真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

月慧師母曰く・・弥勒仏の弘愿

2023-11-27 19:14:07 | 師尊老大人・月慧師母

月慧師母曰く・・ 

「かつて、補處佛(弥勒仏)は弘愿を発され 

未来に下生して成佛する前に 

分霊として輪迴し、放下することを学習された 

今世において苦難を生じ 

妻・子供・財産・身命をみな捨てても 

ただ衆生を遺うことはできない」 

【註釈】 

当初、彌勒佛は未来に下生する弘愿を発された‥ 

成佛する前に分霊としてこの世に輪廻し、この世のさまざまな名相を放下することを学習された。

ゆえに毎回、世の中に来てはじめて、多くの苦難に遇われ、妻子供、財産、身命などを含めて、犠牲し放下することを学習された。 

しかし人を感服させたことは・・祂(かれ)は何もかもすべて放下されたが、三曹の衆生を放下することはなかったことである。 

今、白陽の大開普渡にあたり、歴劫に輪廻して、いつも苦海に沈んでいる衆生が解脱し出離(迷いを離れて解脱の境地に達する)する機会を得た。

辦道人員は一家の生命や、妻への恩、子供への愛や、財産物品を犠牲奉献することができる。

しかし身物は捨てることができても、心物を捨てることができるか? 

衆生は修道人が成道する資糧であり、当然、蒼生(人民)を心に懸けて、全体を救い渡さなければならない。 

釋迦佛は彼の父親に話された‥「今の私は、ただあなたの子供であるだけではなく、ただ私達の国の皇太子であるだけでもありません。今の私はすでに三界の導師―天人の師です。衆生は皆、私が救い渡す必要があり、私が渡さなければ衆生は皆、輪廻から解脱して苦しみから離れ楽を得ることができないのです!」

これは大情衆生―佛の大慈の示現である。

了 

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