にせ悟空の麻雀道中記

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レーティング・5月

2007年04月30日 23時51分56秒 | レーティング推移
【総合】
レーティング 2100
ロン2リーグ東風戦所属クラス -------
ロン2リーグ東南戦所属クラス Gold
段位/級位 四段
獲得Battle 45134Battle
所持Battle 65134Battle
総対戦数 東風戦 332戦
総対戦数 東南戦 2612戦


2度目のR2100。
何とかここらへんは維持したいところ。

「ラグ」の活用法 その1

2007年04月27日 22時35分27秒 | 戦術・全般
ネット麻雀特有の概念に「鳴きラグ」がある。
鳴けるのにキャンセルしないと、牌が切られた状態で進行が一時止まるというアレだ。

先に注意しておくと、ラグを正確に見抜くにはある程度のスペックのパソコンを使っていることが条件になる。
自分の前のノートパソコンでもそうだが、スペック不足のため全体的に重いような場合、重くて瞬間的にフリーズしているだけなのかラグなのか判断しづらい。
牌譜確認でそこらの区別を付けてからこの戦術を読んでもらいたい。


一部ではラグによって相手の手牌を推測できると主張するユーザーもいるが、あまりそれを基準にした打牌はおすすめできない。
ラグにより、相手の手牌を高い精度で読むことは難しいからだ。
しかし、ラグで他家の手牌を絞り込める状況も僅かながら存在する。
ここではそういった状況とそれに対応した戦術について書いてみたい。


①役牌にラグがかかった場合

これは比較的よく見かける状況だと思う。
これはどこかで役牌がトイツもしくは暗刻になっていることを意味する。

例えば自分の手の中に発が1枚あり、他家が切った発にラグがかかった場合、どこか別のところで発がトイツになっていることが確定する。
この時の対応だが、自分がクズ手であれば発を合わせ切った方がよい。

打ち筋にもよるが、1鳴きしなかったということは打点は心配しなくてもよいということだから。
仮に発トイツの他にドラトイツや暗刻があれば1鳴きするはず。
これはホンイツの場合も同じ事が言える。
特に長いラグがかかった場合は鳴くかどうか迷っているケースが多い。
そういう時は最後の1枚を切って、安手で場を回してもらおう。

逆に自分が勝負手チャンス手の時は極力ラス牌の役牌を絞るようにしたい。
手作りをしたいときに速攻で来られては分が悪い。
ただ、この場合、もし他家からリーチが入れば役牌と何かのシャボになっている可能性も高くなる。
特に共通の役牌でなく、客風牌に長いラグが入り、後にそこからリーチが来た場合。
このケースはその牌の危険度がかなり高くなる。


②上家の切った牌にラグがかかった場合

この場合もどこかでその牌がトイツまたは暗刻になっていることが確定する。
特にその牌がドラだったりしたら注意するようにしたい。
打点に対するケアが必要となる。

また、ラグのかかった牌が自分のカンチャンペンチャン待ちだった場合。
残りの牌は1枚で山に残っている可能性も低い。
この時はそのカンチャンペンチャンを嫌っていった方が良いだろう。

「ラグ」の活用法 その2

2007年04月26日 02時53分29秒 | 戦術・全般
③染め手気配の下家がいて、その色を切ったら長いラグがかかった場合

この場合は下家をほぼ染め手と判断してよいと思う。
長いラグは迷っているケースが多いので、手牌が複雑な形になっていることやその色を晒すか迷って結局見送った等が考えられる。

自分が押せないような手牌であれば、その色を絞るようにしよう。


④チートイツをやっていて他家が切った字牌の生牌にラグがかかった場合

この場合、もうその牌は山にないことが確定する。
あがりだけを考えればその牌を即切った方がいいのだが、他家から見ればラス牌なので鳴かせてしまう可能性も考慮しなければならない。

チートイツはテンパイまでが遠く、スピード勝負では分が悪い。
役牌であればリャンシャンテンまでは手を狭めてでもその牌を絞るべきだろう。

また、チートイのみでどうしてもあがる必要のないときは、鳴かせて場を早く回すのも一つの選択になる。



このように、ラグから他家の手牌を予想できる場面は限られてこそいるものの、使い方によってはラグが大きな判断基準になり得る。
逆に言えば、不必要なラグを掛けて他家に本来知りえない情報を与えてしまうことは避けなければならない。
牌を鳴くかどうかはあらかじめ決めておき、牌が出てから迷うことはなるべくしないようにすることが大切になる。

