さっきコンビニに行って、マルボロライトを2箱とペパーミント味のガムをレジに持っていくと、レジの店員が突然の叫び。「当たりでも出たんかいな」と、タバコにそんな洒落たサービスが無いのを百も承知で、店員に聞いてみた。ウーピー・ゴールドバーグそっくりのオバチャンは、ただでさえデカい目をさらに大きくして(これ、誇張でもなんでもなく、後頭部を軽くたたいたら目玉が落ちるんじゃないかと思えるほど)、「レジを見てごらんよ」と一言。レジのモニターに映し出された商品金額の合計を見れば、そこには7ドル77セントの表示。さすがに目玉が飛び出るくらい驚くことは無かったが、それはそれで嬉しいもので、こんな事もあるんだ。「6ドル66セントじゃなくてよかったね」とオバチャンは笑いながら言ったけど、たしかにそれは気持ち悪いよなぁ。
ロンドンのテロからしばらく経ったけど、連絡のつながらなかった大学院時代の悪友からもメールが来て、ホッとしているのが正直な気持ちだ。家族も友人も、それからフィアンセ(結婚間近のためか、この単語を何度も強調して言いやがった…、羨ましいなぁ)も無事だったようで、携帯電話が今でも繋がり難いとボヤいていた。ロンドンは大学院時代のもう1人の悪友の出身地で、彼女はスペインのマドリッドに移り住んでたんだけど、家族や友達は大丈夫だったのかと心配になり、やはりメールしてみた。メールを送信してから10分後には返事が返ってきて、ラジオの本番前だったけど、僕はメールの内容に絶句。ロンドンのみんなは無事だったらしいけど、彼女は最近南アフリカに引っ越したんだとか。オーストラリアにも同じ事が言えるけど、ここから何日で着くんだろうか…。遠い…、頭に出る言葉はただそれだけ。ロンドンみたいに気軽に遊びに行ける距離じゃ無い事は確か。
そのロンドンのテロ事件に関する続報が今日もイギリスのメディアから伝えられていて、スコットランド・ヤードが自爆テロの実行犯4人の身元をほぼ特定したらしい。現場に容疑者のクレジットカードが落ちていたり、自爆テロ犯の頭が胴体と切り離されていた事から(イスラエルではよくある話で、体に巻きつけた((もしくはリュックに入れた))爆弾を爆発させると、爆風で自爆犯の頭が吹き飛ぶもので、ロンドンのケースでも首無しの遺体が何体か発見されていた)、4人が実行犯だとほぼ断定されたようだ。ミドルクラスの「普通の市民」がテロに走ったかもしれないという話が興味深かったので、英タイム紙の記事を紹介しようと思っているけど、こういった「スリーパー・セル」の話に一般市民がパニックを起こさない事を祈る。事件の真相究明にはまだまだ時間がかかりそうだし、実行犯とされる4人が本当に実行犯だったのか100パーセント証明できるものは何も無いのだから。
ロンドンで発生した連続縛テロを捜査するロンドン警視庁は13日、事件の実行犯を特定した事を明らかにし、実行犯の4人全てがパキスタン系イギリス人であった模様。4人のうち3人は、イギリスのメディアによってすでに実名報道が行われており、3人を知る地元住民らからは驚きの声があがっている。14日付の英タイムズ紙によれば、実行犯のタンウィール・シャザットとハシーブ・フセインの2人は地元警察によって昨年逮捕されていた過去があり、シャザットは乱暴行為、そしてフセインは万引きが逮捕理由だったのだという。2人は注意を受けただけで、起訴される事はなかったが、地元警察は2人に過激な思想があるとは考えていなかったようだ。3人目のムハマンド・カーンはリーズ市内のビーストン地区にある学校に勤務していた。
14ヶ月になる娘の父親でもあったカーンは、ビーストン地区にある学校でイギリスにやってきたばかりの移民の子供達の相談役を務めており、周囲からの評判は極めてよかった。学校関係者はカーンが物腰の柔らかく親切な人物で、子供達からは「バディー」と呼ばれ人気があったと語る。タイムズ紙は4人目の実行犯を、非公式の情報としながらもリーズ出身のエジャズ・フィアズという30代前半の男性と報じ、この人物の親戚の1人が現在も警察から事情聴取を受けていると伝えている。また、ロンドン警視庁はリーズ大学で講師として化学を教えていたエジプト出身の男性の行方も追っており、33歳のこの男性は爆発物が発見された民家の1つを借りていたとの情報がある。この男性は最近になって姿を消しているが、隣人らにはビザに問題があったと語っていた。
