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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

エリザベス英女王が「EU脱退の可否を問う国民投票の実施」を明言

2015-05-31 | グローバル・マクロ

   □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「エリザベス英女王が『EU脱退の可否を問う国民投票の実施』を明言」です。


⇒その理由は……:

 ─米欧の統治エリートたちが常に考えていること。
  それは「上げ」と「下げ」を維持することです。

 ─一つの方向性で固定してしまっては困るのです。
  「上げ」「下げ」が生じないからです。

 ─大事なことは「上げ」と「下げ」が交互に生じること。
  それによって両者の間の「差異」が生じること、なのです。

 ─したがって時に突拍子もないことを彼らは始めます。
  それらも全て「一点のため」なのです。
 
 ─それは「上げ」と「下げ」の維持です。
  それ以上でもそれ以下でもありません。

エリザベス英女王が英国会で演説を行いました。
そして「EU脱退の可否を問う国民投票の実施」を明言したのです。

サッチャー政権当時の英国は金融資本主義化を徹底しました。
そして欧州連合(EU)の一員であることから裨益してきたのです。

それをなぜみすみす失おうというのでしょうか。
現状維持ではなぜ満足できないのでしょうか。

全ては「上げ」と「下げ」のためなのです。
「大英帝国」がいよいよ終わる、というわけなのです。

それではその中核的勢力は一体どこへ移るのでしょうか。
他のいずれの地域へと退避し、新たな都を創るのでしょうか。

今、足元で起きていることと、これは大きな関係があります。
我が国、そして東アジアで起きていること、です。

大きな意味で「上げ」と「下げ」がそこでも作用しています。
───見えます、でしょうか??

 

(メールマガジン 2015年5月29日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


 

イギリスにおいて選挙戦が始まる

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/0b0f9223e5ef17a41f169c2bbd9c1850



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