かいつぶりの日々

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【町おこし】岐阜県飛騨市の例

2022年12月13日 | 日記
町おこしのニュースを見つけました、面白い記事なんでご紹介します。


人口減や過疎化が叫ばれて久しいですね、
特に高齢化の著しい町・村についてはどのように人を集めるかというシステムを作成するのが大変なようです。
滋賀県も各市町で地域クーポンなどの配布を行っていますが、町おこしの起爆剤としてはまだこれからっといったところでしょうか。
ニュースサイトで表題の飛騨市の事業が掲載されていました。
飛騨市はアニメ「君の名は…」の舞台になった町として有名ですね、スーパーカミオカンデもあるのもここ。
ただ、人口減少が著しく高齢化率も高い、地方都市では滋賀県同様にこの問題に直面しております。

この対策として行ったのが以下の事業。
・飛騨市ファンクラブを設立
観光客とのコミュニケーション手段としてのファンクラブの設立し、会員にはクーポンやグルメツアーなどのイベントに招待など特典があります。
クラブを運営して3年後、
何度も足を運ぶ「ファン」がいるのことに着目して、該当するファンを「関係人口」として調査し、移住希望と関係人口は等しいわけでない、地域への愛着度は「楽しかった・面白かった」のほか「地域の役にたってうれしかった」という意見がみられたことが目を引いたそうです。
そこで、地元の方のニーズと地域外の関係人口のニーズをマッチングさせるサービスをスタート(「ヒダスケ」というらしいです)
地域の人と交流しながら人助けができるというサービス、報酬は地域クーポンで支払いという内容。
たくさんのマッチングが成立しているそうですね。地域の人も地域外からお手伝いでいらした方を「新たな労働力」として割り切ることはないそうです。

定住ってほど求めていはいないものの、観光客よりも一歩踏み込んだ地域への溶けこみが新たなニーズとして表れているのではないかと思いますね。
海外のワーキングホリデーなんか、よく似ていますね。

ファンを作る→地域への愛着度をアップさせるために体験してもらう→さらにファンが増える
という地域再生のモデル、取り入れている自治体も出てきてます。
それぞれの自治体の特色に沿った形で浸透すると面白いですね。