タイムズ紙はさらに事件の首謀者として、イギリス生まれのパキスタン系男性の存在をあげ、この人物が事件発生前にイギリスを出国した可能性があると報じている。治安関係者らの話では、この男性は過去のテロ事件に関与していたり、アメリカ国内のアルカイダ支持者ともつながりがある模様だ。治安関係者らは彼がリーズ市内で実行犯らと会い、攻撃目標を支持したものと見ている。4人の実行犯はロンドンに向かう前、ルートン駅で待ち合わせをしていたと見られるが、駅構内に設置された監視カメラの映像には5人目の容疑者らしき人物も写っていた事が判明している。この人物もパキスタン系の可能性が高いと警察当局は睨んでいるが、彼のその後の行方は全くつかめていない。
火曜日にデトロイトで行われたメジャーリーグのオールスターゲームだが、以前にも増してアフリカ系アメリカ人選手の数が減少していることが鮮明となった。仮にシカゴ・カブスのデレク・リー1塁手がアルバート・プホルスをファン投票で抜いていなかったら、1948年に初めてオールスターゲームが始まって以来、先発出場選手18人の中にアフリカ系アメリカ人が全く含まれていなかったことになる。火曜日の球宴に出場した全64選手のうち、アメリカ生まれの黒人選手はリーを入れてわずかに5人だけで、アフリカ系アメリカ人のスター選手が確実に減少していることを物語っている。1994年の球宴では両チームで先発出場した外野手全てがアフリカ系アメリカ人だったが、この10年間で状況は大きく変わっている。
アメリカ生まれの黒人野球選手の数が減少し、さらにそれに比例してスター選手の数も少なくなってきているが、この数年間のドラフト状況を見てみると、有望株とされる黒人選手が再び増えつつあることが分かる。阪神タイガースでもプレーしたセシル・フィルダーの息子プリンスは父親の仕事の関係もあって、幼少時代をクラブハウスで頻繁にすごし、多くのホームランバッターの姿を見て成長してきた。現在21歳のフィルダーは同世代の選手の中では群を抜いて注目されているが、本人は子供の頃にそれほど野球に興味がなかったとロサンゼルス・タイムズ紙に語っている。フィルダーはバスケットボールやアメリカンフットボールにより関心を示していた子供時代について語り、野球にはないスピード感に憧れたことを告白している。フィルダーに限らず、都市部に住む多くのアフリカ系アメリカ人の若者が、フットボールやバスケットボールにより大きな魅力を感じている。
アフリカ系アメリカ人の若者がバスケットボールやフットボールに魅了されるのは、それぞれのスポーツのマーケティング戦略が成功した証拠でもあるが、草の根レベルでの黒人野球人口が減少している理由は他にも挙げられる。現在、全米の野球用グラウンドの90パーセント以上が郊外にあり、都市部に住む多くの黒人が利用しにくい状況となっている。また、大学野球での黒人選手の数は全体の4.5パーセント足らずだが、これは野球がバスケットボールやフットボールよりも奨学金が出にくい事も原因にあるようだ。ロサンゼルスでは過去にオジー・スミスやダリル・ストロベリーといったアフリカ系アメリカ人の名選手を数多く輩出してきたが、都市部での野球人口の減少に、関係者は新たな対策を現在考えているところだ。
「何をこの時期に…」と思われるのを承知で言うと、コールドプレイのアルバムを買おうか買うまいかと先月から悩んでいて、数年前にヒットした「クロックス」という曲のサビの部分が何度か夢の中で流れる始末。少し前に見たエドワード・バーンズとレイチェル・ワイズの犯罪コメディの最後でかかってたこの曲、久しぶりにコールドプレイの事が気になっている。そう思っていると、ボストン・レッドソックスのブロンソン・アローヨ投手が90年代のヒット曲を集めたカバーアルバムを出すとのことで、それも気になってしまって。曲の多くがパールジャムなどのグランジのカバーで、彼と同世代の僕には懐かしい曲ばかり。レッドソックスという名前抜きにしても、聞いてみたいアルバムだ。あと、ローリン・ヒルがいよいよ本格的に復帰するかもしれないとの知らせも入ってきてる。待ってましたぜぃ、ローリン姉さん!
