無用の用無 失敗の記録帳、こうすりゃよかったのね。

webは失敗回避の知恵でいっぱい。他人には無用の用ですら無い自己中心的な備忘録です。口頭だけでまだ無形な話もあります。

PL2303を載せたUSBシリアル変換ケーブルのドライバをwindows7/8(x64)に対応させる

2011年06月16日 | Weblog
追加×3 windows10 についてのweb の知識 x64用で古いチップで使えるドライバーはversion 3.3.2.1xxまでさかのぼる。3.3.2.105で2008/10/28のtime stampなので結構古い。

追加の追加 手元にwindows10がないので実際に動くことを確かめていないが、windows10ではPL2303 HXD以降であればdriverがある.以前のPL2303 xxなら買い換えるしかない。ハードはそのままならwindowsを7か8にもどすしかない。

追加
windows8で動かなくなりそのdriverを探しに来られる方が多くなっているようなので以下に最新情報を追加した.
 問題はprolificがUSBシリアル変換chipであるPL2303の古い型番 H,HXA,HX(Rev A),X,XAのものについてwindows8のdriverを作らなくなったからで、最近のwindows8 対応のドライバーをwindows7にインストールするとerror code 10がでてデバイスマネージャーで黄色いマークがついて動かない。理由は中でこれらの型番の粗悪な模造品が作られたためで、同じ型番のchipを使っているすべての変換ケーブルを使えなくするためだ。そのことはここに書いてある.ドライバーに同梱されているこの英文を読まない人のためにprolificの悪意ではなく真意を書いておく。トラブルが起きないのは比較的新しいチップの型番pl2303のHX(Rev.D),HXD,EA, RA, SA, TA, TBで、これらの所有者のみ新しい型番のdriverをprolificのdriverのdownload専用サイトへ行ってID,PASS ともにguestで入りWindows Vista/7/8/8.1 (32 & 64-bit) WDF WHQL Driver: v3.4.62.293 (10/17/2013)をdownloadする(古い製品を大事にする人にとってこれがトラブルの原因)。それより古い型番のチップH,HX(Rev.A),HXA,X,XAでこの台中戦争に巻き込まれた所有者には、戦前のdriverを使えば大目に見てもらえることを示す対応表がついている。それらのdriverを使えば国籍チェックがないのだ。専用サイトの英語にアレルギーの人は、秋月サイトの変換ケーブルのQ&Aに PL2303_Prolific_DriverInstaller_v1.5.0.zip 2011.10.24
がまだあるのでそれを使えばノーチェックだ。更新ではなく後進?するので上書きはできない。最近当ててトラブルの起きたドライバーはインストーラーを再起動して削除しておく。古いバージョンのドライバーはUSBにケーブルをささずにインストールし(これは重要な点です)、再起動を要求されるなら再起動する。その後に変換ケーブルをさす手順にしたがうこと。
このバージョンにはチップを識別するユーティリティが同梱されていて、解凍して起動すればchipがなにか判定してくれる。わたしは戦争の種のchipをつかった変換ケーブルばかり所有していた。
 prolificのdriverとは別にmicro$oftに由来するトラブルもある。windowsxpからcom番号の使用管理データベースが番号を一度割り振ると開放せず使用中のまま次々と新規の番号を割り振るように変更になったためだ。削除されないで残る番号がすべて使用中となる。bluetoothでは機器をつなぎっぱなしにするので便利な仕様だがusbシリアル機器などは2、3台しか使わないし、古いsoftではcom番号が設定可能範囲外(com10以上に対応していない)になって動かなくなる。そこでwindows7ではregeditで\\HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\COM Name ArbiterのComDBの当該port Noの値を使用中の1から未使用の0に戻すとよい。binary dataの読み方がわかる人以外は触らないこと。google先生から何人か紹介してもらえば正しい情報がかかれているサイトが見つかる。これを使うと安全かも
緊張緩和のためにこれらの情報が役立つ事を望む.
ここまで

PL2302を使っているUSBシリアル変換ケーブルを数種類持っているが、最近のwindows vista, 7どころかXPでさえもドライバーが公開されてないものがある。そこで販売会社の違うUSBシリアル変換ケーブルを「むにゃむにゃ」変身させてwindows7の最新のドライバーが使えるようにする方法を書いておく。

1)忍び込みの術 infファイルをいじくる方法
販売会社ID(vendor ID,VID),製品ID(product ID、PID)をinfファイルに追記する方法
windows8になりデジタル署名の確認がうるさくなってきたので、USB変換ケーブルを使用する人にこのOSは勧めない。

2)なりすましの術PL2302のVID,PIDがかかれているEEPROMの内容を書き変える方法
上のサイトで入手できるEEPROM書き直しプログラムはここで紹介されている新しいものと同じです。

これでEEPROMのデータをID、PIDをベンダードライバと同じ値に書き直す。もともとがチップ製造会社prolificのリファレンスドライバーをいじっているだけだから書き直しても使える。販売会社が供給し無くなっても最新のドライバーが使えることになる。(windows8対策にはドライバーの書き直しが認証されないので忍び込みの術は見破られる。ケーブル側の変更をするなりすましの術がよい。)

ここにも続きを書いている。

付録
知っている人には知られている事(知らない人には分からない)だがPL2303のハードにDTR/DSRによるハンドシェークを設定できてもソフトでは対応していないバグがある。
USB-RSAQ2 ㈱IOデータ機器
REX-USB60(FはFTDIチップ) ラトックシステム㈱
UC-SGT エレコム
これらはICのPINの処理で修正可能かも.IOデータの物は対応しているのでドライバを差し替える,または改造するとよいらしい。


