にせ悟空の麻雀道中記

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リーチの補足

2005年07月29日 20時23分31秒 | 戦術・攻撃編
前項で絶対リーチすべき場面を挙げたが、その中でもダマ2000、2600、3900で好形なら、ダマはむしろ悪手である。
自分の場合、他家がそういうあがりをすると、正直「助かった」と感じる。
リーチの場合に比べ、怖さが殆どないあがりだからだ。

ダマで2000、2600なら、リーチをかけて流れた時のノーテン罰符と同じである。勝ちたいなら、そんなしょうもないあがりを拾う小さい麻雀はやめよう。

特に2000、2600はリーチを打つことで、裏ドラ等含めた期待値が3倍近くになる(2000はほぼ3倍)。
オリられたところでツモればいいだけだし、向かって来ればなおいい。先制好形リーチはあがりやすさにおいても非常に強いのだ。

レートを上げる打ち方

2005年07月29日 18時19分36秒 | 戦術・全般
自分はレートに最大のウエイトを置いているけど、その上で自分が気をつけていることを書きたいと思う。
ロン2は完全順位戦ではなく、収支によるレートへの影響もある。

ここで大切なのは、ダントツでも先制なら点棒を上乗せしにいくということだ。
ピンフドラ1、タンピンドラ1で先制の場合なら迷わずリーチを打つ。
リーチして7700なら追っかけも全然あり。
トップでなく、大トップを狙うことがレートの上昇に繋がる。
順位の見えてくる終盤においてはこの限りではないが。

逆にラスの場合はどうするか?
極力3位以内を狙う努力をすべきであるが、どうしても無理ならラス確でもあがるべきだ。
自分があがれば僅かでも点棒収入と、他家のあがりを蹴ることにより、支出を回避することができる。
逆転できるのに狙わないラス確はダメだが、逆転転不可能な状況でのラス確は全然ありである。

ラス確はマナー違反とか言う輩もいるが、
俺は他人のために麻雀を打っているわけではない。
他人の迷惑とかいう訳の分からない理由で、自分に不利な打牌をする必要は全く無い。

「何切る問題」は重要ではない

2005年07月29日 11時44分51秒 | 戦術・牌効率編
麻雀戦術書やネット上で複雑な何切る問題をよく見かけるが、強くなるという目的でやるならはっきり言って時間の無駄だ。

理由は
①そもそも何切る問題になるような場面はごく稀である
②その稀な場面で選択を間違えたところで、麻雀には結果オーライがある

①は普通に考えれば分かると思うが、②についてはたかが受け入れ枚数数枚の差なら長い目で見ても、そう大きな差にはならない、ということだ。
また、何切る問題では上級者でも意見が割れることが多々ある。
囲碁将棋と違い、明確な答えが無いのだ。
これらの理由から、何切る議論って不毛だなあ・・・といつも感じてしまう。

ただ勘違いしないでほしいが、224466から何を切るか?とか
答えのはっきりしているセオリー的なものとかはきちんと抑えておくべきだ。
こういうのは「何切る」でなく「定石」とも言うべきものなので。

戦術・牌効率編やセオリー研究ではこういった「定石」を多数とりあげているが
それらを間違えずに実行できれば「何切る」で悩む必要は無い。

「絞り」について

2005年07月29日 04時37分48秒 | 戦術・守備編
麻雀を打っていると「絞らない奴はヘタ」「キッチリ絞る奴が上手い」等の発言をする打ち手によく出会う。
これって実際はどうなのか?ハッキリ言って、あまり絞りの効果は無いと思われる。
全くと言っていいほど絞らない俺でもそこそこの結果は残せてるから。

絞りって、あるかどうかも分からない相手の役牌対子を恐れて自分の手を遅らせる行為。それって他家を喜ばせるだけだと感じる。
絞っているうちに他家が役牌を重ねることだってあるわけだし。
あげくの果てには絞った役牌をご丁寧にリーチに一発で切って放銃している。
正直これはみっともない。

まあ、自分も絞らない方が絶対に得とは言い切れないけど。
どっちでもいいけど、絞らない方がやや有利じゃないの?くらいの感じかな。
少なくとも、絞る方が圧倒的に有利ってことはない。
でも、絞ろうが絞るまいがどっちでもいいのなら、絶対に絞らない方がいいんだよね。
理由は効果が無いものに神経を使うのは意味が無いから。
どうでもいいことにあれこれ考えるくらいなら、シンプルにまっすぐ打った方がいい。

てなわけで、「絞る奴は上手い」という古い理論からは早く抜けることをお勧めしたい。

もちろんオーラスあがりトップとか特殊な状況下ではその限りではないけどね。