流局テンパイの重要性 その1

2007年04月19日 02時58分19秒 | 戦術・全般
麻雀には主に誰かがあがって局が終わる場合と、誰もあがれずに流局になる場合がある。
そして流局時の多くにおいてノーテン罰符の移動が発生する。
あがりに比べれば少ない点数と思うかもしれないが、長い目で見れば大きな違いになるのではないかと自分は考える。


他が全員ノーテンの場合
自分テンパイ+3000 ノーテン±0     その差3000

他の一人がテンパっていた場合
自分テンパイ+1500点 ノーテン-1000  その差2500

他の二人がテンパっていた場合
自分テンパイ+1000点 ノーテン-1500  その差2500

他が全員テンパっていた場合
自分テンパイ±0 ノーテン-3000     その差3000


このようにテンパイかノーテンの場合に分けて考えるとそこそこの差になる。
差を考えれば30符2ハンのあがりプラスアルファの価値としてもいいのではないかと思う。


これにより、流局間際に様々な駆け引きが必要となる。

まずは形式テンパイ。
見苦しい等の理由で嫌う人も多いが、2500or3000の点差があるのだから立派な戦術である。
早ければ残りツモ5回、遅くとも残りツモ3回くらいには意識するようにしよう。
残りツモ2回ならよほどのことがない限り形式テンパイに取った方が得だと感じる。

上のケースは他家から仕掛け等が入ってないケースだが、例えば他家のリーチが入っている場合。
この場合でも残り1順や残りツモ無しなら、形式テンパイに取って危険牌を通すのもありだろう。
降りたところでノーテン罰符を払わなければならない可能性は高い。
それならば多少のリスクを犯してもテンパイ収入を取りにいった方がいいだろう。

面前でテンパっていて終盤他家からリーチが入った場合も同じように残りツモが少なければ押していいと思う。

但し、放銃時のリスクは考えておいた方がよい。
例えば南場で自分がトップ目の場合、ノーテン罰符のために放銃し他家との点差を縮めてしまっては意味がない。

流局テンパイの重要性 その2

2007年04月18日 01時56分41秒 | 戦術・全般
終盤の押し引きというか、形式テンパイに向かうかどうかの基準だが、誰からも仕掛けやリーチが入っていない状態であれば、リャンシャンテン以上なら形式テンパイを目指したほうがいいと感じる。
あくまで道場に限ればだが、
テンパイ収入を取りにいくメリット>ダマに放銃するリスク となるからだ。

道場ではダマ7700や5200は稀だと感じる。
また、自分がそれに振り込むケースはさらに少ないだろう。
ダマの1000や2000なら振り込んでも問題はない。
ノーテン罰符とほとんど変わらないのだから。


他家から仕掛けが入った場合だが、打点を基準に形式テンパイに向かうかどうかを判断したい。
染め手系の場合は無理にテンパイを取りにいくのは賢明ではない。
打点が高く、あたり牌も絞られてくるからだ。
染められている色を掴んでしまったときは無理をしないようにしよう。

役牌、喰いタン系の場合はドラを基準にした打点で判断するようにしたい。
ドラの所在が全く分からない場合や、他家が晒した牌の中にドラがあれば無理をしないほうがよいだろう。

いくつ晒されたかも重要な判断基準になる。
2フーロ+手出し数回や、複数の他家が2フーロしているときも無理にテンパイを取りにいくべきではない。
これでドラが見えていない場合などはベタオリするようにしよう。
この場合は、打ち合いになるため流局までいくことは比較的少なくノーテン罰符支払いの可能性も低くなる。

まあ、仕掛けの場合は終盤でなく、序盤~中盤あたりに入ることが多いのでその時点で見切りをキッチリ付け、危険と感じた場合はオリに向かうことが大切。
ここで挙げたようなのはレアケースと思っていただきたい。

流局テンパイの重要性 その3

2007年04月17日 23時49分40秒 | 戦術・全般
自分にもうツモが残ってないこの場面。
八萬はあがり牌だが1000点のみ。
あがったところで点差的にもあまり面白くない。

