先週末は奈良まで研修会、1泊2日での研修でした。以前、山林の鑑定のことをここでご紹介しました、さらに知識を深めようと今回の研修会に参加しました。
秋晴れの中、会場は吉野杉で有名な吉野地区、吉野山は世界遺産にも登録されています
せっかくなんでバイクで参加しました、(行き帰りの道中楽しめるので)
予定より一時間早く到着、周辺の津風呂湖ダムをバイクで散策しました。
集合場所でマイクロバスにのり山へ…。
講師の先生から杉とヒノキの違いと良い山林と悪い山林の説明を受けたあと山へ、
植林してから最初の10年が大きく響くこと、悪い山林でも手を加えれば再生可能であること、林業の現状などを目で見て、触って確かめて、通常の座学の研修と違ってさらに勉強になりました
翌日は木材加工会社や材木市場の見学…、i-phoneのケースの加工作業や吉野の木をふんだんに使ったモデルハウスなどを見学。
昼食の最中も講師の先生にいろいろなことをお聞きしました。林業の市場状況がよくないため、伐木にしろ運搬にしろだいぶコストを下げる方向で時代が進んでることやそれが吉野の市場にも影響していること。林業関係者からの生の話は今後の山林の鑑定評価をするにあたって大きな財産となりそうです。
こういった林業の現状や山林の善し悪しを目で確かめるいい機会でした。
研修会に参加されました皆様お疲れさまでした、企画してくださいました奈良県不動産鑑定士協会の皆様ありがとうございました。
また今後もこういった研修会が開催されるそうなので次回もできる限り参加したいです。