ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

参観灯台のリーフレット

2021年01月14日 | 灯台
前回のブログで紹介した犬吠埼灯台の新しいリーフレットです。


『燈光』誌9月号の、燈光会岩崎貞二会長の「コロナ危機」の記事の中に、

「リーフレットも一新しました。今までのは、灯台の説明は詳しく書いてあるのですが、灯台の魅力を伝えるものにはなっていません。そのリーフレットを見て、灯台に行ってみたい、灯台にのぼってみたいと思ってもらえるようなものにしました。事務局の女性職員と現場の皆さんの手作りです。」

とありましたので、新しいリーフレットに出会える日を楽しみに待っていました。

なお、これまで「参観灯台のパンフレット」としてきたのですが、この記事の中で「リーフレット」となっているので、今後は「リーフレット」とします。

これまでのリーフレットはこちらでした。





参観灯台のリーフレットは参観者全員に配られるわけではなく、グッズを購入した時などにいただけることが多いようです。

私がこのリーフレットを初めて入手したのは、2014年11月15日の犬吠埼灯台点灯140周年記念イベントの時でした。

今回、改めてリーフレットを確認していて、版の違うリーフレットの存在に気がつきました。それがこちらです。





表紙の写真が同じなので、変わっていたことに気がつきませんでした。

1面から4面まで、変更がありますね。英語表記が入り、旧東京灯標(3等レンズ)の写真も入りました。また、霧笛舎には「2014年(平成26年)登録有形文化財に登録された」との注記が付けられました。

気になったので、見学記念券についても確認して見ました。


2015年(平成27年)からこのデザインで変わっていません。しかし、裏面の説明が変わっていました。2016年(平成28年)元日の見学記念券です。


2020年(令和2年)元日の見学記念券です。


これまでの「位置 北緯 35度42分28秒 東経 140度52分07秒」がなくなり、「所在地 千葉県銚子市犬吠埼」になっています。これは大きな変更ですね。

また「閃光」も「せん光」となりました。一般の見学者にもわかりやすくするための試みでしょうか。

参観灯台のリーフレットについては、次回に続きます。

※リーフレットを整理している中で、第3版の存在を確認しました。





表紙では燈光会の住所が、虎ノ門から現在の西新橋に変わっています。この移転は2016年(平成28年)3月のようなので、これ以降の改版ですね。

2面では、電波標識から「ディファレンシャルGPS」がなくなっています。ディファレンシャルGPSは、2019年(平成31年)3月1日をもって廃止されましたので、改版はごく最近なんでしょうか。

3面では「閃光」が「せん光」に変わっています。4面は違いが一番わかりやすいです。情報はほとんど同じですが、写真の配置が変えられ、スタンプのスペースが大きくなりました。
(2021.1.15追記)
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