映画 「ヒア アフター」
2011年2月19日より劇場公開中
クリント・イーストウッド監督、
制作総指揮スティーブン・スピルバーグ、
主演はイーストウッド監督の前作「インビクタス」
に続きマット・デイモン、
脚本は制作総指揮も兼ねた
「フロスト×ニクソン」のピーター・モーガン
巨匠クリント・イーストウッドが、死後の世界にとらわれてしまった
3人の人間の苦悩と解放を描いたヒューマン・ドラマ。
サンフランシスコに住む元霊能者で肉体労働者のジョージ、
臨死体験をしたパリ在住のジャーナリスト、マリー、
兄を亡くしたロンドン在住の小学生マーカスの3人が、
互いの問いかけに導かれるようにめぐり会い、生きる喜びを
見出していく姿を描く。
この作品のテーマ、一見イーストウッド作品らしくなく、
前宣伝はいかにもスピルバーグ映画風?という感じ。
イーストウッド×スピルバーグ、話題性はありますが、
この組み合わせはどうか?とあまり期待せずに観ました。
しかし心配は杞憂、ここ数年のイーストウッド作品らしく、
あえて教訓やメッセージを排除するような作風、
ディティール、登場人物の内面描写、カメラワーク、
音楽、適材適所のキャスティングに至るまで、
実に丁寧に作り込まれ、程良いエンターテインメントも
加味された、あきらかな極上のイーストウッド作品でした。
129分では足りない、もうしばらくこの作品世界にいたいと
思わせてくれる、慈愛に満ちた素晴らしい映画。
優しい音楽が流れるエンドロールでは、心地よい余韻に
また涙してしまった…
冒頭の大津波のシーンは圧巻(ここはスピルバーグ色全開!)
ぜひ映画館の大きなスクリーンで!
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これはDVDでなく、映画館に見に行った方がよさそうですね。時間を見つけて行ってこようと思います!
大津波のシーンは、ここまでできるのかと思いますよ。
スケールよりもリアルさという意味で。
ぜひ、映画館の大きなスクリーンで!