人。
それとは逆に浮かび上がって来る「次の時代」を担う日本人。

その狭間において、読者の皆さんはどちらに属することになるのか。
是非、冷静に選択して頂ければと思います。

まだ・・・間に合います。
覚醒の時、はすぐそこまで来ています。

 

(メールマガジン 2014年1月10日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


そうなると・・・もう1つしかない。「元素転換」なのです

2014-04-16 | 代替エネルギー

おはようございます。原田武夫です。

都知事選の舌戦がいよいよ始まりました。
その一幕、です。

「脱原発」のみならず、12分45秒目あたりで「化石燃料獲得競争からの完全脱却」を小泉元総理は謳っています。
これはすごい話です。

しかし、再生可能エネルギーでは(現状の)全電力量の15パーセント程度しか無理というのは常識的な話。
そうなると・・・もう1つしかない。
「元素転換」なのです。それによって水素エネルギーを導き出す。

いよいよそれを始めるのか否か。
日本の実力が問われています。

http://www.youtube.com/watch?v=GbNQgCKWJOg#t=767

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/10202719793419016?stream_ref=10


 

 

<12:30~>( http://youtu.be/GbNQgCKWJOg?t=12m30s

 

https://www.youtube.com/watch?v=GbNQgCKWJOg


 

【原田武夫】ズーム そこまで言うか! H25/06/01【水素エナジー】

 


 

ニッポン放送(ラジオ番組)出演

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/ebc1c6daafde9e49eba9a041e0a5cf92

 

細川政権の「国民福祉税」、小泉政権の「構造改革」が一体何のためであったのか

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/4af2698de1fc4640dd98d2b3f6537e86


細川政権の「国民福祉税」、小泉政権の「構造改革」が一体何のためであったのか

2014-04-16 | 日本デフォルト

おはようございます。原田武夫です。

「小泉純一郎元総理大臣がなぜまた脱原発と大声で叫び始めたのか??」
我々はそう誰しもが想っているわけです。

そしてこれは、「息子である進次郎氏に原発以外の利権を付けるためだ」「横浜市長選を乗り切るためだ」等と揶揄されているわけです。

全くもって”従来の枠組みにとらわれた的外れな議論”だと考えます。
なぜか?

そうであるならば、このように細川護熙元総理大臣までもが共鳴しないからです。
総理大臣経験者は政治評論家たちが言うような「そのレヴェル」では最終的に動かない。いや、そうではない「レヴェル」で動かされる。ではいったい「誰」によってなのか?


我が国における、古来からの「本当の権力の中心」によってです。
私たち一人一人がその意味での覚醒を促されています。

そしてまた、そう考えた時、細川政権の「国民福祉税」、小泉政権の「構造改革」が一体何のためであったのかも実はあらためて考えなおさなければなりません。

なぜならば・・・・これからの問題は全て、我が国の「なし崩しのデフォルト処理」に収斂するのですから。

下記の記事、ご覧下さい。「脱原発」は挙国一致をそのためにつくる口実です。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013111202000129.html

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/569465146458044?stream_ref=10


 

 細川護熙(もりひろ)元首相(75)は十一日、都内での本紙のインタビューで、安倍政権の原発再稼働路線を「犯罪的な行為だ」と批判し、「原発ゼロ」に向けた活動を国民的な運動に発展させたい考えを示した。講演会などで「原発ゼロ」を主張している小泉純一郎元首相(71)と会談したことを明らかにし「目的を達成するまで、主張し続けていきたい」と述べた。国民的な人気のあった首相経験者二人が立場を鮮明にしたことで、脱原発運動に新たな局面がひらける可能性がある。

 細川氏は、安倍政権の原発推進政策に関して「ごみの捨て場がないのに再稼働しようとするのは、理解できない。原発について、根本から問い直さなければいけない」と強調した。

 「原発ゼロ」を目指す活動について「政局的な連携でない方が広がっていく。幕末も薩長土肥が攘夷(じょうい)で一致した」と、政党レベルではなく、国民運動として発展させていくべきだと訴えた。

 小泉氏とは約一カ月前に会談した。具体的な会談の内容は明らかにしなかったものの、「核廃棄物の最終処分場がないのにもかかわらず、再稼働を進めることに反対なのは、小泉さんと同じだ」と述べた。

 ただ、「政局レベルの話ではない」と、自らの政界復帰や小泉氏と脱原発新党を結成することは否定。「原発ゼロ」を訴えることで連携し、国民運動推進の一翼を担っていく考えを示した。

 細川氏によると、会談は、フィンランドで建設中の核廃棄物最終処分場を視察した話を小泉氏から聞くために申し入れたという。小泉氏は十二日午後、都内の日本記者クラブで講演する。