ロンドンのテロからしばらく経ったけど、連絡のつながらなかった大学院時代の悪友からもメールが来て、ホッとしているのが正直な気持ちだ。家族も友人も、それからフィアンセ(結婚間近のためか、この単語を何度も強調して言いやがった…、羨ましいなぁ)も無事だったようで、携帯電話が今でも繋がり難いとボヤいていた。ロンドンは大学院時代のもう1人の悪友の出身地で、彼女はスペインのマドリッドに移り住んでたんだけど、家族や友達は大丈夫だったのかと心配になり、やはりメールしてみた。メールを送信してから10分後には返事が返ってきて、ラジオの本番前だったけど、僕はメールの内容に絶句。ロンドンのみんなは無事だったらしいけど、彼女は最近南アフリカに引っ越したんだとか。オーストラリアにも同じ事が言えるけど、ここから何日で着くんだろうか…。遠い…、頭に出る言葉はただそれだけ。ロンドンみたいに気軽に遊びに行ける距離じゃ無い事は確か。
そのロンドンのテロ事件に関する続報が今日もイギリスのメディアから伝えられていて、スコットランド・ヤードが自爆テロの実行犯4人の身元をほぼ特定したらしい。現場に容疑者のクレジットカードが落ちていたり、自爆テロ犯の頭が胴体と切り離されていた事から(イスラエルではよくある話で、体に巻きつけた((もしくはリュックに入れた))爆弾を爆発させると、爆風で自爆犯の頭が吹き飛ぶもので、ロンドンのケースでも首無しの遺体が何体か発見されていた)、4人が実行犯だとほぼ断定されたようだ。ミドルクラスの「普通の市民」がテロに走ったかもしれないという話が興味深かったので、英タイム紙の記事を紹介しようと思っているけど、こういった「スリーパー・セル」の話に一般市民がパニックを起こさない事を祈る。事件の真相究明にはまだまだ時間がかかりそうだし、実行犯とされる4人が本当に実行犯だったのか100パーセント証明できるものは何も無いのだから。
ロンドンで発生した連続縛テロを捜査するロンドン警視庁は13日、事件の実行犯を特定した事を明らかにし、実行犯の4人全てがパキスタン系イギリス人であった模様。4人のうち3人は、イギリスのメディアによってすでに実名報道が行われており、3人を知る地元住民らからは驚きの声があがっている。14日付の英タイムズ紙によれば、実行犯のタンウィール・シャザットとハシーブ・フセインの2人は地元警察によって昨年逮捕されていた過去があり、シャザットは乱暴行為、そしてフセインは万引きが逮捕理由だったのだという。2人は注意を受けただけで、起訴される事はなかったが、地元警察は2人に過激な思想があるとは考えていなかったようだ。3人目のムハマンド・カーンはリーズ市内のビーストン地区にある学校に勤務していた。
14ヶ月になる娘の父親でもあったカーンは、ビーストン地区にある学校でイギリスにやってきたばかりの移民の子供達の相談役を務めており、周囲からの評判は極めてよかった。学校関係者はカーンが物腰の柔らかく親切な人物で、子供達からは「バディー」と呼ばれ人気があったと語る。タイムズ紙は4人目の実行犯を、非公式の情報としながらもリーズ出身のエジャズ・フィアズという30代前半の男性と報じ、この人物の親戚の1人が現在も警察から事情聴取を受けていると伝えている。また、ロンドン警視庁はリーズ大学で講師として化学を教えていたエジプト出身の男性の行方も追っており、33歳のこの男性は爆発物が発見された民家の1つを借りていたとの情報がある。この男性は最近になって姿を消しているが、隣人らにはビザに問題があったと語っていた。
