にせ悟空の麻雀道中記

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役牌1鳴きについて

2006年05月31日 22時40分47秒 | 日記
この前の多井pの講座で運よくプロと同卓でき、牌譜再生でユーザーさんに質問されたことについて少し書いてみる。
戦術ですでに書いているのでここでは違った側面から書いてみるかな。

自分はほぼ役牌は1鳴き。
何故?と聞かれれば自分の中のルールだからとか、鳴かない理由がないからといった答えになってしまうかもしれない。

1鳴きか2鳴きかを状況によって使い分けるのは非常に難しいと感じる。
基準が作りづらいからだ。
迷ってラグをかけて結局見逃すなんてのは絶対にやってはいけないし。

特に字牌以外の手牌がバラバラの時は鳴かないってのが世間ではマジョリティになってる気がする。
自分が影響を受けたとつげき東北も↑の理論を押していた。

でも自分の中ではバラバラの手牌だからこそ1鳴きってのがある。
「鳴いて初めて他家と対等になる」それが自分の考え。
バラバラの手牌だからといって、せっかく役牌があるのにあがりをあきらめることはない。
そういう手牌なのは他家からは分からないんだし。

一般に言われるのは「バラバラの手牌から役牌を仕掛けるとカウンターをくらいやすい」
でも自分はそれで苦しくなった記憶があまりないんだよね。
鳴いた上でその後で手牌が伸びなければそこからオリるし、守備型で2フーロ、3フーロからでもオリるし。
自分の中では、あがれるかもしれないメリット>放銃のリスクだったりする。

2鳴きの場合もあるけど、明確な判断基準がある場合だけかな。
具体的には、
「打点が必要で好形イーシャンテンのとき」
「ホンイツか三色タンピンか等、両天秤にかけていて、役牌を鳴いてしまうと即どちらかを選択しなければならないとき」
「南場のダントツの親で上がりが遠いとき(2枚目もスルー)」
のケースなら1枚目は見送っている。

最速手順は対子1.5個

2006年05月27日 00時56分58秒 | 戦術・牌効率編
次あたりに自分が比較的得意とする暗刻の扱いを書こうと思うが、その前に牌効率の基本手順を書いていこうと思う。
以前も触れたことがあるが、せっかく牌画が使えるんだし、詳しく書いてみることにする。
ここでは打点よりスピードに重点を置いて説明していくのでそのつもりで読んでほしい。


ここで言う対子1.5個とは独立した対子1つと、対子+ターツの複合形
三萬三萬五萬  二筒二筒三筒  八索八索九索 等)を指す。


一萬二萬三萬四萬五萬六萬六筒六筒七筒二索四索四索西西から何を切るかだが、
見た目のきれいさから打2sとしてしまう打ち手がよくいる。
これは44sを頭に固定することになり、対子2.5個になってしまう。
ここでは打6pの対子1.5個に取ろう。

受け入れを比較すると
打2s 14枚
打6p 16枚  となる。

打4sでも対子1.5個になるが、この場合は最終形がカン3sの愚形になる可能性が高い。
複合ターツをターツに固定する場合は、良形側をターツにするのがセオリーとなる。

ここでは分かりやすいようにイーシャンテンのケースを例に挙げたが、それ以前の手作りでもチートイが見えないケースなら対子1.5個を意識しながら手を進めたい。


四萬五萬六萬六萬七萬一筒二筒七筒一索二索二索六索西西のような、愚形を落としていく場面だが
ここでも打1or2sではなく、対子1.5個の打12pの方が効率が良い。
12pの2枚を切ってもロスは3p4枚だけだからだ。

打1or2sならどちらか1枚を切っただけで4枚の受け入れロスになる。
また122s残しなら、最終形で3sペンチャンか、2sと西のシャボかを選択できるメリットもある。


