フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

ロールキャベツについて

2020年06月09日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

欠点ばかりの人間ですが(笑)、良いところをあげるとすれば、食べ物の好き嫌いがないことです。

何でも食べます。まずくても、大丈夫です。全部、キレイに食べてしまいます。

逆に、好き嫌いが全くないというのは、ちょっとおかしい気もしています。

人間の好き嫌いはきちんとありますから。

僕が食べ物に好き嫌いがないと言うと、疑り深い人が「ほんとに、嫌いなものないの?」って聞いてきます。

「ないよ」というと、

「じゃあ、あえて言えば何?」って突っ込んでくるアホがいます。

「うーん、あえて言えば、ロールキャベツかな」と答えたことがあります。

ロールキャベツは嫌いではありません。

ただ、あの食感がいまいちだなと思っていただけです。

そこに、たまたま洋食屋の息子がいて、「ロールキャベツはハシで食べる?」って聞いてきました。

「そうだよ、ハシだよ」と僕は言いました。

「そのまま、かぶりついて食べるんでしょ」

「まあ、そうかな」と答えると

「ナイフとフォークで食べてごらん。そしたらうまいから。家庭のは硬いんだよ」と言っていました。

それから、何年もの月日が流れ、ロールキャベツを食べる機会がありました。

それで、そのときの話を思い出しました。

まあ、ためにしにと思い、ナイフとフォークで食べてみました。

うーん、確かにうまかったです。

ハシでかぶりつくと、食感が悪いですが、ナイフとフォークで、小さくして食べると美味しいです。

それからまた、何年か経って、新宿のロールキャベツの有名な洋食店に、行く機会がありました。

ロールキャベツを頼んで食べたら、柔らかくてめちゃくちゃ美味しかった。

キャベツが柔らかくてふわっとしているのに、驚きました。

そんなこんなで、今となっては、ロールキャベツは、大好物です。

僕に食べ物の死角はなくなりました。あしからず。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 池田エライザが歌うSWEET MEM... | トップ | 文章中の時間の流れについて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日々の出来事・雑記」カテゴリの最新記事