トップ目の捨牌を見てみると明らかにオリ模様。
ここでは見逃してテンパイ収入を狙うという選択もある。

2人テンパイなら+1500点、上手く1人テンパイなら+3000点になり、トップと点差を詰めることもできる。

もはや、レアケースのレアケースという感じだが、オーラス間近の場合等、覚えておいて損はないだろう。

熱戦

2007年04月15日 02時37分48秒 | 日記
まずは画像の対戦者Rを見て欲しい。(打牌の場面はとりあえず置いておいて)
なんとも豪華な面子である。
段位も自分を含めて四段二人、三段二人。
マッチングがあるので時にこのようなレベルの高い卓が立ってしまうのが道場の魅力でもある。

東1局の8順目、下家の親にこの手が入る。

八萬八萬二索三索四索四索五索六索六索七索九索六筒八筒 ツモ七筒  ドラ二索

ここで親は打9sの5800ダマを選択し、同順上家がツモ切りで八索を放銃。

あれ?と思い、親の成績を確認するとリーチ率20%。
9sツモ切りリーチで5-8s待ちになるのを嫌ったのか、この後何かをカラ切りしてリーチするつもりであったのか。
何にせよ、普段であればリーチを打っていたであろう場面、このあがりがこの半荘を象徴するようなあがりとなった。

とにかくみんな早い早い、ダマや仕掛けをフル活用しあがりに向かう。
小場のバランスはなかなか崩れず、オーラスの点差は
親の自分30700 下家30500 対面29100 上家29700。

全員があがりトップといっても過言ではないほどの僅差。
1000点でも順位が大きく変わる。

結局対面が上家からトイトイ役牌の5200をあがり終了。
自分は2位だった。


しかし、この一戦、打っていて本当に面白かった。
正に一打一打に意味があるというのか、全員の動きを全員がケアするような張り詰めた空気の中で打つことができた。
自分は字牌はあまり気にせず切るタイプだが、この面子ではそういうわけにもいかない。
こういう麻雀をまた打ってみたいものである。

来月あたりから?、リーグ戦が始まるが、何とか盛り上がってこんな面子で打てるといいなあ。


で、画像の場面だけど、ちょうど上家から7pが出たところ。
自分はこれをチーし、ダブ東と中の王手飛車(ダブルバック)とした。

理由としては
①安目5800、高目11600と打点は十分。
②見逃して役牌を鳴く場合、中が先に出ると5800確定でつまらない。
③面子的に東を鳴けてもドラそばは出にくい気がした。
④ここまでかなり早い面子であり、速攻勝負と考えた。

④が一番大きな理由だったかもしれないが、自分は鳴きテンパイを選択。
デメリットとして、ドラを他家に見せてしまうことに鳴いてから気付いたが、それはメリットに比べればそう大きくはないだろう。

しかし、このチーで自分に本来入るはずだった4pが下家に流れ、次順もキー牌が下家に入りリーチが来る。
結局は自分が5200を放銃。
この一局で自分は独走のチャンスを逃した。


もちろん、4pが流れたことは結果論だし、普段なら自分はこんなことは気にしないようにしている。
鳴きによっていいツモ筋が流れてくることも同じ確率でありえるからだ。
鳴きそのものが理にかなっていれば結果は関係ない。
一応断っておくが、それが普段の自分の考えだ。

しかし、この面子ではこの鳴きを後悔している。
わざわざ牌譜確認までして。
これが強者と卓を囲むということなのか・・・なんとも不思議なものである。

最近は

2007年04月13日 02時35分40秒 | 日記
久しぶりにいろんなサイト、ブログ等を見て勉強というかインプットをしている。
それにしても戦術が充実しているサイトが多い気がする。
質もなかなか高い。

いわゆるデジタル麻雀が主流になりつつあるが、これを支えているのはネットの力が大きいだろう。
不特定多数でRを争うネット麻雀は戦術研究や腕を磨くのに最適の場だし、ブログ等では誰もがタイムラグなく情報を発信することができる。
戦術書を自分で買って勉強とか、リアルの友人から指導してもらったりとかしかなかった10年前からすれば本当に時代が変わったものである。