 細川氏は、安倍晋三首相が九月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、東京電力福島第一原発事故の汚染水漏れ問題について「状況はコントロールされている」と発言したことについても「首相の言葉をどれだけの人が信じたか疑問だ」と批判した。

<ほそかわ・もりひろ> 1938年生まれ。上智大卒。新聞記者を経て参院議員(自民党)、熊本県知事を務めた後、92年に日本新党を結成。93年に衆院議員に当選、首相に就任したが、8カ月で辞任。98年に政界引退し、神奈川県湯河原町を拠点に陶芸、ふすま絵などアーティストとして活躍。

(東京新聞)


 

《脱原発》で細川・小泉両元総理が“共闘”へ

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/35060415a9251e9b2d92687e1e14c173

 

謎の仏貴婦人が与えてくれた、重大なヒント ~「小泉脱原発宣言」と日本デフォルト(上)~

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/c/ff3075adb715f94febd22a4cc753982b

 

唐突な小泉元首相の発言に隠された「秘密」 ~「小泉脱原発発言」と日本デフォルト(下)~

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/0b5c6a45e25e77768c8411e7b647290f


謎の仏貴婦人が与えてくれた、重大なヒント ~「小泉脱原発宣言」と日本デフォルト(上)~

2014-04-16 | 日本デフォルト

おはようございます。原田武夫です。

今朝方、東洋経済オンラインに新しいコラムをアップして頂きました。
実は・・・飛騨高山に執着しておりまして、最近。。。「釣り」ではありませんよ(笑) 金融との関係なのです。

「???」と思われた方は是非ご一読を。そして、大きく波打ち始めている我が国の地方、中央、そして世界を感じて下さい。
「いいね!」も忘れずに。。。宜しくお願い致します!

http://toyokeizai.net/articles/-/23109

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/563666557037903?stream_ref=10


 


ふらりと飛騨高山に現れたフランス人女性。筆者の知人が紹介してくれた「社長」が飛騨高山の旅行をアレンジしたのだが、その人物の正体とは…(写真はイメージ)

「いきなりフランスから連絡があったときには、まったく気づきませんでした。まさかあれほどのランクの人物が、たった独りでこんな山奥までやって来るなどと、まったく想像していませんでしたので」

今年(2013年)秋、私はわが国の内外においてさまざまな場所に足を延ばしては、大勢の人たちと情報を交換してきた。その中で最も印象深かったことがひとつある。「合掌造り」で知られる白川郷の近くにある観光地・飛騨高山でのことだ。

飛騨高山で「社長」がもらった、謎のメール

このとき、私は彼の地で活躍するなじみの若き経済人と、老舗の料亭「精進料理 角正」で会食していた。この方は「飛騨高山から世界へ」を合言葉に、単なる町おこしを超えたグローバルビジネスをそこから構築すべく奮闘されている。その仲間の輪は着実に広がっており、このときも「男2人で食事するのも何ですから」と、彼の地で新しい観光ビジネスに取り組んでいる、ある会社の社長をご紹介くださった。

「その人物」はかつて、世界的な監査法人系コンサルティングファームの最前線で働いていた。だが、連日連夜にわたる激務の中、ふとそうした人生に疑問を抱き、自らの意思で退職。その後、世界一周の「放浪の旅」を経て、深い山間にあるこの飛騨高山にたどり着いたのだという。

わが国では多くの観光地が、「利便性」の下に画一化されてきた。飛騨高山もその波に飲み込まれそうになってきたわけであるが、この方の発想は真逆である点に特徴がある。あえて使い勝手の悪い「古民家」を修復し、そこに都会からお客様をお迎えして、同時に昼間は地場の地形を最大限に利用したトレッキングやサイクリングなどのツアーを提供している。最初に話を聞いたときには「ビジネスとして成り立っているのか」と疑問に思ったが、実際に来て見ると千客万来。大勢の客人を迎え、てんてこ舞いの日々を送っている様子。

そんな中、いきなりフランスから1通のメールが飛び込んできたのだという。「ヒダ・タカヤマで一人旅をしたいのだが。アナタの会社で全部アレンジしてくれるか」。入力された情報を見ると、パリに住む初老の女性。「さしずめ日本かぶれのフランス人女性だろう」と軽く請け負ったのだという。

そして当日。1週間ほどの滞在であったが、最初にアレンジしておいた旅館で、女性からは大声でクレームがあったのだという。旅館の社長は「これくらい我慢できないのか……」と思いつつ、現場でグレードアップに応じると、途端に満面の笑み。その後は特段の問題もなく、女性は飛騨高山の街並みとその周辺にあるものをくまなく熱心に見て、富山へと抜けて行ったのだという。

