───────────────────────────────────
●「今日の焦点!」
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
───────────────────────────────────
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「ユーロ・グループ議長にオランダ財務大臣を選任」です。
⇒その理由は……:
─「現在進行中の金融メルトダウンを通じて米欧が画策しているのは世界史
の刷新である」これが今、維持すべき基本ラインです。
─世界史を刷新する。
そうである以上は、そもそも「これまで」が整理される必要があります。
─そこで考えなければならないのが、「これまで」のシステムがどこから
始まったのか、です。その答えはオランダにあります。
─オランダは中世において「世界で最も自由な国」でした。
そのため多数の難民たちが転がり込む国でもありました。
─丁度その頃、カトリック勢力がイスラム王朝を南欧・北アフリカで撃退。
それに仕えていた多数の民族が逃げることを余儀なくされました。
─その典型が、これらイスラム王朝の金庫番であったユダヤ人たち。
いわゆる「セファラディ」たちです。
そうしたセファラディたちが辿りついたところ。
それがオランダなのでした。
そしてそこからある者は米国を目指しました。
独立戦争を資金面で支えたのは他ならぬ彼らです。
セファラディたちが創り上げた壮大なネットワーク。
その延長線上にあるのが現在の「世界史」というシステムなのです。
したがって今回の選任を通じていよいよ真打ち登場というべきです。
ここから……世界史はいよいよ音を立てて変わります。
(メールマガジン 2013年1月22日号 より)
http://archive.mag2.com/0000228369/index.html
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます