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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

井戸を掘った人のことを忘れない

2014-03-19 | 感謝・出会い・共時性

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●「今日の言葉」
 ~不安な時代だからこそ「覇術」ではなく「王道」を語る珠玉の言葉を~
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“井戸を掘った人のことを忘れない”

(読み人知らず)


……IISIA代表・原田武夫のコメント:

─かつて与党を担った「民主党」という党があった。
 「かつて」というのは現在の民主党はその当時と様変わりしたからである。

─「民主党」とは鳩山・小沢の2大オーナーによる政党であった。
 ところが彼ら2人はいずれも放逐され、後には残骸だけが残った。

─なぜそうなったのかといえば理由はただ一つ。
 政権を担うに至った最大の功労者である小沢一郎を足蹴にしたからである。

─無論、「小沢一郎流」に対しては様々な議論がある。
 だが一点だけ、大切なことがあるのだ。

─それはあの時、小沢一郎氏がいなければ民主党政権は無かったということだ。
 ところがそれを忘れ、自称「主流派」は暴走し、そして自壊した。

─今でも想い出すのは、この自称「主流派」たちの振る舞いだ。
 当選した直後、身近な人には一切、御礼をしなかったのである。

─理由を糺すと答えはただ一つ。
 「近しいので許されると思った」

─「ふざけるな」と一喝したのを今でもよく覚えている。
 そして案の定、自壊したというわけなのである。

大切なことはただ一つ。
「井戸を掘った人のことを忘れない」、である。

大したことではないが忘れがちになる。
大成功すればするほど、自信過剰になり、最初のことを忘れてしまう。

そして「別にあの支えがなくとも何とかなった」と考えてしまう。
これが実は運の尽き、なのである。

このことは余りにも大事なことなのであるが、だからこそ私たちは教わる
ことがない。当たり前であるがゆえに、あえて黙されているのである。

「井戸を掘った人のことを忘れない」
是非、忘れないようにしたいものだ。

 

(メールマガジン 2013年4月3日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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