数カ月後、同じ女性から突然連絡が

そして数カ月後――この女性からまたメールが突然あった。「アナタにお礼がしたいので、ぜひ一度、パリにある私の家にいらっしゃい」とメッセージには書かれていたのだという。

折しもこのとき、社長は別の用向きで欧州訪問をする予定であった。「まぁついでだからいいか」とこれまた軽く請け負い、指定されたパリの住所へと向かった。

ところが、である。指定された住所へと向かうと、それはパリの中でもセーヌ川を挟んでエッフェル塔が真正面に見える超高級アパルトマンの一室だったのだという。厳重なセキュリティを解いて部屋へと通してもらうと、巨大な部屋に明らかに高価そうな家具が並べられていた。

「いったい、どんな話が飛び出してくるのか」

ソファに座りながら緊張して待っていると、あのときとは打って変わって「貴婦人」の装いをした女性が出てきたのだという。「あのときはどうもありがとう。本当に楽しかったわ」と言い、これまたいかにも高級そうなピスタチオを出してくれた彼女とは、その後、小1時間ほど雑談をしただけであった。社長はますます「???」と首をひねってしまったというわけなのである。

帰国した社長は、フランスの事情に詳しい友人にこの不思議な体験を話し、「あれはいったい何だったのか」とメールで尋ねてみた。するとこの友人からはものすごい勢いで返事が返ってきたのだ。

「お前知らないで会ったのか? その女性は、フランス金融界屈指の銀行で頭取を務める人物の夫人だぞ」

これを聞いた社長が、腰を抜かすほど驚いたのは言うまでもない。だが、どうしても納得がいかなかったのが「なぜよりによって飛騨高山へ」ということだったのだという。この女性は確かにわが国へはやって来たが、ピン・ポイントで「飛騨高山」だけを見て帰ったのである。「なぜ、欧州財界の大物の夫人がお付きも連れずにこんな山奥に……」。社長の脳裏では謎が謎を呼ぶだけであった。

それから約半年。私と出会うまでに社長は実に大勢の「外国からの不思議な訪問客」を飛騨高山で迎えてきたのだという。たいていの場合、素性がまったくわからないものの、カネ払いのよい人物ばかりだ。同時に、決まって「何か」を飛騨高山で探している様子であった。

だが決してそれをアテンドする社長に語ることはなく、くまなく歩き回り、最後は得心しかたのように満足した様子で帰っていく――。「彼ら、いったい何しに来ているのでしょうか。どう思われますか、原田さん」。これが、社長があの夜の宴で発した疑問だった。

私は直感的にこう答えた。

「ひょっとして彼ら外国人の富裕層たちは、“東洋のスイス”を探しに来ているということはありませんか。社会的に見てランクの高い人物がわざわざやって来る以上、大切な資産管理と関連があるとみるのが適当だと思います」

私がこう答えたのには理由がある。飛騨高山は乗鞍岳を筆頭とした高い山々に囲まれており、アクセスが限られている。その一方で「スーパーカミオカンデ」で知られる旧神岡鉱山がすぐ傍らにある。そして南は名古屋から太平洋へ、北は富山から日本海、さらにはユーラシア大陸へと連なる道のりの真ん中にある。

実はこの状況は金融立国として知られる「スイス」と似通っている。欧州を東西南北に分けたとき、その真ん中に位置しているのがスイスだ。そして何よりも山がちであり、そこに財宝を隠すことのできる天然の要塞を見つけ、金庫を造ることはそう難しくはない場所、それがスイスなのである。

そうした私の直感的な分析を聞いた社長と宴のホストである経済人は、共に膝をたたいて口々にこう言った。

「なるほど、それで合点が行きました。続々と来る外国人たちは、話を聞くと、どうもその多くがユダヤ系であるようなのです。教えてくれはしませんが、何かの話を聞きつけてこの飛騨高山まで来ているとしか思えない。私たち日本人にはうかがい知れないストーリーです。そう考えてみると、“東洋のスイス”の候補地として、わざわざこの山奥まで来たとしても不思議ではありませんね」。

これを聞いて私は「そうであるならば、まずはパリの貴婦人にあらためて連絡をとり、『そういうことなのですか』と尋ねてみるのがいい。もし『そうだ』との答えを得たらば、彼らがつくる前に地場の方々が今はやりの『国家戦略特区』を利用して、金融特区をつくってしまえばいいのではないか」と答えた。何も、地の利の果実を、彼らにだけ取られる必要はまったくないのだ。飛騨高山はわが国であり、わが国を仕切るのは私たち日本人なのであるから。
「なるほど。では早速、動いてみることにしましょう」と、根っからの熱血である社長はそう答え、翌日から動き始めたという。(このあと、驚天動地の結論が待っている下へ続く。(下を読む

 

http://toyokeizai.net/articles/-/23109