しんまい先生の徒然日記

剣道を通じて、子ども達と共に修練を積み重ねた日記・記録です♪

第42回飯塚少年剣道大会 第12回嘉麻市少年健全育成剣道大会

2017-10-11 11:10:42 | 日記
9月23日(祝)飯塚少年剣道大会は団体は小中学生ともに1回戦敗退の惨敗。唯一、中学生女子の部の個人戦で古野杏衣ちゃんが三位を頂きました。






10月8日(日)嘉麻市少年健全育成剣道大会では、個人戦のみで中学生男子は岩下晃樹、中学生女子は古野杏衣、小学生高学年の部は守島佑樹が優勝を頂きました。






飯塚少年剣道大会の後の恒例の打ち上げでお話をさせて頂いた事を書き記します。

「剣は心なり」
心が備わっていないといくら厳しい稽古を積んでも習得するものが少ない。A君の例を取ってお話しました。

A君は、おとなしく、素直で優しい性格。言われた事はきちんとやります。

稽古は休まず、合同稽古会も錬成会も必ず出席します。

しかし、悪い癖が直らない、試合は単純に相手に合わせて打つので当然の如く出遅れて打たれる。

言わば、意欲はあるのですが上達が目に見えない子なんです。

原因は、「心」だと思いました。

そこでA君に「今度から、何でも一番になりなさい!道場に来る・面の着け外し・構え・並ぶのも全て一番に行う!!」

早速、A君は挑戦していましたが、これがなかなか難しい。意識していても一番にはなれない。たまぁ~に一番になると嬉しそうです。

そこで出来たら褒めて、出来なければ意識が足りないとこをフィードバックします。

一か月程して何だか少し変わって来たな。と思うようになりました。

その頃、保護者の方から聞いた話によると、実は生活態度も変わって来たそうです。

帰宅すると何も言われずに自ら宿題をするようになったとの事。

素晴らしい事ですね!感動しました!!

そうなんです!子供の事を考えて一緒に行動すると感動するんです!

少年スポーツは、保護者も一緒になって取り組む事、苦楽を共有する事、子供が取り組みやすい環境を作る事です。そして一緒に感動しましょう!!と、、、

中学生まで、言わば義務教育期間中はしっかり関わってください。とお話しました。

そして最後に、子供たちを小体育館に集めて素振り1,000本をさせました。既に自主的に数名が700本程振っていたそうです。

全員で声を出し、何度もやり直しをさせられながら、トータルで2,000本は振ったのではないでしょうか。

これもお話しをしました。

試合で実力を出し切れずに負けて悔しいのは、各々が感じている通り。素振り1,000本すれば少しは気持ちが晴れるし、振っている間に色んな事を感じるはず。

モヤモヤして帰るよりも、スッキリして帰らなくては次に繋がらない!!この素振り1,000本は罰でも戒めでもない!その手のマメは先生の「愛!!」です。と、、、

みんな笑ってましたが、私は真剣です!!

先生方も居て僭越ながらこのような話をさせて頂きましたが剣の道に終わりはありません!!

「勝って反省、負けて感謝」次のステップに向けて頑張って欲しいと思います。








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