灯台グッズの中で最も多いのは絵はがきでしょうか。灯台グッズとしてだけではなく、観光絵はがきとして、各地の風景の中に灯台が写っています。
最近入手した灯台の絵はがきセットです。
風光社製作で絵はがき10枚セット、200円です。発行時期は記入されていませんが、郵便番号5桁の時代の絵はがきです。
一般に販売された絵はがきで、各地の灯台を集めた絵はがきのセットは、かなり珍しいのではないかと思いました。
表紙は船の科学館屋外展示場に展示されている旧大瀬崎灯台です。これには驚きました。最初見たときは船の科学館とは思わずに、右側に未知の展望タワー?と慌てました。
10枚の絵はがきの中には、これも船の科学館に展示されている旧安乗埼灯台もあります。
平成22年(2010年)3月27日、船の科学館に行ったときの写真です。
残りの9枚の絵はがきは、納沙布岬灯台、犬吠埼灯台、野島崎灯台、観音崎灯台、禄剛崎灯台、日御碕灯台、室戸岬灯台、足摺岬灯台、長崎鼻灯台(薩摩長崎鼻灯台)です。長崎鼻灯台以外は燈光会刊行の『あなたが選んだ 日本の灯台50選』掲載の灯台ですね。
犬吠埼灯台と野島崎灯台の絵はがきです。
絵はがき自体は、普通の観光絵はがきと変わりありません。
こちらは全国タワーの絵はがきセットです。
全国タワー協議会監修で、昭和50年代後半の発行と推定しています。
これは全国タワー協議会加盟タワーの絵はがきセットです。なお、「全国タワー協議会」は当時の名称で、現在は「全日本タワー協議会」になっています。
灯台には、燈光会が管理している参観灯台=のぼれる灯台がありますが、この「灯台」絵はがきセットに収録されている灯台は参観灯台だけではありません。
この絵はがきセットはかなりマニアックなセットだと思います。灯台マニアに向けた絵はがきセットなんでしょうか。どのような経過で製作されたものか、気になります。
観光絵はがきではなく、「灯台」に焦点を当てた絵はがきには、海上保安庁や燈光会による絵はがきがあります。
2019年度、『世界航路標識の日』創設記念キャンペーンでプレゼントされた「灯台オリジナルポストカード」です。「世界の灯台100選」に選ばれた5つの灯台が対象でした。
選ばれた灯台は、犬吠埼灯台、姫埼灯台、神子元島灯台、美保関灯台、出雲日御碕灯台の5灯台です。犬吠埼灯台の絵はがきです。
燈光会発行の絵はがきセットもあります。
現在も発売されている野島埼灯台の絵はがきセットです。
次は以前発行された観音埼灯台の絵はがきセットです。
こちらも燈光会の発行で、これらは単独の灯台絵はがきセットです。
日本の参観灯台を集めた絵はがきセットは、発行されたことがあるのでしょうか。
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