この週末でAリーグプロを中心とした何人かのプロが日本プロ麻雀連盟を退会した。
詳しくは理想雀士さんのブログの記事
http://blog.livedoor.jp/risoujansisisi132652/archives/50935408.html に書かれている。(こういう更新の早さ、丁寧さはさすがです)
ロン2の人気プロも抜けるようで、ロン2の将来も心配だ。
実際これが原因で次回更新しない人もいるだろう。
自分は四段も取れて満足と言えば満足だけど、最強クラスの実績を上げると言う目標を達成せずしてロン2が過疎サイト化するというケースは避けて欲しいなあ。
本題に戻り、新団体についてのコメントを。
結論から言うと、自分としては非常に残念である。
事実上の連盟分裂だし、ファンにとっても連盟にとっても新団体にとっても何のメリットもないであろう。
新団体の構成員概要を見たけど、実にそうそうたる面子だ。
しかし彼らはプレーヤーとしては一流だが、団体運営能力という点では課題が多いのではないかと感じた。
連盟は上層部の体制に多少の問題こそあるものの、経営戦略という点では他の麻雀団体とは比較にならないくらい安定している。
新団体の面子はその連盟の中だからこその人気、知名度なのだと自分は考える。
例えば極端な例になるが、プロ野球のトッププレーヤーが俺達で新しいプロ野球リーグを作ろうぜ!と言ってチームを抜けたところで、ファンは新リーグに移行するだろうか?
また、大企業のプロジェクトの上層部が数人抜けて新会社を設立したとする。
抜けたはいいが、じゃあ誰が仕事を取ってくるの?って話になる。
顧客はそう簡単には新しい企業には鞍替えしない。
新団体はこれと同じ状況なんじゃないかなあ。
抜けたメンバーはどっちかって言うと新鋭系のプロが多いから、抜けた穴はすぐに埋まるでしょ。連盟は層は厚いのだから。
新団体のメンバーがきちんと組織を形成できるのかも疑問。
一応土田プロが責任者的ポジションらしいけど、メンバーは俺が一番的面子が多いから上手くいくとは思えない。
船頭多くして船山に登るってやつかな。
先行きは非常に心配だ。
しかしなんだかんだ言って、今回の騒動で連盟の人気雀士がかなりの人数抜けたのは事実。
しばらくの間は連盟、新団体共に混沌とした状況が続くだろう。
いち麻雀ファンとして、今後の動向を見守って行きたい。