通天閣のパンフレット『通天閣公式ガイド』が新しくなりました。
4月10日付けの「『新世界』情報ブログ」で「通天閣公式パンフレットがあたらしくなる」との記事を見ていたので、入手できるのを楽しみにしていました。
コロナ禍の中、通天閣へ出かけることはできないので、オークションに出品されるのをずっと待っていました。
6月になる頃から出品が急に増えて、無事に入手することができました。表紙には新しいアトラクションのタワースライダーも描かれています。
「地上22mのEV塔の外周を周りながら地下1階(地上-4.5m)まで、約10秒で一気に滑り降りる(斜度約30度)全長60mの体感型滑り台です。」
これまでの公式ガイドです。
もう一つ前の公式ガイドです。
基本的な形は同じで、表紙のデザインと内容を変えて発行を続けています。これはコレクターにとっては絶対に集めたくなりますね。本当は訪塔して入手するのが正当なのですが、なかなか行くこともできないので、今はオークション等で入手しています。
その他の少し古いパンフレットも3種類入手できました。
どのパンフレットも初めて見るデザインではありません。3種類とも同じデザインの色違いのバージョンがあります。
最初の『通天閣御案内』のパンフレットの色違いです。
展望台入場料金は大人100円、小人50円です。『通天閣30年のあゆみ』によると、この料金改定は昭和36年10月1日でした。
表紙は同じですが、展望台入場料金は大人120円、小人60円に改定されています。『通天閣30年のあゆみ』によると、この改定は昭和39年11月1日でした。
このパンフレットには展望記念スタンプが押してあり、訪問日は昭和40年11月27日でした。
青の表紙に変わっていますが、内容は上のパンフレットと同じです。
今回入赤の赤のパンフレットの展望台入場料金は大人(中学生以上)80円、小人(小学生以下)40円でした。このパンフレットが一番古いことがわかります。この料金改定は昭和34年9月1日でした。
展望料金は、昭和36年10月1日に大人100円、小人50円に改定されていますから、この間の発行になります。
2番目のパンフレットの色違いです。
展望台入場料金は大人250円、小人130円でした。見開き面にはフィッシュセンターの記事がありますから、昭和43年8月1日以降の発行になります。
今回入手のパンフレットは表紙文字の色が違うだけで、デザインは見開き面も変わっていません。展望台入場料金は大人200円、小人100円なので、こちらの方が古いです。
3番目のパンフレットの色違いは今回入手のもので3種類になります。最初に青色バージョンです。
入場料金は、大人450円、学生 大・高・中学生300円、小人(無料)でした。なお、大人の部分がマジックで消されています。料金改定があったものと考えられます。
また、見開きのページには、地下には囲碁将棋センターがあります。「昭和51年10月にオープン !! 日本一の設備と広さ、娯楽の殿堂で、ぜひ一局。」と記されています。
次の色違いのパンフレット、オレンジバージョンです。
入場料金は、大人500円、大学生400円になりました。高・中学生300円、小人(無料)は変わっていません。
見開き面は青色バージョンと同じです。
今回入手した赤バージョンの入場料金は、大人450円、学生 大・高・中学生300円、小人(3才以上小学生)150円でした。
見開き面です。
右下の地下の紹介は「囲碁将棋センター」ではなく、「フィッシュセンター」でした。
「昭和43年8月、地下にフィッシュセンターが完成。いろいろな熱帯魚の生態をご鑑賞いただけます。」
これらの情報から、この赤バージョンが最も古く、次に青バージョン、オレンジバージョンがいちばん新しいと推定できます。
かなり細かいことにこだわりましたが、通天閣は昔からパンフレットが頻繁に改定されており、その歴史をたどることが楽しいです。
『タワーめぐりの旅』更新しました。通天閣のページでは今回入手のパンフレットも含めて発行順に掲載しています。
タワーめぐりの旅
4月10日付けの「『新世界』情報ブログ」で「通天閣公式パンフレットがあたらしくなる」との記事を見ていたので、入手できるのを楽しみにしていました。
コロナ禍の中、通天閣へ出かけることはできないので、オークションに出品されるのをずっと待っていました。
6月になる頃から出品が急に増えて、無事に入手することができました。表紙には新しいアトラクションのタワースライダーも描かれています。
「地上22mのEV塔の外周を周りながら地下1階(地上-4.5m)まで、約10秒で一気に滑り降りる(斜度約30度)全長60mの体感型滑り台です。」
これまでの公式ガイドです。
もう一つ前の公式ガイドです。
基本的な形は同じで、表紙のデザインと内容を変えて発行を続けています。これはコレクターにとっては絶対に集めたくなりますね。本当は訪塔して入手するのが正当なのですが、なかなか行くこともできないので、今はオークション等で入手しています。
その他の少し古いパンフレットも3種類入手できました。
どのパンフレットも初めて見るデザインではありません。3種類とも同じデザインの色違いのバージョンがあります。
最初の『通天閣御案内』のパンフレットの色違いです。
展望台入場料金は大人100円、小人50円です。『通天閣30年のあゆみ』によると、この料金改定は昭和36年10月1日でした。
表紙は同じですが、展望台入場料金は大人120円、小人60円に改定されています。『通天閣30年のあゆみ』によると、この改定は昭和39年11月1日でした。
このパンフレットには展望記念スタンプが押してあり、訪問日は昭和40年11月27日でした。
青の表紙に変わっていますが、内容は上のパンフレットと同じです。
今回入赤の赤のパンフレットの展望台入場料金は大人(中学生以上)80円、小人(小学生以下)40円でした。このパンフレットが一番古いことがわかります。この料金改定は昭和34年9月1日でした。
展望料金は、昭和36年10月1日に大人100円、小人50円に改定されていますから、この間の発行になります。
2番目のパンフレットの色違いです。
展望台入場料金は大人250円、小人130円でした。見開き面にはフィッシュセンターの記事がありますから、昭和43年8月1日以降の発行になります。
今回入手のパンフレットは表紙文字の色が違うだけで、デザインは見開き面も変わっていません。展望台入場料金は大人200円、小人100円なので、こちらの方が古いです。
3番目のパンフレットの色違いは今回入手のもので3種類になります。最初に青色バージョンです。
入場料金は、大人450円、学生 大・高・中学生300円、小人(無料)でした。なお、大人の部分がマジックで消されています。料金改定があったものと考えられます。
また、見開きのページには、地下には囲碁将棋センターがあります。「昭和51年10月にオープン !! 日本一の設備と広さ、娯楽の殿堂で、ぜひ一局。」と記されています。
次の色違いのパンフレット、オレンジバージョンです。
入場料金は、大人500円、大学生400円になりました。高・中学生300円、小人(無料)は変わっていません。
見開き面は青色バージョンと同じです。
今回入手した赤バージョンの入場料金は、大人450円、学生 大・高・中学生300円、小人(3才以上小学生)150円でした。
見開き面です。
右下の地下の紹介は「囲碁将棋センター」ではなく、「フィッシュセンター」でした。
「昭和43年8月、地下にフィッシュセンターが完成。いろいろな熱帯魚の生態をご鑑賞いただけます。」
これらの情報から、この赤バージョンが最も古く、次に青バージョン、オレンジバージョンがいちばん新しいと推定できます。
かなり細かいことにこだわりましたが、通天閣は昔からパンフレットが頻繁に改定されており、その歴史をたどることが楽しいです。
『タワーめぐりの旅』更新しました。通天閣のページでは今回入手のパンフレットも含めて発行順に掲載しています。
タワーめぐりの旅
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