僕はPCを2台持っています。1台はデスクトップ(以下A)で家に常設してあり、もう1台はノートPC(以下B)で移動用に使っています。さてある日のこと、PCが2台あるのを利用して、Aで無線をやりながらデーターを入力しBではQSLカードのデーターを入力していました。無線の運用も一息ついたのでBのデーターをAにリストアした時です。「しまった!」時すでに遅しでした。お気付きと思いますが、最初AもBも同じデーターが入っていました。無線運用の段階でAには交信データーが加えられ、Bにはカードのデーターが加えられています。つまり各PCに別のデーターが加えられています。そこへBのデーターをAへリストアしたものですから、Aに入力したこの時の交信データがBのデーターの上書きによって全て消失してしまいました。本来はAへ新たに入力されているデーターをBに再入力してからそのデーターを再度Aへ移すべきなのですが(データーの結合という方法もありそうですが、手順が複雑なので僕はあまりやりません)、もう如何しようもありません。当時交信して頂いた各局からのQSLカードを頂いて、それから再入力となりそうです。各局の皆さん御免なさいです。そんな失敗を回避する為に今後はUSBメモリーとフロッピーディスクの二つのメディアにデーター保存することにしました。
ところが、とっても便利な「ハードディスク(HDD)」が発売されました。バッファローの「HD-WIU2/R1」シリーズの製品です。一つの筐体の中に二つのHDDが入っています。記録方式は三種類あって、
①ミラーリング(RAID1)モード
この製品の一番のウリですが、「自動的にバックアップをとる」と言った方が分りやすいかもしれません。一回の操作で2台のHDDに同じデーターを記録する事が出来ます。
②スパニングモード
搭載されている2つのドライブを合体させ、1台のハードディスクとして使用することができます。当然ですが領域は倍に広がります。製品によっては1.5TB(テラバイト;1012バイト)なんていう、とてつもないものまであります。
③通常モード
2台のHDDにそれぞれ別のデーターを入力する事が出来ます。
僕の失敗を救ってくれそうなのは①と③のモードのようです。普段は①のモードで記録して別のPCのデーターをリストアする時だけ③のモードで記録すれば「しまった!」となっても、もう一台のHDDに前のデーターが残っているので「助かった!」という事になります。神様みたいな「ハードディスク(HDD)」です。
製品についての詳細は此方から。
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http://buffalo.jp/products/catalog/storage/hd.html