タイムズ紙はさらに事件の首謀者として、イギリス生まれのパキスタン系男性の存在をあげ、この人物が事件発生前にイギリスを出国した可能性があると報じている。治安関係者らの話では、この男性は過去のテロ事件に関与していたり、アメリカ国内のアルカイダ支持者ともつながりがある模様だ。治安関係者らは彼がリーズ市内で実行犯らと会い、攻撃目標を支持したものと見ている。4人の実行犯はロンドンに向かう前、ルートン駅で待ち合わせをしていたと見られるが、駅構内に設置された監視カメラの映像には5人目の容疑者らしき人物も写っていた事が判明している。この人物もパキスタン系の可能性が高いと警察当局は睨んでいるが、彼のその後の行方は全くつかめていない。
火曜日にデトロイトで行われたメジャーリーグのオールスターゲームだが、以前にも増してアフリカ系アメリカ人選手の数が減少していることが鮮明となった。仮にシカゴ・カブスのデレク・リー1塁手がアルバート・プホルスをファン投票で抜いていなかったら、1948年に初めてオールスターゲームが始まって以来、先発出場選手18人の中にアフリカ系アメリカ人が全く含まれていなかったことになる。火曜日の球宴に出場した全64選手のうち、アメリカ生まれの黒人選手はリーを入れてわずかに5人だけで、アフリカ系アメリカ人のスター選手が確実に減少していることを物語っている。1994年の球宴では両チームで先発出場した外野手全てがアフリカ系アメリカ人だったが、この10年間で状況は大きく変わっている。
アメリカ生まれの黒人野球選手の数が減少し、さらにそれに比例してスター選手の数も少なくなってきているが、この数年間のドラフト状況を見てみると、有望株とされる黒人選手が再び増えつつあることが分かる。阪神タイガースでもプレーしたセシル・フィルダーの息子プリンスは父親の仕事の関係もあって、幼少時代をクラブハウスで頻繁にすごし、多くのホームランバッターの姿を見て成長してきた。現在21歳のフィルダーは同世代の選手の中では群を抜いて注目されているが、本人は子供の頃にそれほど野球に興味がなかったとロサンゼルス・タイムズ紙に語っている。フィルダーはバスケットボールやアメリカンフットボールにより関心を示していた子供時代について語り、野球にはないスピード感に憧れたことを告白している。フィルダーに限らず、都市部に住む多くのアフリカ系アメリカ人の若者が、フットボールやバスケットボールにより大きな魅力を感じている。
アフリカ系アメリカ人の若者がバスケットボールやフットボールに魅了されるのは、それぞれのスポーツのマーケティング戦略が成功した証拠でもあるが、草の根レベルでの黒人野球人口が減少している理由は他にも挙げられる。現在、全米の野球用グラウンドの90パーセント以上が郊外にあり、都市部に住む多くの黒人が利用しにくい状況となっている。また、大学野球での黒人選手の数は全体の4.5パーセント足らずだが、これは野球がバスケットボールやフットボールよりも奨学金が出にくい事も原因にあるようだ。ロサンゼルスでは過去にオジー・スミスやダリル・ストロベリーといったアフリカ系アメリカ人の名選手を数多く輩出してきたが、都市部での野球人口の減少に、関係者は新たな対策を現在考えているところだ。
「何をこの時期に…」と思われるのを承知で言うと、コールドプレイのアルバムを買おうか買うまいかと先月から悩んでいて、数年前にヒットした「クロックス」という曲のサビの部分が何度か夢の中で流れる始末。少し前に見たエドワード・バーンズとレイチェル・ワイズの犯罪コメディの最後でかかってたこの曲、久しぶりにコールドプレイの事が気になっている。そう思っていると、ボストン・レッドソックスのブロンソン・アローヨ投手が90年代のヒット曲を集めたカバーアルバムを出すとのことで、それも気になってしまって。曲の多くがパールジャムなどのグランジのカバーで、彼と同世代の僕には懐かしい曲ばかり。レッドソックスという名前抜きにしても、聞いてみたいアルバムだ。あと、ローリン・ヒルがいよいよ本格的に復帰するかもしれないとの知らせも入ってきてる。待ってましたぜぃ、ローリン姉さん!