対子1.5個のもう1つのメリットだが、ポンでもテンパイが可能なため受け入れ枚数以上にテンパイ速度が上がるというのがある。

二萬二萬四萬五萬六萬六萬七萬八萬三筒四筒四索六索六索八索 の場合、
打6sでも、打4or8sでも受け入れ枚数は同じだ。
ここでは特に条件がなければ平和になる受け入れが多い打6sが正着となる。

しかしオーラスあがりトップ等、スピード優先の状況ならどうか?
この場合は打4or8sがセオリーとなる。
2mや6sのポンテンの分テンパイ速度が上がるからだ。
これは喰いタンや役牌等の喰い仕掛けでも同じことが言える。


このように、対子1.5個は最速のあがりを目指す上での重要手順となる。
慣れるまでは時間がかかるが、慣れてしまえばすぐに判断が付くようになる。
苦手な人は、迷った場面の牌譜や高レート者の観戦等でのトレーニングを数多くこなすことで自分のものにしていって欲しい。

久々の株ネタ

2006年05月24日 12時48分08秒 | エッセイ
ご無沙汰してたけど、最近の暴落ついでに書いとく。
かなりの不調&自分のヌルさででめちゃくちゃ負けてる。
普通の人ならとっくに株やめてると思うw

とりあえず今日限度いっぱいまで買ったんで、後は日経回復を待つつもり。
追い証来てもキニシナイ。
ぶっこむ気満々っす(`・ω・´)


ここで自分の投資観を書くけど、正直500万までなら負けても構わない。
構わないことはないけど、納得が出来る。
働いて返せる額だし、はっきり言っちゃうとパチスロの生涯収支が700万オーバーはあるから。

最悪500万が無くなっちゃうわけで、500万あれば~が買えたのに・・・とか思う人もいるかもしれない。
500万あれば例えばクラウンが買える。
でも自分はクラウン買っときゃ良かった、とは思わない。
なぜならクラウンは「消費」、株は「投資」だからだ。

消費は買ってしまえばそれでおしまい。500万の商品、サービスが手に入るだけ。
でも投資は違う。
500万が1億になる可能性もある。
よく雀荘やパチ屋で負けた金で~が買えたのに・・・とか言う人がいる。
でもこれは投資と消費をごっちゃにしてるから比べることはできないんだよね。


ただ、「投資」とするためには期待値がプラスでなければならない。
マイナスならただのギャンブル。
自分の株の期待値がプラスかマイナスかはわからない。
でもプラスにすべく努力するのが大事だと思っている今日この頃。

週末

2006年05月22日 07時11分13秒 | 日記
ロン2を鬼打ちするつもりが飲みに行ったり、スロに行ったりだった。

スロはボンバーマンの6をツモった。
しかし、昼までに3500枚の好調も、午後に2700枚まで減らして7時過ぎにヘタレやめw
まあ、勝ったからよしとしよう。

しかし5号機はキツいなあ・・・
出玉速度が遅すぎてイライラする。
スロはそろそろ卒業の時期が近づいてきてるのかもしれない。


ロン2あんまり打てなかったので、週半ばに1日くらい打つかな。

ドラまたぎの扱い

2006年05月19日 06時05分15秒 | 戦術・守備編
他家のリーチに対する危険牌としてドラまたぎがある。
これは手作りをする場合、ドラやドラそばを残すことによりその周辺の待ちが残りやすいこともあるが、
それ以上にドラによる打点上昇がネックとなる。

ここでは全てドラ四筒として話を進めるが、
2p3pで放銃すればリャンメンなら必ずドラ1が付く。
リーチタンピンドラ1なら7700確定。
リーピンドラ1でも3900で裏が乗れば7700になる。
ついてないケースならリーチ一発ピンフドラ1でも7700。

ドラまたぎを切る場合は放銃時の打点リスクを覚悟したい。
普段の基準でオリるか押すか迷うような手牌ならオリた方が無難だ。

また、9pが通っていて片スジの6pを切る場合。
これもドラまたぎと同じくリャンメンならドラ1が確定する。(四筒五筒の形になるため)