私が使うときには速度を9600bits/sまでとしているので問題を経験したことはないが115.2Kbits/sではバッファにゴミが残ることも報告されている。

最近あっちこっちで問題になっているwindows8(x64)でのPL-2303のUSBシリアル変換ケーブルのドライバー情報が一番よくあつまっているのはtomochaさんのところ。成功報告が現在進行形できている。prolificのドライバーの最新バージョンがまがい物chip?を厳しくはじくので問題を起こしているのでバージョンをxxx1.30.zipにもどすとよいらしい。秋月電子ではPL-2303の変換ケーブルをまだ売っているのでそこで探せば情報が得られるだろう(この情報の詳細を文頭に書いておいた)。
その他
PC側のシリアルポートからの電流供給
XPまでのドライバーのバージョンと名前がある

glantan, kurobox,fon,garminなどの機器とのデータ通信のため内蔵CHIPが問題だった頃のサイト
http://www.geocities.jp/aesthetic_music/memo/usb-cable.html
http://www.geocities.jp/aesthetic_music/memo/scon.html
http://iohack.sourceforge.jp/tanks/index.php?SERIAL-KIT
http://homepage3.nifty.com/xxx-xxx/usb_com/index.htm
まったく違う道を行く人のためのサイト
http://park8.wakwak.com/~benzo/ula/ula_1.html

もっと前はレベル変換のための回路の配線が問題だった.
TTLの5Vとrs232の+ー12Vとの電圧レベルの変換についてはelm_chanさんの簡易な方法active cellさんの絶縁回路にする方法、larryさんの本格的?なデスクリート回路昔は恨み言と一緒に公開されていたがもうない見つけたまたなくなった)まで色々ある。私も以前にreudoのシリアル回路の修正方法を示したこともある。トランジスタ回路のオープンコレクタ回路はどんなものでなぜ必要かぐらいは知っておいた方がよい。
コメント (4)
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VIA CHIP のPCからwindows98SEをP2V(物理仮想変換) 

2011年06月15日 | Weblog
windows98SEのP2Vについて説明する。この仕事を頼まれた理由を書いておく。実は前の記事のc driveにはwin98がデュアルインストールされていた、c driveにおいたデータにアクセスはできれば問題はないということで、windows98も起動できるようにするデュアルブートのP2Vは行っていなかった。windows2000をP2Vしたのにシステムが壊れてしまっては元も子もないので止めておいたのだ。今度はwindows98でしか動かないプログラムを起動する必要が出てきたのだ。
1)windows98のパーティションだけを独立にP2Vできればよい。
2)一度HD全部のクローンを取ってから必要な基本パーティションだけ残してあとは開放してしまえばP2Vの作業時間が短くなる。
3)以前使われていたPCを再度現役復帰させて、本番作業の前にシステムバックアップを取ろうと前の記事と同じくbig drive対応のSiI ATAカードを挿したまま80GBの手持ちのIDEに、true image home 11でシステムのバックアップ(クローン)を手動で取った。元のドライブの容量は120Gと大きかったが、予め各パーティションからデータを移動し空の部分をつくっておいたので、各パーティションがほぼ比例縮小されてクローンできた。システム領域まで縮小できるとは思わなかった。これは助かる機能だ。
4)最初のパーティションを残してあとすべてのパティションを開放した。IDEのバスドライバがVIAになっている。これではVMWare converterが変換してくれないのでP2Vできない。
5)ハードウェアの追加から標準バスドライバをつかい、VIAのドライバは無効にした。それから変換したがうまく変換できない。(これは私の理屈にあわない。どこかでミスをしているとおもう。いまでは再試行できない)
6)そこでwindows98の環境移行のテクをつかった。VMware上にCDで新規にwin98を最小インストール。windowsのインストールフォルダー名は元のシステムと一致させておく。
7)c-driveをネットワーク共有させ、そこへ元のwin98システムの入ったc-driveの3つのファイルをのぞいて全部をcopy(fastcopyが便利)する。swapファイル(元のシステムでは仮想メモリを使わない設定にしておいた)、古いMSDOS.sysとIO.sys(これは絶対にだめ)はcopyしない。
8)windows98のP2V変換はマザーボード間での環境移行とほとんど同じだ。行き先の仮想環境は古いintel chipのマザーだ。
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玄人志向ATA100RAID PCI(CMD-649, SIL0649)の 抵抗R63を取り外しBOOTデバイスにする

2011年06月15日 | old windows
SUNの情報だがATA33や66をUltraATA100へ変更する情報を残しておく。
玄人志向ATA100RAIDPCIが使えるが以下の改造が必要。
このボードはコントローラチップはCMD-649またはSilicon Image SIL0649
が載っていて、このチップのドライバーはwindows2000に最初から(defaultで)含まれている。SUNではチップ抵抗R63を取り外したらBOOTデバイスとして使える。
R63が付いたままshow-devsで確認すると、このカードは下記のように認識される。
/pci@1f,0/pci@1/raid@2
R63をニッパーで切り取ることで下記のようにHDDを認識した。
/pci@1f,0/pci@1/ide@2/disk
ROMはRAIDコントローラ用らしく、外しても問題ないそうだ。
(windowsならROMを解釈して選択画面がでたはずだが今はボードを持ってない
ので試せない)
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