そんなわけで戦術サイトで勉強をしているところだが、今まで間を空けていたのには訳がある。
今の自分の打ち筋のベースにはとつげき東北氏の「科学する麻雀」がある、というかそのおかげで今の自分があると言っても過言ではないが、その中だったかHPだったかで
「打ち筋が効果的かどうかを模索するためには短期の結果に一喜一憂せず、ある程度長期の結果を持って判断すべき」というのがあった。
確かに100戦程度では運の要素も大きい、そんなわけでしばらくはインプット無しになるべく打ち筋を変えず数百戦ほど打っていたけど、そろそろ新しい戦術を取り入れてみようと今は考えている。


戦術書も買うだけ買って読まずに置いていたのがあるので読んでみるつもりだ。

まずはとつげき東北氏の「超入門 科学する麻雀」
これは最初の「科学する麻雀」の内容を元にライターが読みやすく書き直したものということらしい。

そして多井元連盟プロの戦術書。
何度か記事にしたように、彼は世話になったはずの連盟を義理もけじめもない最悪の形で退会した男である。
しかし、人格に問題があるからといって戦術を否定することは賢明ではない。
彼の著書からも学べることは多いだろう。

2冊とも少し読んだ感じではかなり読みやすかった。
近いうちに全部読み、内容次第ではここでレビューを書いてみたいとも思う。

ちなみに「超入門 科学する麻雀」は、「科学する麻雀」をまだ読んでない人には無条件でお勧めしたい。
自分の戦術も「科学する麻雀」に影響を受けている部分も少なからずある。

トップ目からの上乗せ

2007年04月10日 03時03分51秒 | エッセイ
序盤での好形イーシャンテンからなかなかテンパれずにいたこの場面。
ダマで2000の好形テンパイ。
リーチかダマか?順目も終盤にさしかかってはいたが、自分はリーチとした。

レーティング理論や戦術でも書いたが、特に道場ではトップであっても更に点棒を上乗せすることが大切だと自分は考える。
ここはダマで2000よりも、せっかくの好形&4mの壁。
リーチで3900、ツモって5200or裏や一発で7700を取りに行くことが大切。

道場では順位一つでウマは10000点分しか違わない。
順位にこだわるよりも素点を上げに行くことのほうが、Rの上昇という観点では大切だと思う。

よく言われるのに、トップ目のリーチは下位者にチャンスを与えてしまうというのがあるが、自分はそうは思わない。
もちろん先制、好形、打点の基準を満たしている場合に限りだが。

先制であれば、無理に他家が手を作りにくればその分自分のあがれる確率も上がる。
万が一追い付かれても自分の放銃で終わるという最悪のケースは少ない。
他にも親にオリさせ、場を回すという効果もある。


ただし、これがトップがほぼ確定の南3ならダマにするだろうし、オカ+ウマが大きいリーバトでもダマにしていたと思う。
また、中盤以降、3-6mが上家から出たらチーして3面待ちにしようとも考えていた。
ここらは臨機応変な対応を、ということになるだろうか。


一応結果を書いておくと、直後に親、そして対面が追っかけリーチ。
数順後、親にリーのみ2000を放銃した。
一瞬しまったと思ったが、それは結果論。
たとえ親満を振っていたとしても後悔はしなかっただろう。

シロクマの「クヌート」

2007年04月09日 02時24分18秒 | 面白サイト・動画紹介
有名メーカーもグッズに参戦=シロクマ熱冷めず-独動物園
4月7日8時1分配信 時事通信


 【ベルリン7日時事】ドイツのベルリン動物園で、母親の育児放棄により一時は安楽死の危機にひんしたシロクマの赤ちゃん「クヌート」の人気が衰え知らずだ。生後4カ月の愛くるしい姿を一目見ようと、動物園には長蛇の列ができ、関連グッズ商戦には縫いぐるみや菓子の有名メーカーも参入している。
 クヌートの公開は午前と午後に1時間ずつ。ドイツでは店の前などに人が並ぶのは比較的珍しい光景だが、独メディアによると、動物園の入場券売り場の行列は約200メートルに達することもあり、一般公開から2週間の入場者数は約17万人。復活祭(イースター)休暇に当たるこの週末の人出は、1日4万人とも予想されている。 

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海外でもこういうニュースあるんだね~
日本だけかと思ってた、こういうのが好きなのって。

動物園のHPで動画が見れるけどこれがまたかわいい!
真ん中あたりの「Wath the Videos」をクリックで見れるんで是非見てみて欲しい(*^-^)
http://www.zoo-berlin.de/en/experience/young-animals/ice-bear-knut.html