今日はニジマスの話しです。それは群馬県が開発した遊漁用ニジマス「ハコスチ」が、1月8日付で商標登録されました。2002年登録の高級ニジマス「ギンヒカリ」に続く県産ブランド魚。遊漁用のブランド魚は珍しく、県は今年秋から本格的に釣り場へ供給する予定のようだ。2種類のニジマスを交配させたハコスチは、ひれの形が美しく、釣りの際に引きが強いのが特徴だ。
県蚕糸園芸課によると、民間の集計で本県はマス類の管理釣り場数が全国1位。中山間地域の活性化のため、県水産試験場が10年から開発に取り組んできた。14年に民間の釣り場へ、15年に河川へ試験放流し、釣り客から好評だったという。県は今後、ハコスチの知名度を高め、県内の釣りの振興につなげる考え。動画やポスターを作るほか、釣り教室などを行う予定だ。地域振興にニジマスが一役かえばニジマスも喜びマス。お後がよろしいようで・・・。