かいつぶりの日々

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【渇水】琵琶湖水位低下

2023年12月08日 | 日記

琵琶湖の水位が低下していますね、
坂本城の石垣が見えたり浮御堂が「建って」いたりで
観光客の方がたくさんいらっしゃっているようです、

他方、水質低下、水不足による取水制限、自然環境の変化など、
やはりうれしくない話も聞きます。

琵琶湖の水位が最も下がったのが、1994年9月15日
この年は△123㎝となったようです(ブログ書いている現在は△72㎝)

直接は地価に影響はないかもですが、1994年の地価公示を振り返ってみますね。
滋賀県の地価公示地点は当時354地点(現在は347地点)、地価動向を一言でいうとバブル崩壊の真っただ中、全地点で下落していたころですね。

例えば現在もある大津5-6(大津市梅林一丁目)は現在36万円(+1.7)
平成6年は125万円(△13.8%)

バブル崩壊直後だったので地価の水準が桁違いですが、長く続いた下落トレンドがここから始まったようです。

※大津5-6はこのあたり
地価と渇水はあまり関係なさそうですが、ひどくなると取水制限で工場の生産活動にも影響が出ます。(過去に実際に水の再利用を促していたようですね)
たちまち何かしら必要とまでは言えませんが、節水を考えて行動すべきかもしれません。

いつ、回復するの?と言われると…
1939年も大渇水(この時は△103㎝)になっていたようですが、1994年も1939年も渇水の記録を更新すると翌月から大量に雨が降って回復したようです。
しかし、今のところしばらくは様子見るしかできないですね。



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