ここで注意したいのは、ドラまたぎは打点は高いが放銃する確率は極端に高くなるわけではないということだ。
他の牌にくらべ2倍放銃しやすいかと言えばそうでもないだろう。
よって、自分も十分な打点がある場合は恐れずに勝負することも大切になってくる。

うーむ

2006年05月14日 23時00分42秒 | 日記
最近どうも勝てない・・・
ミスもあるような気もするけど。

R2000はもう切れないんで何とか頑張りたい。


こんなときではあるけど、これから少し忙しくなりそうなんでロン2は週末だけにしようかなとも思ってる。
ブログの更新は普通にやっていきます。

企画

2006年05月07日 03時36分01秒 | お知らせ
東南道場で合わせをやりたいと思います。
日時は5/13(土)の21:00と22:00で。
時間ちょうどに「参加申込」を押してください。
ご参加お待ちしてます。

参加時ですが、特にここを見たと意思表示する必要はありません。
自然同卓か合わせか分からない、それで大丈夫です。

2戦目はマッチングの関係で卓が割れやすくなるため、1戦目で同卓した人は2戦目は参加しないようお願いします。


※道場はレートによりマッチングされるため、レートが離れすぎていると同卓できないこともあります。
昔の雑記に基準が載っていましたが、必要な方がいればコピーしてきます。

大口マンボ

2006年05月06日 02時55分22秒 | エッセイ
ロン2でも活躍している某プロを題材にした漫画を読んだ。
なかなか面白かったしプロの生活やタイトル予選とかのことも分かってよかったw
なかなかのビッグマウスっぷりだけど、結果出してるしエンターテイメント性ってのを考えればありかな。
ボクシングの亀田兄弟みたいなもんかw

その中でガッカリしたことを一つだけ。
何かのタイトルの準決勝だったかのエピソード。

状況は2位以上が勝ち上がりで某プロは2位。(順位は全てトータルでのもの)
最終戦オーラス、3位からリーチが入るが、某プロがトップに差し込み決勝進出を果たすってとこ。


<以前読んだ観戦記の内容>
トータル2位で迎えた最終局、3位からリーチが入る。
決勝進出を決めたい某プロ、考えた末、トップ目の喰い仕掛けを読み切り七索を河に置く。
トップ目から「ロン」の声。
某プロと○○プロが決勝進出を決めた。


<現実>

そのときの某プロの手牌
一萬一萬九萬九萬七索一筒一筒一筒二筒三筒四筒六筒七筒八筒 (七索はリーチ者の現物)

( ´・ω・`)・・・

( `・ω・´)っ七索


( ´∀`) ロン!




なんじゃそりゃ???


そんなもん100人が100人7s切るわい!



なんか自分は某プロが待ちを読み切って面子崩すなりして七索打ったんだと思ってたんだが・・・


JAROに電話しますよ?


てか、麻雀プロのこういうとこはよくないね・・・
打牌に無理やり理由を付けようとする。

他にも、「どっちでもいいからテキトーに切った」麻雀やってるとこういう場面は多い。
が、プロは質問に決してそう答えない。

自分が講座やったときはどうでもいい選択は「どっちでもいい」とはっきり言った。
ほとんど影響の無い細かいことに神経を使うのは疲れる割にリターンが少ないから。

麻雀は運の介入要素が強い競技。
いつの日かそういった、プライド、見栄みたいなものにこだわらず、訳の分からないこじ付けでファンをごまかすことの無いプロが現れることを期待したい。


断っておくが「7sを読み切った」というのは某プロ本人の言葉ではない。
しかし、観戦者や漫画の作者の推測なのか、本人が後からそう言ったのかは分からない。
でもね、この状況、「現物切ったらトップ目があがってくれてラッキーだった」それでいいと思う。
変な後付けの理由はかえって本人の格を落とすだけだと感じる。


最後に自分はロン2で結果を出し、ファンサービスも積極的にやってくれている某プロはプロのあるべき姿だと思っている。
これからも頑張って欲しいし、大口マンボ第二巻の発売も楽しみにしている。