無用の用無 失敗の記録帳、こうすりゃよかったのね。

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統計学の相関は因果律を説明しない

2017年04月09日 | 学習
統計学を教える人はあまり深く物理を理解していない。彼らはデータに相関があると因果関係を持ち込みたくなるようだ。とくに寿命と相関があると因果関係を期待しがちだ。歩く速度が速い人は長生きするというものだ。wikipedia で相関係数の誤用や誤解についてにはAとBとの相関係数が高いときに1)AがBを引き起こす2)BがAを引き起こす 3)CがAとBとを引き起こす の3つが考えられ3の誤用に注意すべきとしている。健康だから運動能力が高く歩行速度が速く長寿であるかもしれないことが隠れている。つまり歩行速度と寿命はどちらも健康が原因で、相関をとる前から強く関係しているということだ。歩行速度が速ければ健康といえるだけだ。調べるべき順序は100m走の速さと歩行速度の関係、それから100m走の速さと寿命の関係だ。データサイエンティストという看板の人には注意してほしい。

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