ACT-P123SというIP電話機のボタンで遊べることを調べた。三角矢印の上下で着信音量が変えられる。(Mute/Funk) と０（ゼロ）との同時押しのあと，三角矢印の上下で英語、日本語の表示が変えられる。menuボタンをおすと三角矢印で色々な設定が読み取れる。三角矢印の右左を使って設定もできそうだが試してはいない。下矢印を押すと，ユーザー名（display name）が表示される。あとはADSL接続：未使用，これはどの設定項目か分からない。もっとネットワーク関係の情報がつづく。DHCP：使用，IPアドレス：（電話機がDHCPからとったもの）。サブセットマスク，中継ルータアドレス，DNSサーバIP，SNTPサーバーIP，SNTP要求間隔が全て未設定であることが読める。電話機としての設定は 取り込み中，無条件転送，ビジー転送，無応答転送，非通知設定，非通知着信拒否，内線着信音がある。さらにMACアドレス，LAN MACアドレス，バージョンが読める。
ACT－P123Sの設定で説明書だけでは分かりにくかった点をメモしておく。一画面毎に画面下部にあるsubmitボタンをクリックする。最後に右側にあるｒｅｓｔａｒｔ...をクリックし画面にでてくるｒｅｓｔａｒｔボタンをクリックしないと設定が変更されない。電話機の赤いLEDが全部点灯する。時間設定はNTP server IPにサーバのアドレスを入れ，time zoneは日本時間（9時間）に変更する。SIP Settingの設定項目は説明書にはG-lexの場合がかかれているのでCG-phoneの場合を調べたら voipstation.jpにすればよいと分かった。Registrar Server, Outbound Proxy server, Message Server のdomain name にこの名前を設定する。SIP account setting ではdisplay name，SIP user name, authentication user nameにCG-phoneから割り振られた8桁の内線番号（xxxxxxxx）を設定する。詳細にいうとAccount 1 setting のdisplay nameに説明書どおり050-xxxx-xxxxにする。authentication passwordには正しくCG-phoneで設定した値を設定する。正しく設定されていればその下のRegister statusのところにRegister と表示される。
IP電話機は秋葉原で中古をさがした。ソフトフォンにしなかったのは一々PCを立ち上げなくても電話がかけられるからだ。秩父電気の隣でUNIX機を販売しているOTTOの関連の店でACT-P123S (1800円)を買った。店先には1200円の物もあったが，ロムを焼きなおすぐらいの腕が必要と聞いたので，少し高いがこちらにした。箱に入っている説明書を読めば分かるが，この電話機はブロードバンドルータと同様にWAN側からブラウザーで設定する。余っていたハブ付きルータをDHCPサーバにして，電話のWAN側端子とPCを接続し設定を行った。電話機がとれたIPアドレスはボタンを操作で読み取れる。具体的には（Mute/Funk）と９を同時に押しておいて(Mute/Funk)を先に離す。読み取ったアドレスをhttp://(IP address):9999とブラウザーに設定すればよい。
海外留学する子供と電話連絡をするために国際電話代を安くする方法をWEBで探った。skypeが良いが同じ時間にPCが立ち上がっていなければならない。ボストンとだと14時間の時差なので向こうの朝とこちらの夜の時間帯か，こちらの朝と向こうの夜の時間帯しかかけられない。
無料でしかも相手が出ないときに伝言が音声圧縮されてメールでおくられるIP電話サービスがあることを見つけた。これならこちらの好きなときに電話できる。しかも内線電話として使うなら登録料も使用料もかからない完全に無料なサービスがある。閉鎖されているものが多いが，まだ続けているものからサイバーゲートフォン(CG-phone)に会員登録した。内線番号ごとに音声メールを届けるメールアドレスが必要である。それに対してパスワードを設定する必要があるが，メールアドレスを登録したり，CG-phoneの登録をしたりしてパスワ-ドが沢山必要で，若年性（見得の張りすぎて本態性という非難をあびた）アルツハイマーには辛かった。CG-phoneでは割り振られる内線番号がプロバイダーのIDに相当する。
年のせいでCG-phoneのユーザー設定のパスワードを同時につかったものと混同して，割り振られた内線番号を削除してしまった。そうしたら月が変わるまで登録できなくなり，おかげで余分に２つもメールアドレスをとるはめになった。
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